人見知りでも楽しく雑談できる3つの考え方 〜本『会話の達人の話し方を真似したら人見知りの僕でも楽しく雑談できました』

学生時代、合コンでとにかくモテませんでした。
今なら原因が分かります。
とにかく自分が話したいことを、ひたすら話していたのです。
マニアックなサッカー選手の話などしても、女子が喜ぶはずがありません…。
当時の私はとにかく、会話が苦手だったのです。
本『会話の達人の話し方を真似したら人見知りの僕でも楽しく雑談できました』は、そのときの私に届けたい本。
もしあの頃に読んでいたら、もっとモテて、もっと友だちも多かったんじゃないかな、と思います。
今日は本書から、人見知りでも楽しく雑談できる3つの考え方を紹介します。
1. 「単語一語だけオウム返し」
「さっきさ、課長に呼ばれて、すごく怒られたよ」
「そうなんだ」
「……うん、すごく怒られたんだよ……」
このように「そうなんだ」という返事ではあまり雑談が盛り上がりません。
しかし、「そうなんだ」の代わりに、オウム返しをすると、もっとスムーズに話してもらえます。P.82
オウム返しは、コミュニケーションの基本。最も使えるオウム返しは、語尾をつけずに単語だけで返すパターンです。これを会話の達人が使う「単語一語だけオウム返し」と呼んでいます。
次の会話は、営業の場面で、オウム返しだけで深堀りする例です。
自分「今まではどんな商品をお使いでしたか?」
相手「はい。今は、5年前に買ったA社のコピー機を使っています」
自分「5年前…」
相手「そうなんです。取引先から勧められて買ったんですよ」
自分「あー、取引先から……」
相手「ええ。これが、けっこうトラブルが多くってね〜」
自分「トラブル……ですか?例えば?」P.85
意識したことのない方は、試してみると良いでしょう。
2. 相手の話を奪わない
相手の話を奪ってしまうと、自分が話して盛り上げなければいけません。「先日、伊勢神宮に行ってきたんですよ。なかなかよかったですよ」
「へえ〜!私も3年前に行きましたよ!そのときに、神棚を買いましてね。意外と安いんですよ(中略)」
このように、すっかり話を奪ってしまうと同時に、相手の話す気力も奪ってしまいますよね。
(中略)
自己中心的な人は、「私」「オレ」「自分」を多用します。
(中略)
「先日、伊勢神宮に行ってきたんですよ。なかなかよかったですよ」
「へぇー、◯◯さん(あなた)は、どんなところがよかったですか?」
このように、「あなたは?」「◯◯さんは?(相手の名前)」と呼びかけながら、質問を入れることです。P.121
話が苦手なら、相手に話をさせて、自分は聞き手に回るほうが良いのです。
「私は」「オレは」ではなく、相手の話を聞くために質問をしましょう。
3. オープン・クエスチョンとクローズド・クエスチョンを使い分ける
「沈黙が怖い」「相手が話してくれない」という場合、実はあなたの質問する力に問題があるかもしれません。2タイプの質問を使い分けましょう。
覚えておくと良いですが、実際には本書を読むような方が会話中にこのようなことを意識するのは難しそうですね。クローズド・クエスチョンの使用例
「学生の頃、部活はやっていましたか?」
「はい、やってましたよ」
「その映画、おもしろかったですか?」
「はい、おもしろかったです」
クローズド・クエスチョンだと、「YES」か「NO」どちらかの返答になります。
オープン・クエスチョンの使用例
「学生の頃、部活は何をしていましたか?」
「卓球部でした。青森は卓球王国ですから、いつもまけてましたね……」
「その映画は、どうでしたか?」
「ストーリーがおもしろくて、感動したよ。他にもね……」
答えが限定されていないので、自由に答えられます。P.117
質問についてはこの本がオススメです。
まとめ
この手の本を他にも読んだことのある方なら、知った内容ばかりで物足りないかもしれません。しかしそうではない方、本当に会話が苦手な人には、とても役立つ内容でしょう。
上記3つの内容は、LINEにも役立ちそうです。

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- [2015/09/09 06:00]
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