ブログをもっと多くの人に読んでもらいたい方への5つのアドヴァイス

「せっかくブログを書いているのに、全然読んでもらえない…」
そんなこと、ありませんか?
依頼をいただき、2015/10/16に「ブログライティング・ワークショップ」で講師を務めました。
もっと多くの人にブログを読んでもらうにはどうしたら良いのか。
10年ブログを書き続けてきた私が当日お話しした「秘訣」は、内緒?
以下には、参加者のブログへアドヴァイスを5つにまとめてみました。
あなたのブログにも役立つ内容です。
- つい読みたくなる記事タイトルを考える
- 「日記」ではなく「お役立ち情報」を書く
- 他人に教えてあげた内容をブログに書く
- ムダな言葉をとことん削除してシンプルに
- 文字の装飾を使い過ぎない
1. つい読みたくなる記事タイトルを考える
内容の良い記事でも、記事タイトルを工夫しないと本文を読んでもらえません。たとえば、以下の記事のタイトルは当初、こうでした。
「コクリエ大人塾」
これでは何のことだか分からず、読んでもらえるチャンスを逃しているかもしれません。
そこでアドヴァイスした結果、このように変更されました。
- 【修正前】コクリエ大人塾
- 【修正後】国語ができなければ出世できない?『コクリエ大人塾』でこっそり学ぼう
つい読みたくなる記事タイトルをつける方法は、色々とあります。
ここで使ったのは「不安をあおる」というテクニック。
記事タイトルを見た人が「え?出世できない?それは困る!」と不安になったら、記事の中身も読んでくれるでしょう。
また、こちらの記事。
内容は面白いので、記事タイトルをもっと魅力的にしましょう。
中身がまったく想像できないタイトルでは、読んでもらえない可能性があります。とてももったいないのです。
- 【修正前】storyとfloor
- 【修正案1】英語で「3階建て」は「3 floors」ではなく「3 stories」
- 【修正案2】英語で「3階建て」は「3 floors」ではなく何と書くか?
こちらも、何の「ミニ講座」なのか、もう少し分かりやすいタイトルにすると、知り合い以外も読んでくれるようになります。
ブログの記事タイトルに悩んだら、この一冊。
パラパラとめくれば、必ず良い記事タイトルを思いつきます。
2. 「日記」ではなく「お役立ち情報」を書く
有名人でもない限り、ブログに日記を書いてもあまり読んでもらえません。より多くの人に読んでもらうには、単なる日記にせず「お役立ち情報」を書きましょう。
例えば以下の記事。要約すると、
という内容の「日記」になっています。「フランスとイタリアへ行くのが楽しみ!航空券を予約しました!」
お友達なら、読んでくれるかもしれません。
より多くの人に読んでもらうには、どうしたら良いか。
例えば、
のようなタイトル・内容にすれば、「日記」ではなく「お役立ち情報」になります。「数あるヨーロッパの観光地から、私が旅先にパリとローマを選んだ3つの理由」
ついつい理由が気になるし、海外旅行へ行く人の参考になりそうです。
あるいは今回航空チケットをとった経験を、誰かの役に立つように書いてはいかがでしょう。
のように書けば、海外へ行きたい人の役に立つかもしれないし、経験者はついついコメントしたくなりそうです。「初の海外一人旅、チケットは旅行代理店で取るべきか、ネットで取るべきか?」
3. 他人に教えた・アドヴァイスした内容をブログに書く
こちらのブログは現在、連絡事項を伝えるブログになっているようです。何か「お役立ち情報」を入れていくと、もっと読んでもらえるようになります。
「お役立ち情報」を考えるときに一番簡単なのは、Q&A。
というネタを投稿するのです。「先日、生徒さんから◯◯という質問がありました。それは、こうすると良いですよ。」
ネタ探しに苦労しないでしょうし、他の誰かの役に立つ可能性も高いのです。
会社員の方でも、
- 部下にアドヴァイスこと
- お客さんに教えたこと
それをブログに書けば、あとからGoogle検索などから読んでもらえることもあります。
4. ムダな言葉をとことん削除してシンプルに
以下の記事は、当日のイベントについて書いてくださったもの。読みやすく工夫して書かれています。
しいて言うなら、タイトルは以下のようにムダを省くことができそうです。
- 【修正前】あなたも困ってない?人気ブロガーのワークショップで学んだ5つのブログの更新術。
- 【修正後】あなたも困ってない?人気ブロガーに学んだ5つのブログの更新術
本文中でも、削除しても問題ない部分があります。
例えばこちら。
【修正前】
まず最初に学んだことは、
ブログを書いている人からすると当然かもしれませんが、
今書いているこの記事を
「誰に読んでもらいたいか?」という点をはっきりさせる事です。
【修正後】
まず最初に学んだことは、
今書いている記事について
「誰に読んでもらいたいか?」をはっきりさせる事です。
「ブログを書いている人からすると当然かもしれませんが」のような「言い訳」をつい書いてしまいがちです。
なくても済む情報は削除し、シンプルにしましょう。
5. 文字の装飾を使い過ぎない
ブログ記事で、以下をしないほうが良いように思います。- 絵文字・顔文字を使いすぎ
- フォント色をあれこれ使いすぎ
- フォントサイズを変えすぎ
もしかしたら、アメブロユーザーや女性の間では、ブログ記事をデコりまくるのが常識なのでしょうか?
例えば、こちらの記事。
内容もタイトルもとても良いと思うのですが、文字の装飾が多くて私には「うるさく」感じてしまいます。
あまり装飾し過ぎると、どこが大事なのかがわかりにくくなります。
- 本当に大切な部分
- 見た目のアクセントを入れたい部分
とはいえ、女性の読み手は違うのでしょうか?
「デコったほうが良い」派のご意見も、聞いてみたいですね。
まとめ
ちょっとしたコツを知っているかどうかで、ブログを読んでもらえるかどうかに大きな差が出ることがあります。せっかく書いているブログ、たくさんの人に読んでもらえたら嬉しいですよね。
ブロガーさんにオススメの本をまとめた記事もありますよ。
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管理人コウスケのひとこと
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— コウスケ@マインドマップ講師 名古屋愛知 (@kosstyle) 2015, 10月 24
- [2015/10/26 22:39]
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