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ブログにもビジネスにも!誰も教えてくれない考えるスキルを磨く2つの方法  はてなブックマーク - ブログにもビジネスにも!誰も教えてくれない考えるスキルを磨く2つの方法

誰も教えてくれない 考えるスキル

「考える」というのはコンピューターにできないこと。

人間にとって非常に重要なスキルです。


ところが「もっとよく考えろ!」と言われても、何をどうしたら良いのか分からない。

そんな方が多いのでは。



本『誰も教えてくれない 考えるスキル』には、「考える方法」が詳しく書かれています。

考えることができれば、会議で良い意見が言えるだけでなく、分かりやすく話したり、良い企画を提案したり、伝わる文章が書けるようになるでしょう。


今日は本書から、考えるスキルを磨く2つの方法を紹介します。




1. 「なんとなく」を言語化する

コンセプチュアルスキルというのは、なんとなくを言語化して手応えを感じながら取り扱うスキルのことです。自分の言いたいことをきちんと伝えられる、相手の言いたいことをきちんと理解できる、議論の方向性を見定めることができる、お客様が求めていることを言語化してそれを共有できる、こういう能力が求められているのです。

P.36
とはいえ、「言語化する」というのは意外と難しいものです。

私の場合、10年間ブログを書き続けていることが「言語化」のトレーニングになっていると感じます。

言いたいことをツイッターで140字に短くまとめることも同様に、言語化のトレーニング。


思いつきをどんどん言語化、書いてみましょう。

「思い付いた」と「書いた」の間には大きな溝があるのです。

思い付いたことを書こうとするとうまくまとまらない、思うように表現できないなんてことはよく起こるのです。

それはまだ「考える」ことが足りないということです。書くときに頭が働くのです。


本書では「言語化」トレーニングとして、以下の方法が挙げられています。

(1) 具体的な例について考えてみる
(2) 反対語を考える
(3) 似た言葉との違いを考える

詳しくは本を確認してください。


2. エッセンスを抜き出す

エッセンスを抜き出すというのは、言い換えれば「抽象化する」ということです。抽象化するというのは、「違うものを同じものに見る」という話をしました。「違うものを同じものとしてとらえる」ことを、「捨象」といいます。

捨象とは、具体的な何かをそぎ落とす、捨てるということです。例えば人間と犬と猫は別なものだけど、ほ乳類として分類できる。2本足で歩くとか、4本足で歩くとか、尻尾がついているというような共通でない部分を捨てているわけです。(中略)
抽象化、違うものを同じものとしてみるということは、同じもの以外は全部捨ててみるということです。

P.218
たとえばコストコについて「大型量販店」と抽象化すれば、イケアなどと同じだと考えるかもしれません。

しかし「そこにいることが楽しい」というエッセンスを抜き出すと「テーマパーク」として、ディズニーランドやUSJと同じだと考えることもできるのです。


ブログを書くうえで、この「エッセンスを抜き出す力」は非常に大切です。

自分の視点でエッセンスを抜き出せば、異なる物事の共通点を見つけることができます。

それは他者にとって意外な視点かもしれません。


まとめ

ちなみにマインドマップ・インストラクターである私コウスケ(@kosstyle)は、「考えるときはかく」を実践しています。

とにかくペンを持ち、何か書いてみれば、頭が働き始めるのです。

文章を書いても、イラストを描いても良いのですが、その両方ができるのがマインドマップなのです。


今回紹介した本『誰も教えてくれない 考えるスキル』の考え方は、マインドマップととても共通点があります。

本書で紹介されている考える5つのスキル
  1. なんとなくを言葉にする力
  2. 関係をつなぐ力
  3. 構造化する力
  4. エッセンスを抜き出す力
  5. 抽象の階段を上り下りする力
はそのまま、マインドマップをかいていると自然と身につく力なのです。


本『誰も教えてくれない 考えるスキル』を読んでから、ぜひ『新版 ザ・マインドマップ』も読んでください。

オススメです。

Scannable の文書 (2016-01-26 21_24_47)

参考になりましたか?




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