ほかとは一味違うブログを書くための3つの法則 〜本『読ませるブログ』【ブログ週間(4)】

小論文 専門塾の塾長で、本『読ませるブログ』著者・樋口裕一さんはそう言います。文章テクニックを知らないために、読者の興味を引かない退屈なブログがあまりに多い。
P.6
10年ブログを書き続けた経験からすると、たくさんの文章を書き、自分なりに工夫を重ねることで文章テクニックが得られることもあると考えます。
しかし、先人のもつ文章テクニックを真似たほうが早いのは間違いありません。
今日は本書から、ほかとは一味違うブログを書くための3つの法則という視点でまとめました。
この3つを、あなたは意識していましたか?
1. あらゆる人に同意されることを目指さない
ブログを書いていると批判されることもあります。読んだ人のほとんどが同意するのは、使い古された正論ぐらいだ。反対意見も出ないだろうが、興味を持って読む人も出てこない。(中略)
個性があり、一部の人の意識を逆なでするからこそ、多くの人に支持される、そう言っていいだろう。P.72
それを恐れて無難な記事にしてしまうと、つまらないのです。
批判は「そう考える人もいるのね」と受け止めればよいでしょう。他人の意見を知ることができるのは、貴重な機会です。
それをネタにブログ記事を書くこともできます。
ところで、個性ある意見を書くというのはなかなか難しいものです。
以下の記事で私は、マインドマップ・インストラクターの立場でペンケースを紹介することで、単なる商品紹介とは異なる記事を目指しました。ブログの中で自分らしい個性ある意見を書くには、どうすればよいか?
最も簡単な方法は、自分の立場を明確にすることだ。「私は専業主婦の目線でブログを書く」「私は国際金融の仕事をしている人間の立場から考える」「私は田舎に住む人間のメッセージを伝える」というように、自分のよって立つ基盤を明確にしておくわけだ。そうすると、自分にしっかりした個性が出る。P.73
2. 読み手とは異なる意見と、その根拠を示す
「ビジネス書を読むなら量より質」「ビジネス書を読んだら記憶・行動しないと読んだ意味がない」という意見があります。世間で当たり前と思われていることに反論したり、誰もがけなすことに賛成してみる。その理由を論理的に説明することで、読者を理詰めで言いくるめてしまう。たとえば、「エコが現代人をダメにする」というような意見からスタートすれば、読者は予想外の切り口に興味を持ち、期待して続きを読むだろう。
P.82
そこで逆に、「量を読むべし」「記憶・行動を焦らなくて良い」という意見を書きました。
一般的な考え方に異を唱えてみるのは、他とは一味違うブログを書くことになるだけでなく、良い思考の訓練になります。
「常識の逆を考えてみる」トレーニングもオススメです。
3. 書き出しは短く、インパクトある言葉を使う
ブログは、本や雑誌のようにじっくり読むものではない。ネットサーフィンであちこちのブログを開き、サーッと文章を流し読みすることがほとんどだ。そんな熟読されづらい状況で、読者の心をつかむには、書き出しがとても大事になる。
P.107
「短く」はすぐできますが、「インパクトのある言葉を使う」はどうしたら良いでしょうか?書き出しで読者を引き付けるためには次の二点、「短く」と「インパクトのある言葉を使う」に気をつけたい。
P.108
「自分でインパクトある言葉」を生み出せない場合は、他人に頼ることをオススメします。
たとえば、
- 名言・格言から始める
- 本で見つけたインパクトある引用文から始める
この記事も本からの引用文から始めました。
いっぽう本書では、「インパクトのある言葉を使う」方法として、以下の方法が紹介されています。
- 会話で始める
- 動きにある文章から始める
- ちょっとアブノーマルな状況から始める
他にも5つほどあります。
詳細は本を確認してみてください。
まとめ

さて今週は勝手にブログウィーク。
ブログ術についての記事を毎日更新する予定です。
明日もぜひチェックしてくださいね!

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管理人コウスケのひとこと
ブログで月50万円稼ぐ!イケダハヤト氏の「注目を集める」4つの文章術https://t.co/9hNNAWOtTj
— コウスケ@マインドマップ講師 名古屋愛知 (@kosstyle) 2016, 2月 8
1.私的すぎる内容はNG。読者に価値を与える
2.抽象的すぎもダメ。私的な話を入れる
3.結論を先に
続きは… pic.twitter.com/kBL9fWG8Ej
- [2016/02/11 23:55]
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