【人生相談】 厚切りジェイソンが日本人に伝えたい3つのこと 〜本『日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy』

本『日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy』の著者はあのお笑い芸人、厚切りジェイソンさん。僕は日本が好きです。ただし、現在の日本を深く見てみると、将来が少し心配です。(中略)
日本には改善の余地があると思います。そんな日本で革命を起こしたいです。P.2
芸人でありながらIT企業の役員でもある彼が、ツイッターで行っている人生相談が大人気。
それに解説が加えられたのが本書です。
今日は本書から3つの教えを紹介します。
1. 上司は「やり方」ではなく「結果」を指示すべき
指示がやり方ではなく結果であるべき。結果さえ出れば、革命的なやり方が生じる可能性、結果を超える可能性もある
— 厚切りジェイソン (@atsugirijason) 2015年5月26日
もう最善のやり方徹底したの?一生そのまま?なら折角新鮮なアイデアを持つ新人いらないよね
RT @mickeyuota: 指示通りに動かない部下は邪魔(これが日本社会)
私が某大企業で働いていた新人のころ、新人でありながら割りと自由に仕事をさせてもらえました。せっかく新しい人が入って、刺激を与えられる人材がいるのに、上司が古い考え方を押し付けている。これじゃ、永遠に変わらない。
P.35
先輩方の過去の仕事を参考にしつつも、あれこれ工夫を取り入れたのですが、それを許してくれたことでどんどん仕事が楽しくなりました。
あのときもし「勝手なことをするな、言われたとおりにしろ。この手順通り、このフォームを守ってやれ」と言われていたら、モチベーションが下がっていたでしょう。
2. 無難な人生はつまらない
死ぬ直前に「無難に生きてきてよかったな」と言う人は聞いたことない。僕は失敗しても貴重な経験を身につけ次を考える。一回失敗したぐらいで世は止まりはしない
— 厚切りジェイソン (@atsugirijason) 2015年5月3日
RT @xxx_iroiro: 夢諦めてたら無難に生きられたのにと後悔しそうで怖くなる。夢追う時に失敗するかもと怖くならない?
自由のある安定した生活は悪くない。やりたいことをやる余地もあるし
— 厚切りジェイソン (@atsugirijason) 2015年6月11日
ただ安定だけのために人生の全てを尽くすのであれば結局生きていないとあまり変わらない。人生が終わる寸前で「安定していたな」としか言えないのは僕にとって一番怖い
RT @lucky_sig: 生活の安定をとるべきか
厚切りジェイソンさんはお笑い芸人ザブングル加藤さんのライブを見て「飲みに行こう」と連絡先を渡し、その後本当に飲みに行ってお笑い芸人になりたいと相談したのだとか。お笑いの養成所に入った時も、成功する確率はとても低いから、「1年やってみてダメだったと思う可能性も高そうだな」と思いながら始めた。でも別に、ダメだったとしても「芸人になって良かったな、楽しかったな」と思うだけだもの。
(中略)
夢が完璧に実現できなくても、それは失敗じゃないよ。いろいろ気づくし、その経験を活かして別のことができる。
唯一の失敗はやらないこと、もしくはあきらめることだ。P.109
そこで加藤さんからは「やめとけ」と言われるも、どうしてもと言うなら芸人養成所の土日コースへ行ってみたらと提案され、実際に通い始めるのです。
やりたい!と思ったことに挑戦するその勢い、素晴らしいですね。
3. 「本業」「副業」なんて考え方は古い
日本が「本業」に対する考え方が固いし古い。どっちが本業かと?
— 厚切りジェイソン (@atsugirijason) 2015年7月28日
日本が言う「本業」となると、
・人間=仕事
・一つ以上の事出来ない
僕の考え方だと、
・人間≠仕事
・人間=今までの経験、意見、考え、趣味、特技、意志、夢、失敗、希望
無理矢理に一つに絞る=人間の可能性を制限する
日本に来てから、よく「二足のわらじですごいですね」と言われるけど、嬉しくない。なぜなら、この言葉は「普通、一つのことしかできませんよね」という固 定概念からきている発言だから。「すごい」と言われると、ほめられているというより、「間違ってますよ」と言われている気分になるんだ。
P.55
私も、マインドマップ・インストラクターとしてセミナー講師をしたり、フリーライターとして文章を書いたりと複数のことをしていますが、どれが「本業」ということはありません。よく「どっちが本業ですか?」と聞かれるけど、「本業」って変な言葉。それって、もう片方は副業ってことだよね。僕は、どっちが”本”でどっちが”副”かなんて、考えない。ただ、会社役員と芸人をやっているジェイソン、それだけ。
P.118
サラリーマンでも、会社以外でビジネスをしている方を何人も知っています。
日本人の「働き方」も、大きく変わってきていますね。
まとめ

外から来た人は、日本のことがよく分かるのでしょう。
厚切りジェイソンさんの言葉には、説得力があります。
これまでの常識にとらわれず、チャレンジを恐れず、厚切りジェイソンさんのように他人があり得ないと言うことでも自分を信じて取り組みたいものです。
最後にもう一言、厚切りジェイソンさんの言葉を紹介します。
この記事はあなたの役に立ちましたか?一度きりの人生だから、楽しもう。少しだけでも自分のために生きろ。人生はなんとかなる、次の冒険が始まるだけだ。
P.3
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管理人コウスケのひとこと
『ほめるためには「負けを認める」』がとても大事。20代の頃はこれができなかった。/
— コウスケ@マインドマップ講師 名古屋愛知 (@kosstyle) 2016年4月24日
社会弱者にならないために!賢人に学ぶ「話し方」6つのポイントhttps://t.co/yO9gJ3aVIF pic.twitter.com/aMdLee9uwZ
- [2016/04/27 23:09]
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