「離婚式」「涙活」企画者に学ぶ!誰でも斬新なアイデアを生み出すには『企画はひっくり返すだけ!』

「離婚式」「涙活」を知っていますか?
- 離婚式(離婚する人のための式)
- 涙活(積極的に涙を流す活動)
今日は本書から、意外なアイデアを生み出すのに重要な3つの考え方を紹介します。
1. 常に反対語を思い浮かべる
著者は「ひっくり返しテク」で、以下のような企画を次々と成功させています。世界は「ひっくり返しテク」で企画化できるネタの宝庫です。
身の回りのもの、知った言葉や概念を、どんどんひっくり返す習慣をつけましょう。(中略)
実際の規格化に結びつくかどうかはともかく、これ自体、なかなか楽しいものです。しかも、企画を考えるトレーニングにもなります。P.039
- 離婚式(結婚式の反対)
- 涙活(積極的に涙を流す活動)
- 試し書きコレクター(捨てるはずの文具店の試し書きを集めて展示)
面白いですね。
ゼロから素晴らしいアイデアを考える必要はないのです。
考えるのは、ひっくり返すこと。それだけです。
例えばどんなことが考えられるでしょう?
私の場合、最近したことを元にこんなことを考えてみました。
- 風邪薬を飲んだ→風邪薬に頼らない健康法
- 「無印良品」へ行った→「ブランド粗悪品」を紹介するサイト開設
- ダイエットしたい→太りたい人向け講座
- 惣菜を3つ選べる店へ行った→体調や体型から勝手にメニューを決められる飲食店
こんなアイデア、バカげてる?意味がない?
それでも良いのです。
2. タブー視しないでどんどん出す
マインドマップ・インストラクターとしてアイデア発想法をお伝えしている私も、いつも受講者にこのことを大切にお伝えします。「ひっくり返し用語」を考えていると、どうしても「いや、これは不謹慎でダメでしょ」「これは実現不可能」などと、どうしても自分でセーブしたり、タブーを作ったりしそうになります。世の中の常識や価値観を、ひっくり返すのですから当然です。
しかし、そこで制限してしまうと、インパクトのある企画が生まれる可能性を、自ら捨ててしまうことになります。
不謹慎だろうと実現不可能だろうと、まずはあなたのノートやパソコン上に書き出すだけなので、タブーを作らなくてOK。制限しないで、どんどん書き出してみましょう。P.040
アイデアが出ないのではなく、自ら捨ててしまっていることが多いのです。
3. 「ダメなアイデア」を100個考えるところから
数を100と決めてアイデア出しするのは面白いですね。アイデアが「出ない、出ない」とうんうん唸っている人は、最初からいいアイデアを出そうと頑張っていることが多いもの。そう考えてしまうと、とたんにアイデア出しがしんどくなってしまいます。(中略)
ダメなアイデアを100個出すところから始めましょう。そのほうが、遊び心が使えて楽しいし、頭もやわらかくなるし、枠がとっぱらえて企画の幅が広がります。P.042
しかもアイデア出しの場合は、バカげているアイデアほど良いのです。
バカげたアイデア自体も、それをアレンジすると素晴らしいアイデアに生まれ変わることがあるのです。
バカげたアイデアを捨ててはいけません。
まとめ
上記の考え方で、面白いアイデアは浮かぶでしょう。しかしその後が重要です。
実行しないアイデアは、無意味なのです。
思い付いた「アイデア」をどのように「企画」にするか。
そのあたりも詳しく書かれているのが本書の魅力です。
目次:
はじめに オリジナルな発想なんかいらない!
1章 ひっくり返すだけでできる「アイデア発想法」
2章 アイデアを使える企画に仕上げる「後付けテクニック」
3章 やらずに後悔するよりやって後悔する「行動力」
4章 メディアを動かし注目される「一人電通」のススメ
5章 趣味で終わらせないための「マネタイズ理論」
おわりに アイデアの道は誰の前にも開かれています
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管理人コウスケのひとこと
読書術講師として、本を読まない若者向けに書きました。/
— コウスケ@マインドマップ講師 名古屋愛知 (@kosstyle) 2016年3月24日
読書術の講師も実践する、1日1冊読めるようになる“たった3つ”のステップ│タウンワークマガジン https://t.co/NeDmMD6gJK pic.twitter.com/Fg77akBdwY
- [2016/03/31 00:02]
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