佐野 研二郎氏に学ぶ!『思考のダイエット』をするために重要な3つのこと

ムダが多すぎて、時間がかかってしまう。ムダを削ぎ落とすことで、コミュニケーションの質を向上していくということです。
P.18
ムダが多すぎて、ストレスになってしまう。
ムダが多すぎて、相手に伝わらない。
そんなことが、あなたにもあるかもしれません。
今日は、本『今日から始める思考のダイエット』から、3つのポイントを紹介します。
1. 不特定多数より1人をイメージして伝える
ただ漠然と職種や年齢層によって分けられた相手をターゲットにして広告を作っても、結果的に焦点がぼやけたものしかできないのです。
P.27
なるべく具体的なプロフィールを与えて、その曖昧なイメージをシャープにした上でコミュニケーション戦略を考えるようにしています。その人に対して手紙を書いたり、プレゼントを贈るような気持ちで広告を作っていく。
P.28
ブログを書く、イベント告知文を書く、プレゼンするなど、誰かに何かを伝えたいなら、その「誰か」を絞って、具体的にしたほうがよということです。少し難しいかもしれません。その場合は、自分の奥さんや友人は喜んでくれるのか、子どもたちは気に入ってくれるのかなど、ターゲットを身近な人に置き換えれば良いのです。
P.30
2. 1企画、最低10案
数をたくさん出してから、質を求める。1企画、最低10案。
世の中に出るものの下には、100のボツが眠る。
(中略)
効率よく仕事を進めることが重要だとはいえ、最初に思い付いたワンアイデアだけでは、本当に軸のしっかりとしたものを作ることはできません。さまざまな可能性を探り、テストをし、立場の違う人々の意見を集約して、最終的にヒット作品は生まれるのだ、と考えています。P.96
これはアイデア出しにおいて非常に重要な考え方で、私もマインドマップ・インストラクターとしてこのことをよくセミナーで強調します。
私はブログ記事のタイトルですら、毎回10案考えてから1つを選ぶようにしているほどです。
3. 幕の内弁当よりもカルビ弁当が記憶に残る
商品だけでなく、人もそうですね。記憶に残るのは、いろいろな情報が入っているものよりも、たったひとつの情報しかないものなのです。つまり、人の記憶に残るのは幕の内弁当より、カルビ弁当といえるのです。
P.110
「何でも頑張ります!」という人より、「これが得意です!」という人のほうが、いざというときに思い出されやすいんです。
まとめ
ちなみに私が読んでこちらは廃版になっており、気づいていましたか?
著者は、例のエンブレム問題の方です。
本書にはまともなことが書かれていると思いますが、アマゾンのレビュー欄はヒドイ荒れようですね…。
読むのは、加筆修正された新書版(下)のほうが良さそうです。
私はいつも、読書しながらマインドマップをかき、それを見て本当にブログで紹介したい内容だけにグッと絞ります。
私にとっての「思考のダイエット」は、マインドマップをつかうことかもしれません。

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管理人コウスケのひとこと
これは気をつけたい!あなたの話し方が相手をイラつかせる4つの理由 https://t.co/rdPw4FfU3p 1.否定やマイナスの言葉を使っている 2.話が長い 3.余計なアドヴァイスをしている 4.地雷ワードを使っている pic.twitter.com/rlFcKvvSnD
— コウスケ@マインドマップ講師 名古屋愛知 (@kosstyle) 2015, 11月 9
- [2015/11/16 06:27]
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