ノーベル物理学賞・中村修二氏に学ぶ!自分で考え、新しいものを生み出すための4つの考え方  はてなブックマーク - ノーベル物理学賞・中村修二氏に学ぶ!自分で考え、新しいものを生み出すための4つの考え方

考える力、やり抜く力 私の方法

2014年度のノーベル物理学賞が決まった、赤崎勇氏・天野浩氏・中村修二氏

なかでもインタビューを見ていてとても興味をもったのは、中村教授。

日本に問題意識を持ち、それを鋭く指摘していたのが印象的です。


それで読んでみたのが本『考える力、やり抜く力 私の方法 』。

2001年の本ではありますが、すでに中村節が炸裂!しており、とても面白い内容です。


今日は本書から、自分で考え、新しいものを生み出すために必要な4つの考え方をピックアップしました。





1. 非常識はビッグチャンス

私の経験で言えば、まず、独創的なアイデアを生むためには、それが「非常識なアイデアである」とわきまえるところから出発するということだ。独創的なアイデアというのは、もともと非常識で突拍子もないことなのだ。逆に、だからこそ独創的だと言われるのである。
たとえば、日本の企業というのは会議好きで、年がら年中会議をやっている。しかし、会議で出てくるアイデアなどというものは、何の役にも立たないもの、常識的で面白くも何ともない考えである。なぜなら、非常識なことでも言おうものなら「お前は、何を馬鹿なことを言っているんだ」と、必ず潰してしまうのが会議というものの一つの特色でもあるからだ。

P.23
周りから批判され、それでも自分を信じるというのはなかなか難しいもの。

とはいえ、他人に同調するだけでは、新しいものを生み出せるはずがありません。


2. 孤立を誇りに思え

考えてみてもらいたい。論文や資料を見て、他にも同じような製品の研究をしている奴がいたといって安心しているようではダメなのだ。他にもいるということは、とりもなおさず独創性に欠けるということなのである。
それよりもむしろ、誰もとりかかっている者がいない、自分一人がやっているようだという認識に立った時、むしろそれを誇りに思うべきなのだ。

P.26
「前例がない」ということを、チャンスととらえるか、逆に不安に感じて消極的になってしまうか。


3. とにかく「やり遂げる」ことが大事

周囲の悪口をよそに、小川社長はその後、私の要求する予算をポンと出してくれるようになるのである。なぜか。それは売れはしなかったけれども、とにかく新しいものを開発した。その私の開発能力は、いつかは金になると読んだからなのだ。
(中略)
やりとげること、完成させることが大切なのは、それが小さなことでも、人の目にとまるからだ。私の場合は幸運にも会長の目にとまった。

P.93
10のことに手を付けて全て途中で投げ出すより、1をやり遂げるほうが良い、ということでしょうか。


本『ブライアン・トレーシーが教える 年収を自分で決められる人になる方法 』には、新しい仕事を与えられたら、必ず素早く、うまくやり遂げることで「仕事が早く、頼りになる」という評判を築こう、とあります。

それが次の仕事につながり、それを繰り返すうちに年収が上がる、ということですね。

やらなきゃ後悔する!年収を自分で決められる人になる方法 


他にも、「やり遂げる」ことで、自分流のやり方が磨かれると書かれています。

たとえば会社で評判が悪かろうが、一つの製品を自分の手で実際に完成させるところから自分流は生まれてくる。つまり、過去にやり遂げた仕事の成功例、失敗例の中に自分流というのは隠されているということだ。だから、自分流を見つけるには、まいがりなりにも、自分の手で何かを完成させ、何かを実現しておくことが不可欠なのである。

P.29


4. 「コンチクショー」を強力なバネに

先日「ノーベル物理学賞の赤崎勇氏・天野浩氏・中村修二氏に共通する4つのこと」という記事を書きました。

逆に3人に共通しない、中村教授だけが特に強く持っていたものがこの「コンチクショー」ではないでしょうか。

今、つらつら考えてみると、私には二つのコンチクショーがあるように思える。この二つのコンチクショーが青色に挑戦させたのではないかと思っている。一つ は実績を上げながら社内でボロクソに言われてキレた時。この時もコンチクショーだった。そしてもう一つが留学でのコンチクショーだ。

P.133
中村さんは、社内で新しいものを3つ開発するも売れず厳しい立場に置かれ、上司から

「会社の利益をお前が全部開発につぎこんでいる。責任をとれ」

と言われたこともあったといいます。

また留学先では、「博士号はあるのか?」「論文は?」と聞かれ、それがないと相手にされなかったのだそうです。

この二つの出来事による悔しさが、強力なバネになったというのです。

何か新しい発明をしたり、新しい発見に挑戦したりする時に、このコンチクショー精神は非常に大切だと思う。これがエネルギー源になって、無謀とも思えるこ とへも立ち向かっていけるのだ。もしもこのエネルギー源がなかったら、常に安易な方向へと流されてしまうことだろう。人間は苦労するよりも、楽して生きる 道を選ぶ動物でもあるからだ。

P.132

そもそも思い通りにいかない事があったときに「コンチクショー」と思うか、も重要。

ただストレスに感じて凹んで終わり、という場合も多いのではないでしょうか。


まとめ

中村教授は研究者ですが、この本に書かれていることは研究や発明、商品開発の分野「以外」でも参考になります。


中村教授は良い意味で「日本人らしくない」ところが良かったのではないでしょうか(今は国籍もアメリカ人)。

日本人の得意な「周りの空気を読む」ことばかりしていては、独創的な新しいことをすることはできない、というのが本書からよく分かります。


熱い気持ちをもって何かに取り組みたい方、新しいことをしたい方、創造的なものを生み出したい方など、ぜひ読んでみてください。




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