最小の時間で成果を最大にする『エッセンシャル思考』4つの考え方  はてなブックマーク - 最小の時間で成果を最大にする『エッセンシャル思考』4つの考え方

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「忙しいのに、成果が出ない…」「やるべきことだけで毎日が終わってしまう…」。

そんなあなたには、「エッセンシャル思考」が必要かもしれません。

本書は、あなたの人生をすっきりさせるための片づけコンサルタントのようなものだ。(中略)
人生も仕事も、クローゼットと同じだ。必要なものと不要なものを区別できなければ、どうでもいいことで埋めつくされてしまう。捨てるしくみをつくらないかぎり、やることは際限なく積み上がっていくばかりだ。

P.36
本『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』には、Apple、Google、Facebook、Twitterのアドバイザーを務める著者による「99%の無駄を捨て1%に集中する方法」が書かれています。

今日は本書から、最小の時間で成果を最大にするエッセンシャル思考の4つの考え方を紹介します。





1. より少なく、しかしより良く

商業デザイン界の巨匠、ディーター・ラムス。電気器具メーカーのブラウン社で、長年にわたりデザイン部門のトップをつとめた人物だ。
彼に言わせると、世の中の大半のものはノイズである。本質的なものはほとんどない。(中略)
エッセンシャル思考とは、まさに「より少なく、しかしより良く」を追求する生き方だ。

P.21
ディーター・ラムス氏は、それまで家具として重厚な木で作られていたレコードプレイヤーを、透明プラスチックのカバーがついているだけのシンプルデザインにしたことで知られている方。

「こんなもの売れない」と言われたそのレコードプレイヤーのデザインは他社にも真似されるようになり、レコードプレイヤーの標準デザインになりました。




以前、名古屋マインドマップ普及会(ナゴマイ)で、「新しい文房具を考える」というイベントをしたのですが、ほとんどのグループは多機能な文房具を考えました。

「あれもこれも」と機能を盛り込んだわけです。

しかしそれは便利なようでいて、実は本質が分かりにくく、使いづらいくなってしまいます。


多機能でボタンがいっぱいの日本のケータイよりも、iPhoneのように無駄を省いたデザインは使いやすく、美しいのです。


2. ほとんどのものは無価値

リーダーシップ論の権威ジョン・C・マクスウェルもこう述べている。
「ほとんどあらゆるものは、徹底的に無価値である」

努力の量と成果が比例するという考え方を捨てたとき、エッセンシャル思考の大切さが見えてくる。(中略)
本当に重要なことにイエスと言うために、その他すべてにノーと言うのだ。

P.63
著者は、本当に大切なこと(家族や子どもたちとの時間)のために、仕事を断ることもあるといいます。

あれもこれもと考えると、「本当に大切なこと」を見失ってしまうということです。


こちらの記事にも通じる内容です。

社会人なら知っておきたい!頑張っても成果が出ない人・力を抜いて成果を出す人の5つの違い 〜本『力の抜きどころ』


3. 自分で選ぶ

選択とは、行動なのだ。与えられるものではなく、つかみとるものだ。
選択肢はかぎられているかもしれない。それでも、選択肢のなかから何を選ぶかは、いつだって自分次第だ。(中略)
自分で選ぶことを少しずつ放棄して、いつのまにか誰かの言いなりになっていないだろうか?

P.53
あれもこれもと、すべてを選ぼうと思うと、ストレスになることがあります。

選択することが面倒になり、選択を他人任せにすることは、他人の人生を生きるようなもの。


「自分で選ぶ」ことはストレスなようでいて、実は自由を勝ち取ることにつながりますよね。

先日の選挙の投票の帰りにエレベーターでおじいさんが、

「俺は選挙で投票しなかったことが一度もない。けど誰に入れても一緒だと言って投票しないでいて、国や政治に文句を言う奴がいる。とんでもないことだ!」

と言っていました。

本書にもこうした「無力感」について書かれています。

エッセンシャル思考の最初の一歩は「選ぶ」ことを選ぶことだ。自分自身の選択を取り戻したとき、初めてエッセンシャル思考は可能になる。
選ぶことを忘れた人は、無力感にとらわれる。だんだん自分の意志がなくなり、他人の選択(あるいは、自分自身の過去の選択)を黙々と実行するだけになる。せっかくの選ぶ力を、すっかり手放してしまうのだ。これが非エッセンシャル思考の生き方である。

P.57
「本質を選びとる」能力を磨くためにも、日頃から「自分で選ぶ」ことを心がけたいものです。


4. トレード・オフを自ら選びとる

何かに「イエス」と言うことは、その他すべてに「ノー」と言うことなのだ。
何かを選ぶことは、何かを捨てること。この現実を受け入れられない人は、(中略)中途半端に片足ずつ突っ込んで、あれもこれも失うことになるのだ。

P.72

非エッセンシャル思考の人は、トレードオフが必要な状況で「どうすれば両方できるか?」と考える。だがエッセンシャル思考の人は、「どの問題を引き受けるか?」と考える。これはタフな問いであると同時に、より大きな自由につながる問いだ。

P.76
本当に重要なこと「以外」を失うことを恐れない勇気。これが必要ですね。


まとめ

本当に大切な部分は全体の20%だ、という80対20の法則が、似た有名な話ですが、本書ではもっと厳しい。

たとえば、目標は「かなり明確」ではなく「完全に明確」でないといけない。

絶対にイエスだと言い切れないなら、それはすなわちノーである。

などなど。


では、どのように本質を見抜き、選びとれば良いのか。

それはぜひ本書を読んでみてください。


本書は全320ページ。その中の「本質」はこの1ページでしょう。

「本当に重要なのは何か?」

それ以外のことは、全部捨てていい。

P.295
本書を読み終えたら、他の319ページは捨てていい。


Facebookページには、本書をまとめたマインドマップを掲載しています。




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