【必読書】夢や目標を実現するために! 「注目」で人を動かす3つの新戦略 〜本『アテンション』

あなたは「目立つ」ことが好きですか?
「いやぁ、私は目立つのは苦手で…」なんてもう、言ってられませんよ。
目立ったほうが良いのは、芸能人や自営業者だけではありません。
会社員だって、「注目」を集めることができれば、物を売ったり契約を得たりしやすいし、その結果、出世しやすくなるのです。
逆に「注目」が得られなければ、どんなにいい人だって、どんなに良い仕事をしたって、大きな結果を得にくいのです。
今日は本『アテンション――「注目」で人を動かす7つの新戦略』から、3つのポイントを紹介します。
1. 目立たせる
当たり前のようですが、工夫の余地が大きくあります。人混みで黒いスーツを着た男性は、赤いスーツの男性よりはるかに注意を惹きにくい。われわれには集団のなかで目立つ手がかりに注目する傾向がある。(中略)
人の記憶には、単独かほかとちがう感覚的手がかりが残りやすい。これを、心理学者で小児科医のヘドウィク・フォン・レストルフにちなんで「フォン・レストルフ効果」と呼ぶ。P.44
ブログを書いていても太字や大きなフォントを使うことで注目を集められますね。
また私の知人で、ネットで目立ってる人の何人かはルックスにインパクトを持っています。
目立てば注目を集め、記憶に残りやすいのです。
女性ヒッチハイカーが黄・青・白・黒・緑それぞれのシャツを着ているときに比べ、赤いシャツを着ていると男性ドライバーが乗せてくれた確率が圧倒的に高かった、という本書にある実験結果も興味深い内容です。
2. 希少価値があるように見せる
大量に安く売っています!と目立たせるのも良いですが、安売り競争になって苦しむのは自分です。コモディティ理論の前提は単純だ——何かが希少になればなるほど価値が高まる。だが、ここで重要なのは、なぜ何かが希少になるのかだ。(中略)
人気があるという説明で価値は変わらないが、もとから供給がかぎられているという説明なら価値が高まるのだ。
次のふたつの商品説明を比較すれば、いま言ったことの意味がわかるだろう。
1 当社のクッキーには最高のチョコレートチップと有機栽培素材を使っています。人気商品なので、いつも売り切れです。
2 当社のクッキーには最高の素材を使っていますが、季節柄、まもなくその素材が手に入らなくなります。今週いっぱい販売させていただき、次は来年までお待ちいただくことになります。P.99
そうではなく、価値を高める工夫が大切ですね。
ガトーショコラの価格を4倍に値上げしたのに売れまくっている、という話を以前紹介しました。
安売りではなく値上げして、価値を高めたのです。
3. 評判を利用する
私たちは以下に注目し、信用する傾向があるといいます。肝心なのは「なにを言うか」より「だれが言うか」
P.71
- 専門家(白衣を着るだけで注意力が増す)
- 権威者
- 合法的権威(大統領や、警察本部長など)
- 伝統的権威(君主制や、皇帝)
- カリスマ的権威(英雄的行為、リーダーシップなど)
- 大衆(世論調査、売上数など)
以前TVで「医者の多くが風邪の初期には葛根湯を飲んでいる」と見て、私は葛根湯を買いました。
また最近、カリスマ的人気のファッション雑誌編集長が持っていたバッグを私も購入しました。
さらに先日は、食べログのランキングを見て評判の良いお店で食事をしたばかりです。
まんまと「評判」に動かされているわけですね。
逆に人を動かしたければ、「評判」をうまく利用することもポイントなのです。
まとめ

ここで紹介したのは本当にごく一部。
本書にある
- 3つの注目
- 7つのトリガー
仕事にも人生にも、必ず良い影響がある。そう言い切れます。
年間100〜200冊読む書評ライターで読書術 講師の私が、この本を自信を持ってオススメします。
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— コウスケ@マインドマップ講師 名古屋愛知 (@kosstyle) 2016年4月16日
- [2016/05/31 06:30]
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