勉強会を長く続ける7つのコツ

いくつになっても、勉強することは大切。
勉強会に参加することはとても有意義です。
さらには、主催する側になればより多くの学びがあります。
先日この記事を見かけました。
私も、
- 名古屋ライフハック研究会(2009/02/21〜、3ヶ月に1回、合計33回+α開催)
- 名古屋マインドマップ普及会(2011/3/27〜、2ヶ月に1回、合計25回開催)
今回は、私なりの「勉強会を長く続ける7つのコツ」を紹介します。
1. 小さく始める

…というのは、ハードルが高いでしょう。「勉強会をはじめよう!」
「よし、15,000円の会場を借りて、30人集めよう!」
まずは、小さく始めるのがコツです。
- 知り合いと
- 3〜4人程度で
- 会場代がかからないカフェやファミレス、ファストフード店などで
私が仲間と運営する名古屋ライフハック研究会は、とあるセミナーで参加者として知り合い意気投合したメンバーが、忘年会をしたところから始まりました。
居酒屋でお気に入りのガジェットや手帳術などを披露し合ううちに、「もっと他の人のライフハックも聞きたいよね!」ということになり、勉強会を開催したのです。
もう1つ運営している勉強会・名古屋マインドマップ普及会は、同じ資格取得の講座を受けた仲間内だけでスタート。
資格取得校の教室を無料で借りていました。
そのうち、「こんなに楽しいんだから、仲間以外の人たちにも参加してもらおう!」ということになり、一般公開してイベントを開催するようにしたのです。
2.他の勉強会へ参加する

勉強会を運営するなら、他の勉強会へ行くべき理由が2つあります。
1つめは、勉強会の運営方法を学ぶことです。
運営側の視点を持って他の勉強会に参加すると、学ぶことがとても多くあります。
- 事前にどのような準備をしているか
- 申込みページはどのように作っているか
- 会場はどこを使っているか
- 受付はどのように行っているか
- 当日、スタッフはどう動いているか
- イベントで何を話しているか
- イベントの進行はどのように進むか
- 配布物にはどのようなものがあるか
2つめの理由は、主催者や参加者と仲良くなるためです。
他の勉強会の参加者は「勉強会が好きな人」。
自分の勉強会にも来てもらえるかもしれません。
ゴリ押し営業すると嫌がられますが、仲良くなれば自然と自分の勉強会にも興味を持ってもらえるでしょう。
3. 複数人で運営する

勉強会が続かない理由にはいくつかありますが、
- 忙しい
- めんどくさい
- 人が集まらなかったら、会場代を自分が払うはめになる
これを解決するには、一人ではなく複数人で運営することです。
名古屋ライフハック研究会で行った33回のイベントのうち、私は1度だけどうしても別の用で参加できませんでした。
しかし他にもスタッフがいるので、準備や当日の運営が可能なのです。
名古屋マインドマップ普及会でも、私が忙しくて準備に手が回らないときに、他の仲間が助けてくれます。
逆に私が1回のイベントのコンテンツ作りや講師などを、丸ごと受け持ったこともあります。
また、参加者が集まらなくて赤字になっても、リスクをみんなで分担することができます。
4. スタッフ内でリーダーを決める

複数人で運営したほうがラクですが、問題もあります。
スタッフ間で意見が衝突することが必ず起こるのです。
名古屋ライフハック研究会のスタッフは、50代3名と私30代1名。
私は年齢関係なく意見を言っtので、話を聞いてくれる他のスタッフの皆さんには感謝しています。
とはいえ。考え方の違いがあるのは当然。議論が平行線となることもよくありました。
おかげで、とんでもない数のメールのやり取りをしたり、夜中まで長時間のSkype会議をしたことも…。
そこで、イベント毎にリーダーを決めることにしました。
全員の意見を聞くが、最終的な決定権はリーダーが持つことにしたわけです。
これで意思決定がスムーズになりました。
5. ドタキャンが1〜2割いると想定しておく

勉強会運営で必ず問題になるのが、ドタキャンです。
参加者側は、運営側の苦労なんて知りません。
平気で当日にドタキャンをするなんてことが、よくあるのです。
キャンセルの連絡をくれればまだ良いほう。連絡がないなんてこともザラです。
ドタキャンでいちいちストレスを感じていては、勉強会を長く続けられません。
申込者10人なら2人はドタキャンがある。
申込者30人なら6人はドタキャンがある。
1〜2割くらいドタキャンがあるものだとあらかじめ想定しておくと、実際にドタキャンがあっても気が楽です。
ドタキャンがなかったら、「今日はすごい!」とむしろ幸せな気分になれます。
6. 他の勉強会やセミナー講師とコラボする

勉強会を続けるうちに、参加者集めに苦労することが必ずあります。
これを打破するために、コラボすることをオススメします。
比較的カンタンなのは、他の勉強会とコラボすること。
まずは自分が別の勉強会へ行き、主催者と仲良くなり、コラボイベントを開催するのです。
両方の勉強会で参加者募集をするので、いつもより多くの参加者を集められます。
片方の勉強会だけを知っていた人がもう片方を知るキッカケになるので、双方の勉強会にメリットがあります。

講師とコラボするのも手です。
ギャラが発生するなどの問題もありますが、その講師のファンに勉強会を知ってもらうキッカケとなり、あらたな参加者を取り込むことができます。
著名人は講演料が高い場合もありますが、相手の言い値を鵜呑みにしてはいけません。
ギャラ交渉するのです。
金銭以外のメリットも提示できれば、意外と応じてくれることもあります。
講師は例えば、以下に心を動かされるかもしれません。
- 講師が著者さんなら、イベント会場で著書を販売する提案
- 参加者にブロガーが多ければ、講師の宣伝効果が期待できること
- その地区のファンを増やしましょう!という提案
- 懇親会にご招待!地元料理を一緒に食べましょう!という提案
- どうしてもあなたの話をみんなに聞いてほしいんだ!という熱い想い
7. 参加者同士のコミュニケーションの場を作る

勉強会を運営するうちに、気づいたことがあります。
それは、
- 参加者同士で、つながりたがっている
- 参加者は、自分の話をしたがっている
アンケートにも、よくこのような意見をいただきました。
「じゃ、休憩時間や終わった後にでも自分から交流すればいいのに」と思わなくもないですが、運営側で交流を促すのも手です。「もっと参加者同士で交流したかった」
「他の人の話も聞きたかった」
幸福学という学問でも、人と人との交流が幸福度を高めるといいます。
講師の話をただ聞いて、終わり。というセミナースタイルだけで終わるよりも、参加者同士で交流する時間を設けたほうが、参加者の満足度が上がります。
- 最初にグループでの自己紹介タイムを作る
- 最後にグループで感想を話し合う時間を作る
まとめ
まだまだ色々とありますが、今日はここまで。結局一番は、無理をせず、続けられる範囲で運営することかもしれません。
ちなみに、勉強会の始まりにアイスブレイクをするのもオススメです。
他の勉強会主催者の、勉強会運営のコツも、ブログやSNSで教えてもらえたら嬉しいです。
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— コウスケ@マインドマップ講師 名古屋愛知 (@kosstyle) 2015, 10月 28
- [2015/10/28 21:00]
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