『絶望は神さまからの贈りもの』 偉人が証明する「ピンチ」は「チャンス」3つのエピソード

著者はこう言い、偉人たちの人生がそれを証明しているといいます。今日を境に、あなたの人生から、「不幸」はなくなります!
というのは、「不幸」は「幸せ」の前触れだからです。
あらゆる「ピンチ」は「チャンス」に変わります。P.2
- ビートルズのポール・マッカートニーは放火容疑で国外追放にされた
- ベートーベンは気力をなくし遺書を書いた
- Appleスティーブ・ジョブズは自分のつくった会社から追放された
しんどいときに読むと元気が出る本『絶望は神さまからの贈りもの』から、以下の3人について紹介します。
- マハトマ・ガンジー
- アンネ・フランク
- ネルソン・マンデラ
1. 自我を手放す(ガンジー)
暴力を一切使わず、「非暴力、不服従」によってインド独立に成功した、マハトマ・ガンジー。彼は自分だけでなく、国のために闘いました。
みんな自分を守ることに必死で、あくせく生きています。
でも、「自分が!自分が!自分が!」という自我や自分の都合を手放すことができたら、実はその先に恐れなどないのです。不幸などないのです。
(中略)
自分のためを思っているとき、生まれるのは「恐れ」
誰かのためを思っているとき、生まれるのは「勇気」P.111
2. 楽しいことを見つける達人になる(アンネ・フランク)
アンネ・フランクといえば『アンネの日記』。彼女の家族はユダヤ人の家系。ナチスのユダヤ人狩りから逃れるために、狭く暗い隠れ家でひっそりと生活をするつらい日々を送りました。
しかしこんなふうに考えるようになったのです。
アンネはつらいのはみんな同じ。だったら、私は楽しいことを見つける達人になろう!
そして、それを日記に書きつづろう!
アンネは、苦しい生活の中で起こった、ほんのちょっとのうれしい出来事や明るい未来を想像しては日記帳に記していきました。P.173
- ジャーナリストになりたい
- この日記を出版したい
- みんなの役に立ちたい
残念ながらアンネは15歳という若さで亡くなりましたが、日記を見つけたお父さんによってアンネの夢は叶えられたのです。
3. 物事は、成し遂げるまでは不可能なように見える(ネルソン・マンデラ)
南アフリカのアパルトヘイト(黒人差別の法律)への抵抗活動をし、27年も牢屋の中で過ごしたネルソン・マンデラ。アパルトヘイト撤廃。それは夢のまた夢のことだった。
でも人生は、できる、できないじゃない。やるか、やらないかです。27年を獄中で過ごすことになっても、自分の意思を貫き通した男、ネルソン・マンデラは、1993年に、デクラークとともにノーベル平和賞を受賞。翌年、初めて国民すべてが投票できる選挙が行われました。(中略)
結果、ネルソン・マンデラが見事に南アフリカ共和国大統領に選ばれたのです。P.196
興味深いのは、マンデラがアンネ・フランクに影響を受けていたという話。
「アンネ・フランクの日記は、以前にも読んだことがあったけれど、牢獄の中で読むのはまったく違う印象だった。アンネの日記を読み、自分たちのいる状況と重ね合わせ、13歳の女の子が行動できるなら、自分たちにもできるはずだと勇気づけられた」
P.193
マンデラについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの本がオススメです。
心震えます。
まとめ
この3人に比べたら自分のピンチやストレスなんてちっぽけなものだ。そう思えるかもしれませんね。
他にも本書には、様々な人のエピソードが紹介されています。
- タモリ
- チャップリン
- 本田宗一郎
- エジソン
- ジョン・レノン
堅い文章でなく、ユーモアがあって読みやすい文章なので、
- 心が疲れている方・元気になりたい方
- 若い方
- 普段あまり本を読まない方

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- [2016/03/09 12:40]
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