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ストレスや変化に適応する「レジリエンス」を身に付ける4つの方法 〜本『なぜ、一流の人はハードワークでも心が疲れないのか?』  はてなブックマーク - ストレスや変化に適応する「レジリエンス」を身に付ける4つの方法 〜本『なぜ、一流の人はハードワークでも心が疲れないのか?』

なぜ、一流の人はハードワークでも心が疲れないのか? 実践版「レジリエンス・トレーニング」

以前NHK「クローズアップ現代」で大きな話題となった『レジリエンス』というキーワードを知っていますか?

本『なぜ、一流の人はハードワークでも心が疲れないのか? 実践版「レジリエンス・トレーニング」』にはこのように説明されています。

レジリエンスとは、逆境や困難、強いストレスに直面したときに、適応する精神力と心理的プロセス

P.5


異常気象による災害、国や経済、あるいは職場の状況など、変化や危機は避けられません

変化にどう対応するか、「レジリエンス」が必要な時代なのです。


今日は本書から、ストレスや変化に適応する「レジリエンス」を身に付ける4つの方法を紹介します。





1. 早足散歩する

ネガティブ感情の悪循環から抜け出すための2つ目の方法が、「気晴らし」をすることです。

P.25

「気晴らし」とは、そのネガティブ連鎖を断ち切るために、ネガティブな気持ちを別のことに注意を”そらす”ことにあります。(中略)
効果的な「気晴らし」をするコツは、まず体を使うことです。

P.26

早足散歩は、スピーディーに歩くことのエクササイズ効果に加え、呼吸の乱れを正す作用も兼ねた、運動系と呼吸系を合わせた素晴らしいネガティブ感情の気晴らし法です。

P.67
早足散歩の効果は、このようにストレス解消によいだけではありません。

NHK「ためしてガッテン」によると、通勤や買い物の合い間に、小まめに1分ずつ早歩きすることを重ねるだけで、疲れにくい体になるというから驚きです。

疲れやすい体にサラバ!スタミナUP若返り術 : ためしてガッテン - NHK


2. 感謝日記を書く

感謝日記」を書くことです。
夜寝る前に、その日にありがたいと感じたこと、人に親切にされたこと、困ってい るときに助けてもらったことなど、どんなことでもかまわないので日記形式で書きます。なぜこのようにありがたいことに恵まれたのか、誰のおかげなのかについても、できるだけ詳しく書くと、感謝の気持ちの深みが増し、効果てきめんです。
この感謝日記を書く習慣を続けることで、感謝のポジティブ感情が高まるだけでなく、幸福感や喜びが向上し、不安感や睡眠障害などの抑うつの兆候が低減される効果があることがわかっています。

P.111
私は、ツイッターで毎晩その日よかったことを3つ書き出す「#3good」を提唱しています。

「よかったこと」を思い出すと、たいてい「感謝のできごと」が浮かびます。

そしてそのとき、ポジティブ感情が高まるのが感じられます。

毎日3つの良かったこと #3good を記録するのに便利なiPhoneアプリ『ポジティブ思考習慣 Happynote』


3. 呼吸を1分間に4〜6回にする

呼吸を落ち着かせることで緊張を緩和するテクニックです。これはとても簡単で、普段よりもたっぷりと時間をかけて息をゆっくりと呼吸を繰り返すものです。1分間に4回から6回の呼吸が目安です。

P.103
4秒でゆっくりと息を吸い、6秒かけてゆっくりと吐くのを6回繰り返すと、1分です。


2012年に読んだ本300冊の中で最も影響を受けた10冊に選んだ本『スタンフォードの自分を変える教室 』にも、同じことが書かれています。

【超オススメ】本当に自分をコントロールできるようになる7つの科学的な方法 〜本『スタンフォードの自分を変える教室』


4. サポーターを最低5人持つ

いざというときに心の支えとなるサポーターを最低5人もつことを、おすすめしています。逆境の種類によって誰の助けを請うべきかが違うこと、そしてサポーターとはお互いに助け合う「互恵関係」をもつことが望ましい

P.36
これは人生だけでなく、仕事でも同様です。

本書には、職場でのつながりが希薄となったことや、それがうつ病や仕事の生産性の低下につながると指摘しています。


また本『「幸せ」について知っておきたい5つのこと NHK「幸福学」白熱教室』によると、社会との結びつきが強く、友人や家族と良好な関係を築いている人、は幸福度が高いのだそうです。

知らなきゃ損!科学で証明された「幸せ」を感じるための4つの行動 〜本『「幸せ」について知っておきたい5つのこと』


先日の大雨による鬼怒川堤防決壊で、ツイッターでSOSを求め、実際に自衛隊によって助けられた方もいたことが話題となりました。

「助けて」と言える相手は、深い関係の人だけではありません。

SNSが発達した今日は、弱いつながり(ウィーク・タイ)も大きな力となるのです。

鬼怒川堤防決壊:ツイッターで「助けて」 次々救助求める - 毎日新聞


まとめ

「最近 特にストレスを感じている」という方は、一読することをオススメします。

誰でもストレスは感じるものですが、そのときどうするのか、その適応力に差があるのです。


たとえば以下のように具体的な事例?が紹介されているので、分かりやすいでしょう。
  • ストレスを飲酒で紛らわせる広告代理店勤務の男性
  • 上司に苛立ちを感じる女性社員
  • 人が辞めていく「幽霊船」組織






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