落ちこぼれを見捨てるべきか?育てるべきか?

「部下が仕事ができなくて、困っている」
「後輩のやる気が全然なくて、腹が立つ」
そんな悩みを持つ方が多いかもしれません。
その一方で、「一人の落ちこぼれも作らず、チームが一丸となるマネジメント手法」で、JT(日本たばこ産業)31支店中25位より上位の成績をとったことのない支店を、連続日本一に導いたリーダーがいます。
浅井浩一氏、ニックネームは「あややさん」です。
幸運にも以前、あややさんから直接お話を聞くことができました。彼が語ったリーダーにとって重要なマインドを紹介します。
※部下の扱いに悩むリーダーを救う、あややさんの講演も近々ありますよ。お酒を飲みながら、あややさんにこんな質問をしてみました。
その表情は、先ほどまで雑談していた時と違い、真剣。強い目をしていました。私 「どうしても結果が出ない部下がいて、苦労したことはないのですか?」
あややさん「あるよ。3年で、と決めてもそれまでに結果が出ない部下もいる。でも、彼らを育てるのを諦めたことは、一度もない!」
この話、ものすごく大切なことではないでしょうか。
私は、従業員を雇う立場の責任者である友人が「できない部下には辞めてもらう」と言い放ったのを聞き、ショックを受けたことがあります。
また実際に仕事のできない従業員を執拗に責め立て、辞表提出に追い込むケースを身近で見たこともあります。
しかし、誰が雇ったのでしょうか。誰が育てる役目を持っているのでしょうか。
本『99%の人がしていない たった1%の仕事のコツ』(河野 英太郎著)には、こんな言葉があります。
『あいつ使えない』という表現は、『あの人は役に立たない』という意味ではなく『私にはあの人を使う能力がない』という意味だ。『あいつ』と指差した手のうち3本は自分に向かっている
部下や後輩が結果を出せないのは、リーダーやチームにも責任があるのです。
リーダーが部下を見捨てない姿勢やその想いは、必ず部下に届くでしょう。
他のチームメンバーもその様子を見て、できない人間を「助けよう」と、チームがまとまる空気も生まれるはずです。
チームで助けあって、大きな結果を出す。
会社とは本来、みんなで助け合うために集まった集団なのです。
名古屋で講演もあります。チームを大きく変えるチャンスです。
2月15日 『目からウロコのリーダー像』~講師:浅井浩一~幸せな職場758
このイベント、前にあややさんの講演を聞き大ファンになった方々が、
と企画したのだそうです。「もっと多くの方に幸せなチーム作りを知ってほしい」
結果を出すリーダーは、部下を脅すような「怖い存在」ではなく、「人を惹きつける」魅力的な存在であることが多いですね。
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