あなたのブログを「稼げる文章」にするための3つの考え方 【ブログ週間(4)】 〜本『すぐに稼げる文章術』  はてなブックマーク - あなたのブログを「稼げる文章」にするための3つの考え方 【ブログ週間(4)】 〜本『すぐに稼げる文章術』

すぐに稼げる文章術 (幻冬舎新書)

本『すぐに稼げる文章術』。笑ってしまうタイトルです。


1冊の本を読んだくらいで「すぐに稼げる」とは思えません。

しかも「文章術」の本を書く著者が、このタイトルをつけているのだから、驚きです。

こんな胡散臭いタイトルをつけるのは、
  • よほど内容に自信があるのか
  • 本当に、ただただ胡散臭い著者なのか
のどちらかだろうと思い、どちらにしても面白そうで、思わず本書を手にしました。


ところで、「稼げる文章」とはつまり、「お金を出してでも書いてほしい」と思ってもらえる文章を書くこと。

あなたはブログを書いていますか?

その文章で稼げる自信がありますか?



今日は本書から、あなたのブログを「稼げる文章」にするための3つの考え方を紹介します。





1. 文章は謎解き

文章を書く際に仮説を立てる。あたりまえのことなのに、残念ながらこれは、誰もがやっている方法ではないように思います。文章を書くということは、謎解きと同じだと思ってみてください。何か切実な問題を設定し、それを文章の中で解いてゆくということです。
(中略)
問題や仮説を設定し、根拠を与えながら解いてゆく。このことは、文章を書くうえでの大原則です。

P.19

文章を書くに当たっては、筆者の「なぜ」を解明するのが基本です。疑問を何も解く必要がなければ、文章を書く必要がないということになってしまいます。

P.66
例えばこの記事は、
  • 「どうすれば文章で稼げるのか?」という疑問
  • 「本『すぐに稼げる文章術』を読めば稼ぐ方法が分かる」という仮説
を、本書の内容をもとに解いていく文章です。


2. 個人的な話と普遍的な話を結びつけて書く

本書のあちこちに、「個人的な話と普遍的な話を結びつけて書く」に近い内容が書かれています。

独りよがりにならず、私的な問題提起を公的な文章として昇華させていけるか。たくさんの人に読んでもらうために、多角的な視点を文章に交えられるかどうかが問題です。

P.34

自分の体験や見聞を挙げてみる
例えば参議院で郵政民営化についてもめていることを文章にしたいと思ったときに、「自分が小学校のときにはこうだった」と私的なことを書いてもかまいません。

P.35

本来無関係な2つのことを結びつける力が文章力であり、おもしろい文章の実態であるということも銘記しておきたいと思います。ありきたりな言葉でありきたりなことを書いたり、誰にも予想がつくようなことを書いてもおもしろくありません。

P.33

自分の体験をただ素材にするだけでなく、いかに自分の体験を公的なものへと高めていけるかを考えていきましょう。(中略)
個人的な体験、旅行や思いだけで文章が完結していたら、エゴイスティックで自己完結的で自閉的な内容になってしまいます。そうではなく、私的な体験を公的な文章へと変奏していければ、ネタは尽きません。

P.129
本書には書かれていませんが、つまり私的な内容ばかり書かれている文章は素人の日記のようでつまらないが、公的(抽象的、一般的)な内容ばかりの文章もやはりつまらない、ということです。


たとえば、「運転免許証更新の講習を受けに行った話」を書くだけでは、とても私的なことでつまらないでしょう。

あるいは、「プレゼンは、こうすべきだ」と一般論を書いても、他でもよく聞く話で、やはりつまらない。


ところが、「運転免許証更新の講習」と「プレゼン」の2つを結びつけると、その意外性が良かったのか、多くの方に読んでもらえました。

運転免許証の更新時講習の講師が「プレゼン」の天才だった件


3. 文章力 = 観察力

観察力があるかどうかは、文章力があるかどうかとイコールの関係だと言って良いでしょう。「エンタの神様」などをテレビで観ていますと、お笑い芸人は私た ちの日常生活でいかにもありそうなことをネタにして笑いを取っています。観ている人が、「そういうの、あるある」と共感できるので、笑えるのです。文章についても同じことで、「へえ」「なるほど」と読者が共感し、おもしろいと思われる文章を書くためには、観察力がなければなりません。

P.31
上記の運転免許の講習の記事はまさに「観察力」の賜物です。

講習を受けた人はたくさんいるでしょうが、このような見方・観察をしてブログに書いた人は他にいないのです。


私は講習を受けながら、メモしていました。

講習の内容ではなく、いかにその講師が面白かったかを観察して、です。


まとめ

上記3つだけでは足りませんが、しかしその3つを意識するだけでも、これまでのあなたの文章とは変わるでしょう。

他にも、
  • 「ブログ炎上」考
  • こうすれば稼げるQ&A
などではリアルな「書く仕事」について書かれているほか、
  • こんな悪文を反面教師に
の項では、様々なプロの文章をメッタ斬り。

「そんなキツイ言い方しなくても」「そこまでいう必要ある?」と思ってしまいますが、これこそ「稼げる文章術」なのでしょう。

当り障りのないことだけ書いているようでは、つまらないのです。

本書にもこうあります。

インパクトのある文章の正体とは、読んだ人の約3割から反発を招く文章

P.135
批判を恐れていては、文章で稼ぐことはできないのです。


ちなみに本書の第7章には「文章で稼ぐための必読33冊」が紹介されている。

中でも気になるのは以下の10冊。
  1. 作曲家の発想術
  2. 執筆論
  3. 大人のための文章法
  4. 「知」のソフトウェア
  5. 伝わる・揺さぶる!文章を書く
  6. ひと月百冊読み、三百枚書く私の方
  7. 考える技術・書く技術
  8. 売文生活
  9. 知的ストレッチ入門
  10. まだ見ぬ書き手へ

それぞれなぜ「必読」なのかも書かれており、その紹介文もちょっとした書評として「必読」です。


ちなみに本書のタイトル『すぐに稼げる文章術』を決めたのは出版社だと言い訳が書かれており、ガッカリ。

しかしそれすらも、あえてスキを作ってツッコませるという、著者の「稼げる文章術」かもしれません。




さて、今週は勝手にブログ週間。



ブログについての記事を毎日更新しています。




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