大人気サイト「ナタリー」式!読まれる・自分らしいブログ記事を書く3つのコツ 〜本『新しい文章力の教室』【ブログ週間(1)】

毎月3,000本以上の記事を配信する大人気ニュースサイト「ナタリー」。
膨大な数の記事を配信するためには、たくさんのライターさんが必要です。
ライターさんの新人教育では、どんなことを教えているのか?
その秘密を知ることができるのが、本『新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』です。
本書で学び、実践すれば、あなたのブログも人気サイトに近づくことができるはず。
今日は本書から、大人気サイト「ナタリー」式!読まれる・自分らしいブログ記事を書く3つのコツ、を紹介します。
1. 「サビ頭」で書く
あなたも「起承転結」という型を聞いたことがあるでしょう。私が8割がたの記事に適用しているのが「サビ頭」です。本来はJ-POPの用語で、冒頭にサビ(もっとも盛り上がる部分)を持ってくる作曲法のことを指します。
これを文章に適用すると「大事な話題から話題から言う」と言い直せるでしょう。結論や論点を最初にズバリと提示し、核心から切り込む。すなわち文章をおしまいまで読みたくなるような、魅力的な一段落を最初に持ってくるということです。P.42
これを「最後に結論」と思ってしまいがちです。
しかし、ネット文章は最後まで丁寧に読んでもらうのがかなり難しいのです。
「起」に大事な内容を持って来れば、
- 興味を持ってもらえる
- さいあく最後まで読んでもらえなくても、伝えたいことは伝わる
この記事で言えば、冒頭で
と、何が書かれているかを宣言しています。今日は本書から、大人気サイト「ナタリー」式!読まれる・自分らしいブログ記事を書く3つのコツ、を紹介します。
2. 主眼=テーマを設定する
同じ物事をキッカケとして書くにも、「主眼」によって全く違う記事になります。書きはじめる前に必ず主眼をセットすること。それが記事であれレビューであれ日記であれ、文章を読むに足るレベルにするための絶対条件です。
P.28
たとえば、運転免許証の更新時、ペナルティがあった場合は講習がありますね。
その講習を受けてからブログ記事に書く場合、あなたならどんな主眼で書きますか?
考えてみてください。
…
…
- 愛知県は交通事故数ワースト1
- こういう時に事故が起きやすい
- 交通事故を起こしてしまうと、こんなに大変な目に遭うらしい
たとえば海外に住んだ経験のある方なら、「講習で聞いた話と海外の交通事情について比較してみる」なんて主眼が面白いかもしれません。
私の場合は「プレゼン」に興味があるので、それを主眼に記事にしました。
意外な視点だったようで、この記事はたくさんの方に読んでもらえました。
この「主眼」が、文章の「個性」になるかもしれません。
3. 自分にインタビューする
ブログに商品レビューを書くのは、とても書きやすいネタです。しかし、何だかカタログのように退屈な記事になってしまうこともあります。
どうすれば良い記事が書けるでしょうか?
感想文やレビューのような、主観的意見を述べる文章でも、材料を集め、主眼を立てて、骨子を固めるプロセスは一緒です。いちばんの違いは、自分を取材対象にするということ。取材のマイクを自分に向けて、自分が感じたことを収集していくわけです。
P.190
「それってどういうこと?」「それってどういうこと?」と深掘りしてみると、他の人とは違うあなたらしい「感覚」「考え」が出て来るでしょう。インタビューで大事なことはたった2つだけ、「同意」と「深掘り」です。
私の考える理想のインタビューは、インタビュアーが「すごいですね」と「それってどういうことですか?」の2つしか言わない状態です。P.188
私の場合は、ほとんどのブログ記事を書く前にマインドマップをかきます。
それにより「深掘り」が容易にできるのです。

まとめ
本書には他にも、- どんな点に注意して読み返せば良いか?
- タイトルをどうつければ良いか?
- 情報を整理する構造シートに何を書けば良いか?
何の準備もせずいきなりブログの文章を書いている人は、本書を読むと書くプロセスがガラっと変わりますよ。
さて今週は「勝手にブログウィーク」。
ブログ術についての記事を毎日更新する予定です。
明日もぜひチェックしてくださいね!

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— コウスケ@マインドマップ講師 名古屋愛知 (@kosstyle) 2016, 2月 6
- [2016/02/08 23:15]
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