あなたは、「くだらないアイデアを褒めて、乗っかる」ことができていますか?

先日、オンラインの学校「schoo」で楽しみにしていた授業がありました。
本『アイデアが枯れない頭のつくり方』の著者・高橋晋平さんによる「企画出しが楽しくなる発想術「大喜利」とダメアイデアの活かし方」です。
マインドマップ・インストラクターの私は、アイデア出しが大好き。
高橋さんの著書もとても面白かったので、この講義にも参加してみたわけです。
その中で、高橋さんが教えてくれたこと「以外」にも発想のプロらしい点を2つ、見つけました。
1. 「くだらないアイデア」を褒める

食玩(お菓子のおまけのオモチャ)を考えるというテーマで、視聴者がアイデアを投稿しました。
このとき私は、
と投稿。「チョコでできたジグソーパズル。1つのピースだけプラスチック。それを集める」
それが高橋さんの目に止まり、
とお褒めいただきました(笑)。「くだらなくていいですね〜」
これ、すごく大切なことなんです。
たとえば会社の会議などで、くだらないことを言ったらどうなるでしょう?
…怒られそうですね。
しかし、「くだらないアイデア」をたくさん出しているうちに出てくる「良いアイデア」を拾うことが、アイデア出しにおいてとても大切なのです。
これは高橋さんの著書『アイデアが枯れない頭のつくり方』に書かれています。
つまり、「くだらないアイデア」は大切。褒めたほうが良いのです。
もし会議で「くだらないアイデア」に対して、
などと言ったらどうでしょう。「なんだよそれ」
「無理に決まってんだろ」
「つまんないよ」
言われた人は、意見を出す気がなくなってしまいます。
「くだらないアイデア」をキッカケに、良いアイデアを思いつくこともあるのです。
アイデアはまず「質」より「量」を出すことを心がけましょう。
そのためには、「くだらないアイデア」を褒めて、その場を盛り上げることも大切なのです。
2. 「くだらないアイデア」に乗っかる

高橋さんは、私や他の視聴者のアイデアをピックアップしたとき、
のように、くだらないアイデアに乗っかり、良いアイデアに変えていました。「いいですね〜。◯◯が△△だったりしたら面白いですね」
これを高橋さんは「ずらす」と説明。
くだらないアイデアでも、それをちょっとずらすと、良いアイデアになるのです。
そのためにはまず、くだらないアイデアに「乗っかる」ことが大切。
「No」と拒否するのではなく、「Yes, and…」と考えるとどんどん場が盛り上がり、アイデアがたくさん出るのです。
私はこの「Yes, and…」の考え方を、スタンフォード白熱教室で学びました。
あまりの面白さに、この講義を再現するイベントを開催したほどです。
まとめ
あなたは、「くだらないアイデアを褒めて、乗っかる」ことができますか?ぜひ「No」ではなく「Yes, and…」と考えてみてください。
高橋さんの講義の内容を、マインドマップにまとめておきました。

より詳しく知るには、講義の録画を見るか、本『アイデアが枯れない頭のつくり方』をぜひ読んでみてください。
普段から「マインドマップ」を使っていると、マインドマップをかかなくても連想はスイスイ出来るようになりますよ。
あなたはどう思いますか?
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管理人コウスケのひとこと
昨日の名古屋ライフハック研究会 #nagohack で @cottonweed1023 さんからいただいたBrave Bot。これ手作りってすごすぎる。勇気をもらって行動します! #botjoy http://t.co/r85tDLP1lQ
— Kosuke (Ko's Style) (@kosstyle) 2014, 11月 9
- [2014/11/21 06:03]
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