あなたのブログ文章をもっと磨こう!凡文を名文に変える4つの技術【ブログ週間(1)】  はてなブックマーク - あなたのブログ文章をもっと磨こう!凡文を名文に変える4つの技術【ブログ週間(1)】

凡文を名文に変える技術 (文春新書)

今週は、勝手にブログ・ウィーク!

ブログについての記事を毎日投稿します。


今日紹介するのは、『凡文を名文に変える技術 』。

著者は朝日新聞の元ベテランデスクであり、カルチャーセンターの「文章講座」での生徒さんの実例を基に具体的に指南してくれる、とても実践的な内容です。


その中から特にここでは、4つのポイントを紹介します。





1. 文を磨くために、削る

作品を書き上げて一息ついた後、誰でも作品をもう一度読み返すだろう。誤字脱字をチェックし、より良い言葉や言い回しを考えるためではあるが、最も大事な作業は、削ることである。仏師が鉈で荒削りした素材を、今度はノミで細部を 削りだしていくように、無駄なところ、余分なところを削ぎ落として、初めて作品になる。

P.42

こんな例が紹介されています。

「追いつかなくなってしまった」「先延ばしになっているのが現状である」はいかにもくどい。「追いつかなくなった」「先延ばしになっている」でいいではないか。

P.41
書いているときには気づかないものです。

公開前に推敲することで、無駄を削いだ美しい作品にしたいですね。


2. 手垢にまみれた常套句を使わない

手垢にまみれた常套句
<学友たちは、地方の工場勤めが花の東京に出てきたのなら栄転だと、酒の肴にする。真相は、折り合いのよくない上司の差し金に違いなかった。そして、着任早々で営業のエの字も分かっていない私が、値下げ交渉の中心に置かれたのである。>
どこかで聞いたような言い回しがやたらに出て来る。東京には「花の」という枕詞が付くものと決めているようだし、「酒の肴にする」はまさに常套句。「営業のエの字も」などという言い方もよく目にする。

P.83
この手の紋切り型の言葉は、恥ずかしいので使わないほうが良さそうです。

個人的に気になる言葉は、
  • 「〜な今日このごろ」
  • 「〜な年頃」
  • 「〜と言えば嘘になる」
など。

何だか気恥ずかしくて、私は使わないようにしています。


3. 通り一遍にならないよう、言葉を選ぶ

「通り一遍」「素っ気ない」などとしか言いようのな い言葉遣いは、受講者の作品を読んでいると、いやと言うほど目に付く。「見る」「聞く」「行く」「来る」あるいは「思う」「感じる」など、基本的な動作や 心の動きを表すとき、そのまま基本的な言葉で済ませてしまうのである。これではなかなか文章に深みは 出ない。

P.31
これはプロとアマチュアの違いかもしれません。

自分で作った料理も食べられないことはないが、やっぱりプロの料理には細かい工夫があり、味に深みがあります。

文章も、そのままでも内容は理解できるが、工夫すればもっと深みが出るというわけです。


以下のような例が挙げられています。

「間近に見え」ではあまりに通り一遍なので、「間近に迫り」などとしましょう、その方が臨場感があります、と。
(中略)
私が感心したのは、「言う」という基本的な動作を、短い文の中で「言い出した」「言い立てる」「呟いた」と書き分けていることである。

P.31

ブログはとにかく更新することが大事。

早く更新したい場面もあるので、いつも時間をかけて言葉を選ぶことは難しいですが、いつも意識することで「きらりと光るひと言」を生み出せるかもしれません。


4. 「面白く書こう」という気を前面に出し過ぎない

落語家が面白い話をしようとして自分から笑ってしまったら、客はしらける。文章も同じで、言葉をいじることで面白おかしくしようとすると、読者は興ざめする。

P.91
私がさいきん気にしているのは、ブログでは「(笑)」を使わないこと。

読み手の立場のとき、「(笑)とあるけど何が面白いんだ?」と、筆者と読者との温度差を感じることがよくあるのです。

「ここが面白いんですよ!」
「どう?おもしろいでしょ?」
なんていう筆者の気持ちが透けて見えると、むしろ冷めますね。

それにあらためて気づいたとき、「(笑)を使うのは恥ずかしいな」と思えてきました。


わざわざ「コレが面白いポイントです!」などと示さなくても、それがユーモアだと分かってもらえる文章を書きたいものです。

そのためには、状況や行動の細部を書くのが良いといいます。

特別おかしみのある言葉や言い回しを使わなくても、ユーモラスな行動の細部を描けば、自ずとユーモアのある作品になる

P.92


まとめ

本書のタイトルは『凡文を名文に変える技術』。

ブログの場合、凡文でも意味が通じれば問題ないかもしれません。

しかしある程度ブログを書き続けている方なら、本書にあることにもこだわり、文章を磨きたいものです。


きらりと光る一文があれば、読者はSNSなどでそれを引用したくなります。

その一文のために、多くの方に読んでもらえる記事になるかもしれません。





さてこの一週間、毎日「ブログ・ライティング」についての記事をアップしていきます。



「ブログ」と言っていますが実際のところ、今ほど文章力が必要な時代はありません

ブログを書いていなくても、
  • メール
  • LINE
  • SNS(フェイスブック、ツイッターなど)
と、文章を頻繁に書いている方がほとんどです。


この一週間、一緒に「文章」について考えてみませんか?




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