もう恥をかきたくない!「美文字」を書くためにおさえておくべき7つのコツ

字が下手で恥をかいたことはありませんか?
「そんな経験はない!」という方も、実は本人が気づいていないだけだったりして…。
私はササッと書いた字を「読めない」と言われ、衝撃を受けたことがあります。
たしかに丁寧には書くよりスピードを重視しましたが、まさか「読めない」とは思わなかったのです。
そろそろ年賀状を意識する時期。
そこで、「美文字」を書けるようになるために何を意識すべきか、たくさんのサイトから7つのコツを導き出したので紹介します。
※プロから「美文字」を学べるイベントも開催予定です。
1. ペンを正しく持つ
ペン先から3cmほど上を親指、人さし指、中指の3本でつまむように持つのが正しい持ち方です。ペンを3本の指で持ったら、手首を机に固定しましょう。
文字を書くときは、机の上などに手首をしっかりと固定させましょう。手首がふらふらと動く状態になっていると、3本の指の動きが安定せず、思うようにペン 先をコントロールすることができません。そこで効果的な手首固定のポイントは、小指の付け根から手首にかけて、手のひらの側面をぴたりと机に密着させること。こうして固定することで、手指をスムーズに動かせますから、止め・はね・払いなどの加減も調整しやすくなります。また、無駄な力がかからないので、長 時間書いていても疲れにくくなるでしょう。

ペン先から見て親指、人さし指、中指で正三角形を作る ように持つのが効果的。手首を机の上に固定したまま3本の指をスムーズに曲げ伸ばして、きれいな正円を何回も書く練習をしよう。
どんなペンを使うかも重要ですね。
簡単に字を格好良く見せたいなら、まずはペンの選び方に注意すると良いでしょう。あまり細すぎるペンでは、格好良い字の条件である線のメリハリが出せません。ペン字では強弱遅速が重要です。
LAMY2000は握りやすく、美しいデザインでオススメ。
2. 円を描いてトレーニングする
ペンを思い通りに動かせるようになる練習も大切のようです。「手首を固定した状態で、指先の動きでなるべく大きな円を書く」というトレーニングです。
ポイントは、ペンの持ち方にあります。親指、人差し指、中指の3本で三角形を作るようにして、なるべく指をゆったり伸ばした状態でペンを持つのです。ペンを握り込むように持つと、ペンの動かせる範囲が狭くなり、字の形が崩れやすくなります。
指をゆったり伸ばした状態で、手首の辺りを机の上に固定し、グルグルと何回も円を書くトレーニングをします。次第に大きな円を書けるようになれば、自由にペンが操れるようになった証拠です。
さらに、四角形や三角形(ムの字を書くような書き順で)を書く練習も効果的です。
3. すき間を均等にそろえる
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「文字の中のすき間が均等になるように書くだけで、文字はかなり美しく見えます」
なぜクセのある字が乱雑に見えるかというと、字の中にある間隔の広さが均等でないから。字の基本は間隔を均等にすることなのです。例えば、漢数字の『三』。二本の横線の間に間隔が二つありますね。この間隔を同じ幅にするだけで、美しい字に見えるのです。
なんと、「均等」と唱えながら字を書くだけで、字がうまくなるという実験結果があるようです。
視覚心理学の研究で、「視覚の誘導場」と呼ばれる考え方があります。人間の目は、字や図形を見た時に、書かれた線だけでなく、むしろそのすき間の部分の配置のバランスを感じ取って、「きれい」かどうかを判断していると考えられています。
したがって、字を構成する線の形だけでなく、「線の間のすき間」が均等に整っているだけでも、とても読みやすく、きれいだと感じてもらえる字になるのです。
すき間が均等でないとこんな風に…。分かりやすいですね。
4. 適度な右上がりに書く
基本はわずかな右上がり
無理に右上がりにしようとせず、ほぼ水平に書くつもりで書いてみてください。
右下がりにはならないようにしましょう。
5. とめ、はね、はらいをしっかり意識する
とめ、はね、はらいを意識するだけで、文字の印象は
がらりと変わります。
「とめ」は確実にとめる。
「はね」は短く切らず、線が徐々に細くなり、
必ず終点で太さがゼロになるように力を調節します。
「はらい」も「はね」と同じで、力の抜き加減で調節します。
これだけでも、文字に丁寧な雰囲気が生まれます。
6. 字を上手に見せる大きさの黄金比率は、漢字100:ひらがな70:カタカナ80
1文字1文字をキレイに書くだけでなく、全体のバランスが大事なのですね。漢字を100パーセントとすると、ひらがなは70%、カタカナは80%の大きさで書く。
漢字に比べてひらがなを小さく書いた方が良い理由は、字の密度が低いため、小さく書く方がバランスをとりやすいから。
比率はこれくらい 100% 80% 70%
また、固有名詞に使われることが少なく、情報として「読み飛ばす」部分なので、大きいとうるさく感じるからだそう。
同じように字の密度が低いカタカナを、ひらがなより若干大きくするのは、カタカナが固有名詞に使われるためです。
7. 脳内文字を美しく変える
「丁寧に書いてもきれいに書けない」という方は、「脳内文字」が崩れていることが原因かもしれません。
最初に手本で文字を習う時は、手本の字の形が「脳内文字」として記憶されます。以後は、その脳内文字の形を呼び出して、字を書くようになります。
ところが、小中学校を卒業して手本に触れる機会がなくなると、脳内文字の形もぼやけてきます。すると、日常目にする「自分が書く字」が、脳内文字の 形に置き換わってしまうと考えられます。崩れた形の脳内文字を呼び出して字を書くために、ますます自分のクセが強く現れた、崩れた字になっていってしまうのです。
ということは、美しい字を書くためには、手本をよく見たり、なぞり書きをしたりして、「きれいな形」を脳内文字にもう一度記憶しなおせばいいことになります。
「やはり人には苦手な字というものがあります。私にもあります。そういった字は、お手本を見ながら書くと自然と良くなりますよ」
以下で紹介したサイトでお手本を印刷し、ヌーボードに入れてなぞると、とても良い練習になりますよ。
まとめ
この練習帳、アマゾンでかなり人気のようです。とはいえ、1人ではなかなか練習できない…という方もいるのでは?
11/8(土)に、上記1で紹介した実用美文字コンサルタント谷口栄豊 先生から美文字のコツを教えていただけるイベントを開催します!
ウォーキングインストラクター加藤めぐみさんから「美姿勢」を学んだあとに、実用美文字コンサルタント谷口栄豊さんから「美文字」を学べる、超豪華な企画です。
二人の講師からこんなに安く教えてもらえる機会は、なかなかありません。
さらに懇親会にも参加してくださいますから、色々質問もしちゃいましょう!
パソコンの普及でなかなか字を書く機会が減ったとはいえ、自分の名前くらいはキレイに書けるようになりたいですね。
職場などで、
と言われるようになりたい!「字がキレイですね。うらやましいです!」
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- [2014/11/05 21:00]
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