本当に頭がよくなる!?『1分間アイデア法』とは?

ではその「天才と同じボタン」とは?自動販売機のボタンは、アインシュタインが押しても、小学生が押しても、あなたが押しても、同じジュースが出てきます。
あなたが天才になれていないのは、天才と同じボタンを押していないからです。P.4
本『本当に頭がよくなる1分間アイデア法』から、「1分間アイデア法」3つのポイントを紹介します。
1. ひらめいたら、1分以内に紙に書き留める
「ひらめき」と「アイデア」は、明確に違います。
- ひらめき……頭の中で、一瞬で思いついたもの。すぐに忘れてしまうもの
- アイデア……ひらめきを紙に書き留めたもの
つまり、ひらめきは、紙に書き留めた瞬間に、アイデアと呼ばれるものに変わるのです。
P.8
衝撃を受けました。ひらめいたら、1分以内に紙に書き留める。
これが、「1分間アイデア法」です。P.12
本書では上記の通り、まえがきで「1分間アイデア法が何なのか」を全て言い切ってしまっています。
そう、たったそれだけのことなのです。
しかし、やっていない方が多いのではないでしょうか。
2. ひらめきは、「質」ではなく「量」で決まる
ひらめきに、質(クオリティー)は関係ありません。
というのも、くだらないひらめきだったとしてもそれをきっかけに、次のひらめきを生むケースがあるからです。P.25
秋元康さんがAKBのシングルの作詞をするとき、作曲家が作った1,000曲を聞いて、その中から選ぶときもあるそうです。ひらめいたら、ジャッジせずに書き留めることを習慣にしましょう。
P.26
量がなければ、質は高められないということです。
たとえば「ランチをどの店で食べよう?」と考えるとき。
最高のアイデアをいきなり出さなくても良いのです。
まずは思いつく店をどんどん書き出す。このときジャッジはしません。
量を書き出してから、質を求めるのがアイデア出しの基本ですね。
私もマインドマップ・インストラクターとして、いつもみなさんにそうお伝えしています。
3. 多数決よりも、少数の意見を大切にする
これまた秋元康さんも、同じことを言っています。多数決では、独創的なアイデアは生まれません。中途半端になるだけです。マイナーな意見のほうが、個性的で尖っていることが多いため、ブレイクする可能性を秘めています。
P.122
みんなの気持ちを満たそうと思えば思うほど、どうでもいいものができちゃうわけです。結局、みんなにとって 「どこか物足りないなー」というものができてしまうし、みんなが「たぶんこういうものができるんだろうな」と思った通りのものができあがってしまう。
まとめ
「1分間で素晴らしいアイデアを出す方法」が書かれているのかと思ったら、そうではありませんでした。アイデア発想についての「ノウハウ」はほとんど書かれていません。
とはいえ、
- 新しいアイデアは他人と違う道のなかにある
- アイエアを出した人ではなくアイデアそのもので判断する
- 一発のヒット作ではなくシリーズでヒット作を出す

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管理人コウスケのひとこと
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— コウスケ@マインドマップ・インストラクタ (@kosstyle) 2015, 9月 14
- [2015/09/15 11:38]
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