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あなたのブログを「読ませる」ための文章センスが身につく4つの方法  はてなブックマーク - あなたのブログを「読ませる」ための文章センスが身につく4つの方法

「読ませる」ための文章センスが身につく本

ブログの文章を書くときに大切なこと。

それは「読ませる」ことです。

文法的に正しいかとか、内容が面白いかということよりも、「読ませる」ことが大事。

読んでもらえなければ、そのブログ記事は存在しないのと同じなのです。


本『「読ませる」ための文章センスが身につく本 』は、プロの文章を例文として、「読ませる」仕掛けを解説した本。

今日は本書と私のブログ9年の経験から、あなたのブログを「読ませる」ための文章センスが身につく4つの方法を紹介します。





1. とりあえず言い切る!

「これは読む価値がありそうだ」と思わせるような「ツヤ」を出したい。
そのために、誰でも簡単にできるコツがあります。
それは「とにかく断言して書いてみる」という方法です。
(中略)
「近ごろ、焼鳥屋に女性客が増えているような気がする」あるいは「女性客が増えているのが感じられる」と書こうと思ったとしましょう。そんなときは、グッとこらえて、
「近ごろ、焼鳥屋に女性客が増えている」
と書いてみる。

P.019
これが、意外と難しい。

どうしても「詳しくは分かりませんが」などと言い訳をしたり、「間違っているかもですが」と予防線を張ってしまうのです。

なぜなら、読んだ人からのツッコミが怖いから。

しかし実は、そのツッコミはあなたの役に立ちます。

自分とは違う考え方を得られるし(それが正しいかは別として)、ツッコミ自体があなたの記事を拡散させる効果を生むのです。


2. ナビして安心させる

長い文章を読んでもらうためには、「ナビゲーションとしての情報」が必要です。
車の運転でも、山歩きでも、地図がないと困りますね。「最終的な目的地はどこか」「今どこにいるのか」「次はどこを通過するのか」といった情報がないと、不安で落ち着かない気持ちになる。

P.077
この記事でいえば、タイトルや冒頭で

あなたのブログを「読ませる」ための文章センスが身につく4つの方法を紹介します。

と伝え、本文では見出しを使って今いくつめの項目なのかをナビしています。


せっかく読んでくれている人に、途中で

「で、何が言いたいの?」
「だから何なの?」

とモヤモヤさせてしまったら、あなたのブログはすぐ閉じられてしまいます。

何を書いているのかの「目的・ゴール」だけは、分かりやすく示しておく必要はあるでしょう。


3. 緊張と緩和をつくる

(ビジネスメールでは)正確な依頼を伝えて、しかも読む側の緊張を解くことができれば、仕事はもっと円滑に進むでしょう。
ビジネス文書の場合、社会人マナーに沿ったテンプレート的な文章が「緊張」で、そこから離れた内容や記述が「緩和」です。

P.158

儀礼にばかりこだわっていては窮屈だし、なかなか言いたいことが伝わりません。自分の意見を伝えたり、異議を唱えるためには、はっきり書く必要があるでしょう。とはいうものの、相手を怒らせないようにはしたい。
こういうときは、伝えたいことを書いた後、リラックスさせるようなことを書いておくといいでしょう。緊張を高めた後、少し緩和させるのです。

P.163
緊張だけでも良くないし、ゆるゆるなだけでも、単調でつまらなくなってしまう。

山をつくることが大切だと本書にも詳しく書かれています。


4. オチは短く

「きれいなオチ」は、たいてい短文です。
いま本棚にある現代に書かれた本を見たら、ほとんどが1行。長くても2行以内でした。きっと、読み手の想起を阻むクドクドとした描写や説明があると、余韻が残らないからでしょう。

P.239
↑ この文章では著者は、「言い切る」をしないんですね。

さて、このブログ記事はどうオチをつけようか…。


まとめ

本書では、
  1. つかむ
  2. のせる
  3. ころがす
  4. 落とす
の大きく4つに分けて、文章センスについて解説しています。

先に紹介した4項目、
  1. とりあえず言い切る!
  2. ナビして安心させる
  3. 緊張と緩和をつくる
  4. オチは短く
はまさにこの4つそれぞれから引用しました。

より詳しく本書を読めば、引用されている様々な例文の著者による分析が鋭く、あなたも私と同じように「なるほどな〜」となるでしょう。


とはいえ、読むだけで文章センスが身につくはずがありません。

本書を読み、本書についてブログを実際に書くときにその内容を意識すれば、あなたの文章センスもグッと上がりますよ。


マインドマップはこちら。




さて今週は、勝手にブログウィーク。

また明日も、ブログ・ライティングについて書きます。

…たぶん。




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