会社を辞めても辞めなくてもどこでも稼げる仕事術、3つのポイント

本『会社を辞めても辞めなくてもどこでも稼げる仕事術』は、第一線で活躍する8名の成功者から、どこでも稼げる仕事術を学ぶ本。不確実な時代を生きる私たちが自分らしく生きるためには、何が必要なのでしょうか。
それは、「どこでも稼げる力」です。
想像してみてください。
もし、どんなときも、どんなところでも自分の足で立ち、稼ぐ力を持っていれば、この先どんなことがあっても、自由に自分の道を選べると思いませんか。P.002
- キャリア術 (安藤美冬:コラム二スト・コメンテーター)
- 人脈術 (中村貞裕:「bills」など話題スポットのプロデューサー)
- 企画術 (山本由樹:「美魔女ブーム」の仕掛け人)
- お金術 (和泉昭子:ファイナンシャルプランナー)
- マーケティング術 (村尾佳子:グロービス経営大学院教授)
- 起業術 (楠本修二郎:「WIRED CAFE」などを全国展開する飲食業界のカリスマ)
- 起業術 (坂野尚子:ネイルサロン「ネイルクイック」などを全国展開)
- 起業術 (藤田 晋:サイバーエージェント代表取締役社長。 26歳で上場)
今日は本書から、あなたがすぐに活かせる3つのポイントを紹介します。
1. 自分の強みを見つけ、掛け合わせる
では、自分の強みはどこにあるのか。「100万人中の1位になる方法」がある、と言ったらみなさんは驚かれるでしょうか。(中略)
これはとても身近な方程式で手に入ります。それは、
100 × 100 × 100
つまり100人中1位になる強みを3つ掛け合わせることで、100万人中1位の存在になるという考え方です。まわりの人から重宝されたり、頼られたりする知識や経験を掛け合わせ、3つの領域で1位を取ることで、究極のナンバーワンよりオンリーワンを目指す。ここからキャリアをつくる考え方です。P.015
一つの強みが強力な人はたしかにすごいのですが、せっかく身につけたその強みが突然死する可能性があります。①ライバルにあって、自分にないもの
②ライバルになくて、自分にあるもの
このたった2つのシンプルな質問で、同じ領域で活躍する人と自分を比べ、徹底的に②を洗い出すのがポイントです。P.017
たとえば以前は英語ができる日本人は重宝されましたが、今では英語が話せる人なんていくらでもいます。
しかし、
- 「英語が話せる」×「中国語が話せる」×「文章ライティング能力が高い」
- 「英語が話せる」×「プログラミングができる」×「小学校の教員免許がある」
2. スペシャリストでなくても人脈で仕事をする
僕は、どんなジャンルも「広く浅く」しか知らないことがなんとなく負い目でした。でもこれは逆に言うと、「広く浅く=はやりがわかっている」とも言えることに気づいた
P.035
この章を担当する中村貞裕さんの著書にも、同じことが詳しく書かれています。もし「100」という数字がゴールだとしたら、何かひとつのことをやり続けている人は「100×1」で100をつくります。でも、僕みたいな広く浅くというタイプは、1の知識を100個使って「1×100」で100をつくります。これはどちらも同じ100。(中略)
僕は「1×100のジェネラリスト」なので、ひとつの分野で何か秀でた能力を持っているわけではありません。だから、仕事をするには僕自身が何かをするのではなく、魅力的なコンテンツを持った人を集めてチームをつくり、彼らのプロフェッショナルな力を借りて仕事を進める必要があります。
このとき必要なのが「人脈」です。僕のようなジェネラリストにとって、スペシャリストをどれだけ知っているか、どれだけ自分のプロジェクトに巻き込めるかが、仕事の結果を左右します。ジェネラリストの調書を活かしてトレンドをつかんで企画を立てたら、人脈を駆使して、そこにスペシャリストのパワーを掛け合わせる。P.035
ワンピースのルフィが、得意分野の違うメンバーを束ねてチームでゴールを目指す様子に似ていますね。
もともとの人脈がなくても、目的に必要な人を探して巻き込めば良いでしょう。
自分がスゴイ人で、すべて自分でやらなきゃいけない、なんてことはないのです。
3. いまいる場所で「企画」をつくる
会社に不満があると、人はどこか働かされている感があるものです。(中略)
でも「この仕事は自分のためにある」「自分を成長させてくれる」と思えたとき、私たちの「働いている時間=自分の時間」になるものです。働かされているのではなく、自ら働く。会社にいながら「自立」の道を歩みはじめるのです。P.058
働かされている感がなくなると、何時間働いても苦痛ではありません。
P.059
いまは、名の知られた大企業に勤めていても、リストラや事業売却などで、10年も同じ会社にいられるかどうか、わからない時代だからです。毎日決まりきっ たルーティーンワークをしているだけでは、先の保証はありません。これからはあらゆる人たちがクリエイティブであることが求められます。自らアイデアを考 え、違いを生み出す能力(ここではこれを「企画力」と言うことにします)がなければ、その他大勢の中に埋没し、淘汰されてしまいます。
P.059
秋元康さんは著書の中でこう言っています。
OLの方のお茶くみでも、単純にお茶を淹れるだけだったら、そこに企画は成立しないじゃないですか。でも、賢い人、伸びる人、違うステージに進もうという 人は、たとえばその部なり課なりで、あの人は胃が弱い、この人はいつも疲れているようだと観察し、それぞれに 合わせてお茶の種類を変える。これも立派な企画だと思います。
本『AKB48の戦略! 秋元康の仕事術』P.80
「会社をやめなきゃ好きなことができない」と考える人がいますが、今いる環境でも主体的に動けば、あんがい楽しく取り組むことができる仕事も多いかもしれませんね。
まとめ
ここでは上記3ポイントを取り上げましたが、- マーケティング術(村尾佳子)
- お金術(和泉昭子)
- 起業術(楠本修二郎・坂野尚子・藤田 晋)
ぼんやりとしか起業を考えていない人も、とても参考になるでしょう。
私の場合、英国ThinkBuzan社認定のマインドマップ・インストラクターは他にも何人もいます。
しかし、
- マインドマップ・インストラクター
- 年200冊読む読書家
- 読んだ本のほとんどをブログや大手メディアで紹介するブロガー・ライター
結局タイトル通り、会社を辞めるか辞めないかが問題ではなく、どこでも稼げる人間になることが大切。
あなたも上記3ポイントをまず考えて、何か実行してみませんか?

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- [2016/01/04 22:54]
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