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「気付きが得られました」に対する違和感  はてなブックマーク - 「気付きが得られました」に対する違和感

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セミナーに参加したり、本を読んだりした後に、「気づきが得られました」と言う人がいます。


別にそれを否定するわけでは無いのですが、「気づきが得られました」と言う人に「具体的にどんな気づきが得られましたか?」と聞くとたいてい、セミナーの内容や本の内容そのままを言うように思います。

あるいは、SNSやブログに「気付きが得られました」と書いても、具体的に何に気づいたかは書いていない人が多いのではないでしょうか。


私にとってそれは「気付きが得られました」ではなく、「学びが得られました」あるいは「いいこと聞きました」です。




本当に 「気づく」ことができたのか?

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辞書的な意味はともかく、私にとっての「気づき」とは、それまで意識しなかった考えを自ら生み出すことです。

アイデアとアイデアがつながり「あっ!!」とひらめくあの瞬間を、「気づく」と言うのです。


もちろんゼロから生み出すわけではなく、何かしらのキッカケはあります。

しかし、そのキッカケそのものが「気づき」ではなく、そこから何かの新しい考えに及んだ時に「気づきが得られた」と言うのではないでしょうか。


つまり「気づく」とは、「新しい学びを得た」よりももっと深いのです。


たとえば、

「本『アテンション――「注目」で人を動かす7つの新戦略』を読んで、たくさんの気づきが得られました!」

とだけでは、なんとなく残念です。

本当に気づいたり、本当に何か学んでいたら、もっと具体的にどんな気付きが得られたか言う(書く)でしょう。


しかし、

「本『アテンション――「注目」で人を動かす7つの新戦略』を読んで、目立つことが大事だ!という気づきが得られました!」

では足りません。

それは本に書いてあることそのままなので、「気づき」ではなく「学び」だと思うのです。

「本『アテンション――「注目」で人を動かす7つの新戦略』を読んで、ちょうど自分は赤色が好きなので、いつも赤のジャケットを着て目立とう!と気付きました!」

とここまで言うと初めて「気づき」だと言えるのではないでしょうか。


【必読書】夢や目標を実現するために! 「注目」で人を動かす3つの新戦略 〜本『アテンション』



教わるのは簡単、気づくのは困難

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人から教えてもらうのは簡単です。

しかし「自分で考える」ということが今、もっと大切なのではないでしょうか。


人からの学びを発展させて、自分が何を生み出し、どんな行動を起こすのか。

そういったところまで考えたいものです。
 


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