あなたは意識してる?ブログ文章改善の4つのポイント

「せっかくブログを書いているのに、全然読んでもらえない…」
そんな悩み、ありませんか?
依頼をいただき、2015/10/27に「ブログライティング・ワークショップ」で講師を務めました。
もっと多くの人にブログを読んでもらうにはどうしたら良いのか。
10年ブログを書き続けてきた私から参加者のブログへのアドヴァイスを4つにまとめてみました。
- 記事タイトルで心を掴む工夫をする
- 記事冒頭で読者の期待を膨らませる
- 「なくても済む文」を思い切って削除する
- 関連記事の紹介は5つ程度にしておく
1. 記事タイトルで心を掴む工夫をする
5つのブログ記事を例に、記事タイトルについて考えてみましょう。まずはこちら。
セミナー後、お伝えしたことを実践されているように感じられ、とても良いと思います。
しいていうならこの記事は、タイトルを以下のように変えてみると…?
「こんなって、どんな?」と、記事の中身が気になります。(修正前)生徒さんのサプライズに感動♡
↓
(修正後)生徒さんのこんなサプライズに、思わず感動♡
内容も書き方も工夫されています。
この記事については、タイトルを「まとめだよ」と分かりやすくしたほうが良いかもしれません。
「まとめ」というキーワードには、お得感が感じられます。【修正前】「今週のブログ〜辻井伸行さんはお母さんの賜物」
↓
【修正案1】「今週のブログ記事まとめ〜辻井伸行さんはお母さんの賜物、ほか」
【修正案2】「【まとめ】今週のブログ記事〜辻井伸行さんはお母さんの賜物、ほか」
【修正案3】「【今週の記事まとめ】辻井伸行さんはお母さんの賜物、ほか5記事」
こちらも内容はうまくまとまっていて読みやすいブログです。
この記事は、タイトルをより工夫してはどうかと。
たとえば以下のようにすれば、記事が日記ではなくお得情報だと分かり、読みたくなります。
【修正前】「10年書き続けているブロガーのワークショップに参加したよ!」
↓
【修正後】「10年書き続けているブロガーに学んだ3つのこと」
とても興味深い記事ですね。勉強になります。
この記事のタイトルは、「トリック・オア・トリート」をカギカッコで囲むと分かりやすいと思います。
【修正前】ハロウィンでトリック・オア・トリートを使いこなそ♪意外と知らない意味と由来
↓
【修正後】意外と知らない?!ハロウィンの『トリック・オア・トリート』の意味と由来
読書のプロが、いかに良書を見つけているかという良記事です。
問題はないのですが、タイトルで結論を言わないほうが中身が気になって読んでもらえる可能性が高まります。
【修正前】良書を見つけるには、参考文献をたどる
↓
【修正後】読書のプロが良書を見つける2つの方法
2. 記事の冒頭で読者の期待を膨らませる
内容はとても勉強になります。
気になるのは、冒頭が「日記」になっていること。
それで読者の共感が得られれば良いのですが、長くなったり、興味を持ってもらえる内容でない場合はページを閉じられてしまうので、注意が必要です。
記事の冒頭というのは、記事タイトルの次にとても重要です。
冒頭で興味を持ってもらえなければ、先を読んでもらえないのです。
私が自分のキャラクターを知ってもらうための雑談をどうしても書くなら、記事の終わりに「編集後記」として書きます。
3. 「なくても済む文」を思い切って削除する
とても丁寧で、素敵な記事です。
丁寧であるがゆえに、冗長な気もします。
ダラダラと長くなってしまうと、パッと見で「長い、読むのダルい」と思われてしまってはもったいないですね。
どうしても長くなるなら、読んでもらえるよう工夫が必要です。
- なくても済む文章をバッサリ捨てる
- 箇条書きを入れ、シンプルかつ見た目のアクセントにする
【修正前】
お客様には、2つの方がいます。
初めての方と2回目以上の方。
後者は、リピーターと言われます!
当製麺所に来られるお客様も
初めての方、リピーターの方がいらっしゃいます。
そのお客様が居て、これまで続いてきました。
今週、ご来店されたお客様のお一人は…
↓
【修正後】
お客様には、2つのタイプの方がいらっしゃいます。
- 初めての方
- 2回目以上の方(リピーター)
今週、ご来店されたお客様のお一人は…
ずいぶんスッキリしました。
こちらの記事は、必要な人にとってはとても助かる情報。
分かりやすく、また説得力のある記事です。
しいていうなら、なくて済む情報は削って読みやすくしてもよいかもしれません。
【修正前】
表にまとめてみましょう。
(表)
↑この表のままでは、わかりづらいので、「1香港ドル=いくら」の形に直すと、↓下のようになります。
↓
【修正後】表にまとめ、わかりやすく「1香港ドル=いくら」の形に直すと、↓下のようになります。
4. 関連記事の紹介は5つ程度にしておく
記事内容、タイトル、書き方などよく工夫されています。
最後に関連記事を紹介しているのも良いですね。ほかの記事を読んでもらえるチャンスが増えます。
ただ、人は選択肢が多いと選べなくなります。
10記事紹介されていますが、5つ程度に絞ったほうが良いかもしれません。
まとめ
あくまで上記は「私ならこうする」という話。人それぞれこだわりもあるでしょうし、ブログのターゲットによって書き方なども変わってくるかと思います。
色々試して、反応の良い方法を模索し続けるようにしたいですね。
ブロガーさんにオススメの本をまとめた記事を以前書きましたのでご参考に。オススメです。
ちなみに、このイベントは全2回行いました。
セミナーでお伝えした内容は内緒ですが、第1回目の添削内容はこちらです。
Skypeでもブログ添削やアドヴァイスをしています(有料)。
ご興味ありましたら、ツイッターやkosstyle*gmail.com へ(*を@に変えて)お気軽に。
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— コウスケ@マインドマップ講師 名古屋愛知 (@kosstyle) 2015, 11月 5
- [2015/11/11 12:55]
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