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白黒ハッキリさせるべきか、グレーを選ぶべきか  はてなブックマーク - 白黒ハッキリさせるべきか、グレーを選ぶべきか

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グレーが好きだ。

グレーのニット・スニーカーに、ブルーのデニム。

ファッションセンスが怪しい私でも、グレー×ブルーは安心な組み合わせである。


グレーが好きなのはファッションの話だが、それ以外のグレーとなると話は別。




人と話していて、結論が出ずグレーなのはモヤモヤする。

そう考えるのは、私だけではないはずだ。


男性脳は結論重視だと言われている。

またビジネスでもあいまいは許されない。若手時代には「数字で話せ!」「結論は?」とよく言われたものだ。


ただ、世の中にはグレーがいっぱいである。

それで良しとしたほうが良いことも多い。


こんな言葉もある(大辞林より)。

ちゅうよう【中庸】(名・形動)[文]ナリ 
考え方・行動などが一つの立場に偏らず中正であること。過不足がなく、極端に走らないこと。また、そのさま。古来、洋の東西を問わず、重要な人間の徳目の一とされた。


人とのコミュニケーションは特にそう。話していて納得がいかない場合も、小さなことならグレーなまま流してしまったほうが良いことがある。

影響の大きなことに注力し、他はグレーでも気にしないことが大切だ。どうでもいいことにあまりこだわりすぎない方がいい。



本『時間に支配されない人生 』を読んで考えこんでしまったのは、「両極を理解し中庸を行く」という項目。

そもそも、二項対立的な思考は本質的に無理をはらんでいる。二分法によって物事を判断しようとした瞬間、思考はそれに合わせて動いてしまうからだ。(中略)
世の中に極端はほとんど存在せず、すべてはバランスの問題である。

P.192
「中庸」とは中途半端とか無難とかいう意味ではない。その理解には、注意が必要だが、著者は「極端は存在しない」と言っているのである。


逆に幻冬舎の見城社長は、『「極端」こそわが命』と言っている。

僕にとって何より重要なのは「極端」であることだ。
「極端」であれば、振り切れている。突き抜けたオリジナリティーを獲得している。だから、明快であり、新しい。
「極端」なものは既成概念から自由で、インパクトがあり、人を惹き付ける。
では、どうすれば、「極端」なものを生み出せるか?
中間を憎み、極北を目指して圧倒的努力をするしかない。


このお二人の考えを無理やりまとめると、うまく生きるなら「グレー」が大切だが、おもしろさやオリジナリティが必要なら「極端」を選ぶ必要もあるのかもしれない。

いずれにしても、「両極を理解」することは必要

白と黒を理解しているから、グレーを選べるのである。


ちなみに私は、ミュージシャンのGLAYのことは好きでも嫌いでもない。そのあたりもGRAYだ。




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