本『成城石井はなぜ安くないのに選ばれるのか? 』を読み、実際にお店へ行って確認した3つのこと  はてなブックマーク - 本『成城石井はなぜ安くないのに選ばれるのか? 』を読み、実際にお店へ行って確認した3つのこと

成城石井はなぜ安くないのに選ばれるのか?


ローソンが買収を検討しているとの話もあった、スーパーマーケット成城石井

近所にないので行く機会がなく、それまでは「高級なスーパー」という印象だったのですが、どうもそうではないようです。


本『成城石井はなぜ安くないのに選ばれるのか?』を読み、試しに成城石井  アスナル金山店へ行ってみました。





1. そこにしかない品揃え

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上の写真、写っているもののほぼ全てが「そうめん」

決して広い店内ではないのですが、そうめんだけでこれだけの種類を置いていました。

これは食べ比べてみたい。


成城石井には、そこにしかない商品があるようです。

何よりも大きな特徴は、その品揃えの独特さにある。輸入商材、隠れた名品、地方の名産品をはじめ、独自商材が極めて多いのだ。(中略)
成城石井でしかお目にかかれない商品も多い。買うときの選択肢が幅広いということだ。

P.21
http://blog-imgs-69.fc2.com/k/o/s/kosstyle/IMG_2638.jpg


すると、客はこう考えます。

トレンドの先端を行く人たちによって、気になる商品がピックアップされることがある。ブログであったり、ツイッターであったり、雑誌であったり。
そんなとき、”どこに売っているか”と多くの人たちが気にし始めて、真っ先に探すのが、成城石井だという。とりあえず成城石井に行ってみたらあるのではないか、という期待だ。

P.78
「あそこにならあるかも」と大きなスーパーに探しに行ったのに、なくてガッカリした経験があります。

「大型店にないなら、どこに行けばいいんだよ!」と。

成城石井の場合は、品揃えが豊富なのではなくこだわりの品を揃えているため、何でもあるわけではないでしょうが、「めずらしいものは、あそこにあるかも!」と期待させてくれる品揃えでした。


2. とことん良いものにこだわる

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興味深いのは、儲けよう、という発想ではなかったことだ。本当においしいもの、こだわったものをとことん突き詰めよう、というところから、成城石井は品揃えを考えた。それが結果として、他社が真似できない仕組みや品揃えにつながったのだ。

P.34

成城石井は、自分たちが求めるこだわりの商品を世界中で追い求めているわけですが、満足のいくものがどうしても見つからないことがあるんです。だったら、自分たちで作ってしまったらどうか、という考えて生まれたのが、オリジナル商品でした

P.92
通常、プライベートブランドというとパッケージを簡素化し、広告を打たないことで安くした商品、というイメージがありますが、成城石井のそれは価格の問題ではなく、他にない商品・オリジナル商品なのです。


たとえば、砂糖不使用のジャムというものがあるそうです。

砂糖を使っていないのに、糖度は45度




安価なジャムは砂糖をたくさん入れて甘くするため、フルーツの量が少ない。砂糖を食べているようなものだといいます。

成城石井のジャムは、贅沢にフルーツを使い、難しい技術で砂糖を使わずに甘さを実現。

一見価格が高いように見えるが、その手間や価値を知ればむしろ安いのです。


どうしても価格競争をしてしまいがちですが、「安い」以外の価値を生み出せば、選んでもらえるのですね。


3. コミュニケーションを大切にする

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店舗にいるスタッフの数も多い。何かを尋ねようにも従業員が見つからない、ということはまずない。
もっといえば、他のスーパーにはない特徴がある。店内のどこに何が置かれているのか、カテゴリーを示す看板が天井からぶら下がっていないのだ。これには理由があるという。
「わからないことがあれば、気軽にお声がけください、ということなんです。それが成城石井のスタイルなんですね。コミュニケーションをし、お客様と少しでも近づきたいスーパーなんです」(中略)
会話をすれば、求められているものが見えてくる。(中略)
極端な話、何も買わなくてもいい。話に来るだけでもいい。ただ、成城石井の従業員と話ができて、”今日は成城石井に行って楽しかった”とお客様に思っていただけるだけでもいい。

P.49
残念ながら私は、従業員の方とお話する機会がありませんでしたが、困ったら話しかけられそうな店員さんは近くにいました。

本書に何箇所も出てきましたが、とにかく客の期待に答える。これを一番に考えることから、会話で情報収集するのですね。


そうそう、レジでの応対も良かったです。

(追記2014/8/7:こんな ↓ 素敵なコメントいただきました!)


まとめ

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儲けようという発想ではない、なんて何だかきれいごとで、ビジネスはそんなに甘くないように思えるのですが、実際のところ儲けは後からついてくる、ということですよね。

偶然、今読んでいる『THINK LIKE ZUCK マーク・ザッカーバーグの思考法 』にも、

「金儲けのためにサービスをつくるのではなく、少しでもいいサービスにするために金を稼ぐのです」

という言葉が紹介されていました。

成功しているというか、他にはないサービスをしている人の考え方なのかもしれませんね。


…で、今後私が成城石井を利用するかといえば、遠くの成城石井より近くのコンビニを利用するでしょう。

しかし、成城石井のイメージが「高い」から「こだわり」に変わりました。めずらしいものを探したいときには行ってみるつもりです。




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