「マインドマップ」の活用で大きな結果を出した世界のリーダー達の6つの事例 〜本『マインドマップ・リーダーシップ』  はてなブックマーク - 「マインドマップ」の活用で大きな結果を出した世界のリーダー達の6つの事例 〜本『マインドマップ・リーダーシップ』

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「マインドマップ」を使ったことがありますか?

今では日本の小中学校や大学、塾などでもマインドマップを使った授業を行っているところがあり、世界でも有名な大企業などが活用しています。

個人だけでなく、組織でマインドマップを活用すると大きな結果が得られるというのが、本『マインドマップ・リーダーシップ―――現場主導で組織に革命を起こす 』です。

これは、マインドマップの発明者で脳と教育の世界的権威トニー・ブザン氏の本。

私はトニー・ブザンから直接指導を受けた認定マインドマップ・インストラクターなのですが、実際に彼は「チーム」の大切さを熱心に説いていました。


今日は本書から、リーダーがマインドマップを使って大きな結果を出した事例を紹介、解説します。

組織の問題をなんとか解決したいという方、ぜひチェックしてください。






1. マインドマップを壁に貼り、メンバーに自由にアイディアをかき足してもらう

組織が問題を抱えていたり、創造的なプロジェクトを手掛けていたりする時には、大きなマインドマップをかいて共有ワーク・エリアの壁に貼っておくといい。 そして、チーム・メンバーにアイディア、絵(イメージ)、ブランチ(枝)を加えるように呼びかけてみよう。グループ・マインドマップの作成はグループ全体の知恵基盤を利用するための強力な方法であり、最終的な解決策や実施についての強い賛同を得られる。
(中略)
ルイジアナ州で「クコス・メキシカンレストラン」を経営するビンセント・ルイザ・ジュニア社長は重大な問題に直面していた。顧客が夕食後に車に戻る時に盗難にあったのだ。彼は警備保障サービスを雇い、その地域の照明を明るくしたが問題は解決しなかった。そこでビンセントは問題と潜在的な解決策についてのグループ・マインドマップをかくことにし、それを経営トップから洗い場の担当者まで誰もが見えるようにホールの壁に貼っておいた。毎日、チーム・メンバーが各人のアイディアややり方を書き加えていった。そして、解決策は経営トップからではなく、現場の人間から打ち出された。

P.121
経営者・リーダーの考え「だけ」では限界があります。

何でもリーダーだけが考えて指示するよりも、メンバー全員のアイデアを集めるほうが良いし、アイデアをシェアすれば、アイデアがアイデアを呼ぶのです。

マインドマップを壁に貼り、メンバーにかき足してもらう方法は、とても有効です。


ちなみにこのお店が問題をどう解決したかは、本書を確認してください。

あまりに単純な方法ですが、防犯以外にも意外な効果があったようです。


2. パワーポイントを捨て、マインドマップ1枚でプレゼンする

以下でグレッグ・ホーンの体験談を紹介しよう。
「2年間にわたり、私は食品ビジネスにおいて、画期的で商業的に成功する新製品を生み出すための体系的なビジネス・モデルづくりに取り組んできました。(中略)
週末に、私は大量のパワーポイント・プレゼンテーション用資料を捨て去り、ビジネス全体を一枚のマインドマップにまとめました。その後、空路でカリフォルニアに向かい、その一枚のマインドマップを唯一の”プレゼン資料”にして、投資の意思決定者に事業について説明しました。
これがうまくいき、われわれは2週間後にネスレ、ユニリーバ、バイエルADM、AMトッドなどの戦略的投資家から1500万ドルの資金調達ができました。マインドマップが強力なツールであることは確かです。単に情報を保持するだけでなく、複雑な概念を効率よく伝えるためにも使えます」

P.122

こんなふうにも書かれています。

マインドマップはプレゼンテーションを計画する時の強力な手段でもある。コピーを配布してそれを配って再確認してもいい。マインドマップはプレゼンテーションを覚えやすく、印象に残りやすくする。

P.149
私もセミナーなどする際は、マインドマップを書いて計画します。

コピーを配布するのも良いですね。

一度話を聞いた人なら、キーワードを見るだけですぐ話の内容を思い出せるでしょう。


3. 会議でマインドマップを使う

会議で重要なのは全体の10%にすぎない。会議中にマインドマップをかくことで強制的に自分を結果に集中させることができる。その課題について初めて集まるのであれば、新しいマインドマップを作成する。既に集まったことがあるならば、事前に前回のマインドマップを見直し、会議の進行とともにそのマインドマップにかき加えるといい。会議後に対応する必要のある分野に疑問符(?)か、フォローアップの記号(FU)を付けておく。そして、次の会議に忘れずにマインドマップを持参する。
マインドマップの配布は、会議の結果を閲覧する理想的な方法である。

P.149
私がマインドマップを使うことになったキッカケは、会議メモでした。

新人の頃の私は、会議の内容をメモしていると話についていけず、話をよく聞いていると手が止まってしまう。あとからメモを見ても内容が思い出せない部分がある。そんな状態でした。

そこで良い方法がないかとネットで調べていて出会ったのがマインドマップ。

メモのスピードが上がり、記憶に残りやすく、あとでパッと見てもすぐ内容を思い出せます。


3. 大量の情報管理をマインドマップで整理する

コン・エジソンはニューヨーク市の主要な公共サービス会社で、300万を超える顧客向けに電気、ガス、蒸気の配給サービスを手掛けている。米国同時多発テロによる世界貿易センターの崩壊直後に、同社の環境、健康、ならびに安全(EH&S)部門は同社の専門家チームを編成し、災害のあった地域で作業している社員が遭遇するであろう環境・安全問題を特定して、それに対処するための計画を策定した。(中略)
コン・エジソンはマインドマップ作成ソフトを使ってアクション・プランを策定し、この大惨事が生み出した大量のデータや書類を管理していた。リアルタイムのデータが大画面の高画質プラズマモニターに表示され、的確な意思決定、最新情報の更新と追跡を容易にした。

P.123
情報が多く混乱しそうなときにマインドマップをかくことはとても有効です。

米国同時多発テロの対応にマインドマップが使われていたというのは大きな話ですが、たとえば私は持っている服をすべてマインドマップにかき出したことがあります。

するとA4用紙1枚で全てを把握できたのです。
  • この服はもう捨てよう
  • 今度こういう服を買おう
  • 似た服ばかり持ってるな
など考えることができました。

全ての服を部屋に広げることはできませんが、マインドマップなら全てを俯瞰することができるのです。


ビジネスでも、情報が混乱してしまいそうなとき、マインドマップを活用してみてください。


4. 営業でマインドマップを活用する

マインドマップの活用法は幅広い。

デニス・コリンズは米ラジオ局の幹部で、成功者として知られている。(中略)
彼は記録破りの営業マンを何千人も育て、数十名に上る現場のリーダーたちのキャリア開発を助けた。(中略)
デニスと彼のチームが誕生させたLITE FMとMAJICのラジオ2局は、聴取率、収入、利益のいずれでも、競争の激しい南フロリダのラジオ市場で常にトップの成績を上げている。(中略)
デニスと彼のチームはマインドマップを頻繁に活用している。各幹部は会社のビジョンを描いたマインドマップを壁に貼っている。長年にわたり(中略)セールス・プレゼンテーション用のマインドマップのかき方を営業マン全員に教えている。彼のチームは、マインドマップを使って他のメディアと比較したラジオの費用対効果に関するプレゼンテーションを行う。マインドマップは置いて帰るので、相手はそれを見れば彼らのプレゼンテーションを思い出せるし、意思決定の際に内容を正しく伝えられる。連絡先情報はマインドマップの下に書かれており、最後までフォローしやすい。このやり方は大きな成果を上げている。

1999 年10月13日に、ニューヨーク・サンデー・タイムス紙がビジネスにおける「脳力」(ブレイン・パワー)についての記事を掲載し、その中で「マインドマップに取り組んだ後、マイアミのラジオ局、WMXJの売上高は前年のそれを10%上回った」というデニスのコメントが紹介された。

P.120
商品の説明をする際にも、マインドマップを使うと面白いでしょう。


たとえば、話題のApple WATCHをマインドマップ化してみました。

これを見せて説明すれば、長い文章を読ませたり、ダラダラと長く説明するよりも分かりやすいかもしれません。




6. マインドマップで勉強する

マイクはマンダリン・オリエンタル・ホテル・グループのマーケティング担当役員で50歳だった。(中略)
キャリア・アップのために学校に戻りた かったが、時間がなかったのだ。それで、彼は通信制のMBAプログラムに申し込んだ。やるべき仕事を抱えてのこの勉強は、厳しい状況になると考えられた。 彼のそれまでの学習方法ではやり遂げられそうもなかった。しかし、彼はやる気だった。
マイクが勉強で苦労していることを耳にして、友人がワークショップを紹介してくれた。「学ぶ方法を学ぶ」ために1時間の講義を4回受けたマイクは、すべてのクラスについてマインドマップを作成し、それを壁に貼って復習できるようにした。

P.124
スキルアップのための勉強にも、マインドマップは有効です。

たとえば私は、読書をしたら必ずマインドマップ化し、頭に定着させています。

【動画】プロが読書しながらマインドマップをかく様子を撮影してみた


マインドマップでかくと記憶に残りやすく、またあとで見るときに重要なポイントが分かりやすいのです。


まとめ

実際の本書には実は、「ちょっとこのタイトルは違うんじゃない?」というくらい、マインドマップ以外の内容が多く書かれています(原題に"MindMap"という言葉はありません)。

しかしその内容がすごく良いのです。
  • 問題の予防ができる「プロアクティブ・リーダーシップ」
  • リーダーシップの3速ギヤを使いこなしているか
  • 情報過多な時代の情報入手法・読書法
  • 脳を最大限に活かすGIGG
  • 目標達成するためのTEFCAS思考法
など、ぜひ本書でチェックしてみてください。


なお、9/28に有名著者で習慣化コンサルタントの古川武士さんとコラボセミナーを東京で開催します。

公認マインドマップ・インストラクターの私が、読書マインドマップのかき方・活かし方を解説、実際に体験していただきます。

ブロガーの私が実際に速読→ブログ記事化している方法ですので、ブログで本を紹介したい方にもオススメです!

あなたもこんなことができるようになります。

【動画】プロが読書しながらマインドマップをかく様子を撮影してみた


「マインドマップ」についてササッと知りたい方は薄い本『マインドマップ超入門』、より詳しく知りたい方は厚い本『新版 ザ・マインドマップ(R)』がオススメです。







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