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【ブロガー必読】無視されない文章を書くための4つの考え方 〜本『ネットで「効く」コピー』  はてなブックマーク - 【ブロガー必読】無視されない文章を書くための4つの考え方 〜本『ネットで「効く」コピー』

ネットで「効く」コピー

ネットの文章は印刷メディアよりきちんと読まれない。

P.1
せっかく時間をかけて書いたブログ記事が、あまり読んでもらえない。

あなたがそう感じるなら、以下の4つを意識していないからかもしれません。


本『ネットで「効く」コピー 』は、マーケティングの情報サイト「MarkeZine(マーケジン)」の人気連載をまとめたもの。

印刷メディアと違い、ブログなどのネットメディアは「流し読み」されることが多い。 それでも読まれる文章を書くための24のノウハウが書かれています。


今日は本書から、無視されないブログを書くための4つの考え方を厳選して紹介します。





1. 「マイナス三重苦」から考える

コピーを書くときは、誰もあなたのコピーなんか<興味ない><知らない><読みたくない>というマイナス三重苦の状態から考えなくてはいけない。(中略)
なお、三重苦に<行動しない>を加えて、四重苦という場合もある。

P.10
私の周りにも、これを理解していない人が多い。

メールやブログを書くとき、「最後まで(あるいはしっかり)読んでもらえば分かる」と思っているのです。


しかし自分が読み手のときを考えれば明らか。

ブログ記事を一字一句最後の最後まで読むことは少ないでしょう。メールならタイトルや冒頭の数行を見て読むのを後回しにすることがあるのでは?


読むのは「人」。必要な情報をただ入れれば良いというのでは通用しません。

読まれない前提で、「いかに読んでもらうか」と工夫することがまず大事なのです。


2. 「F字視線」を意識する

私たちはネットでどのような読み方をしているか。ユーザビリティ研究の第一人者、ヤコブ・ニールセン博士の助けを借りることにしよう。(中略)

  • ユーザーの視線は、Fの字の軌跡を描く
(中略)ネットの場合は、同じヨコ書きでも、F字を描くようにはじめは左から右に進むが、すぐに垂直降下する。ちゃんと読むのは冒頭だけで、サッとしか見ない。
P.15
このブログだと、例えばこんな感じ。

https://blog-imgs-72-origin.fc2.com/k/o/s/kosstyle/20150105153313dec.jpg


これを知れば、どう書くと効果的か分かってきます。

タイトルや見出し、そして左側に、読者が関心を持つキーワードを入れる必要があるのです(詳細は本書を参照)。


3. 実用系ワードで「役に立つ」を強調する

私たちがネットで探しているもの、それはたいてい情報だ。得するネタ、問題を解決してくれる方法といった実用的な情報。そうであるなら、キャッチフレーズや見出しで「この情報はあなたの役に立ちますよ」と示したほうが読み手にとっても、発信する側にとっても有益だ。

P.51

実用的な情報を求めている人にとって「得する情報、あります」というアピールは無視されにくい

P.52

たとえばこの記事のタイトル。

【ブロガー必読】無視されない文章を書くための4つの考え方

としました。
  • ブロガーさんに役立つ情報だよ!
  • 読んでもらえる文章の書き方を4つ紹介しているよ!
と、役立つことをアピールしたわけです。

これがもし、タイトルが

本『ネットで「効く」コピー』を読んで

だったら、ブロガーさんでも「自分には関係ないな」と本文を読んでくれない人が多いでしょう。


タイトルの付け方については、こちらが参考になるかと。

せっかく書いたブログ、アクセス少ないと悲しいですね?「読んでもらえる文章」にする5つのタイトルの付け方


4. 一文に内容は一つ

読まれるには「簡潔」であること。

P.81
  • センテンスは短く。できれば40字〜60字ほどに(商品名など固有名詞が長いときは例外)。
  • センテンスが短いゆえに、伝える内容は1つが原則。
P.83
ややこしい文法的な問題は、1文を短くすれば解決します。例えば、
  • 主語と述語が合っていない
  • 修飾語と被修飾語が遠い
など。

難しいことを考えなくて良いのです。とにかく一文を短くすることを心がけましょう

読者は「読みにくい」「よくわからない」と思った瞬間、記事を閉じてしまいますよ。


まとめ

ここでは「超」基本だけを4つ選んで紹介しました。

実際には他にも、
  • コピーライティング基本の基本4カ条
  • 価値の見つけ方
  • 長文の組み立て方
  • 表現力の高め方
など、ブログやイベントの告知文などに役立つ内容が「簡潔に」書かれています。

例文も多く、とても分かりやすいですよ。


コピーの書き方についての本は多いですが、「ネット」限定で、しかもこれだけ薄い本に役立つ内容をギュッと凝縮した本は少ないように思います。

ブログやSNSを今までなんとなく書いていたのが、「何に注意して書けばよいか」わかる。すると読者の反応もグッと感じられるようになりますよ。




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