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目の動き・言葉から心を読む!コミュニケーション能力がグッと上がる5つのテクニック 〜本『今日から使えるNLP』  はてなブックマーク - 目の動き・言葉から心を読む!コミュニケーション能力がグッと上がる5つのテクニック 〜本『今日から使えるNLP』

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「初対面でもすぐ仲良くなれるようになりたい!」
「弱い自分をもっとうまくコントロールしたい!」

そう思いませんか?

私も同じです。

誰とでもすぐ仲良くなれたり、たくさんの人から好かれている人がとてもうらやましいし、自己管理がしっかりできて次々と目標達成している方を見て憧れます。


今日紹介するのは、本『今日から使えるNLP 』。

NLPとは、脳と心を上手に使うための心理学。私の周りにはNLPをマスターしている人が何人かいますが、みんなとても感じの良い方ばかり。

相手を観察し、相手に合わせることができる方なのだと思います。

メンタリストDaigoさんもNLPを使ってますね。


今日は本書から、コミュニケーション能力がグッと上がる5つのテクニックを紹介します。





1. 共通点を「探す」

ポイントになるのは「ラポール」の有無です。フランス語で、関係、交際、類似点などを意味することばですが、NLPでは、相手との間に実感するこころのつながりや、親密さという意味で使われます。
NLPでは、ラポールこそがあらゆるコミュニケーションのもとになると考えます。(中略)
相手と早く打ち解けたいと思ったら、おしゃべりを無理に盛り上げようとするより、ラポールをつくりだすことを優先するほうが効果的でしょう。

P.52

では、どのようにしてラポールをつくるのか。

キーワードは「共通点」です。

人はお互いに共通点がある相手であるほど、親密感、安心感、一体感を覚えるというものです。(中略)
つまり、こういうことです。お互いの共通点を増やすようなコミュニケーションを取れば、初対面であってもすぐにラポールを築きやすいということ。奇をてらった話題をもち出す必要はありません。「出身地は?」「趣味は何?」「兄弟はいる?」など、ごく身近な話題のなかから共通点を探っていけばいのです。

P.120
営業マンやショップ店員さんなどにこう言われたことはありませんか?

「私も赤色が好きなんですよ〜」
「私も娘が1人いるんです」
「私も◯◯出身なんですよ!」

これらは客と良い関係を築くためのものなのです。


2. 共通点を「つくる」

共通点は「つくる」こともできます。

NLPにはお互いの共通点を意図的につくりだす方法もあります。それが「ペーシング」です。
ペーシングとは、相手の非言語的なメッセージに注目し、「相手のペースに合わせる」こと。そうして、ことば以外の部分で「私はあなたと似た人間です」というメッセージを相手に投げかけるのです。

P.121
相手がドリンクを飲み始めたら、自分もさりげなくそれに合わせてドリンクを飲む。

相手が笑えば自分も笑う。

それだけでも、相手は無意識のうちに好意を感じてくれるのです。

詳細は本書を確認して下さい。


以前この記事でも少し紹介しました。

【心理学】でコミュニケーションを改善する5つの考え方 〜本『マンガでやさしくわかるNLPコミュニケーション 』


3. 相手の優位感覚(VAK)に合わせて言葉を選ぶ

上記のような非言語メッセージだけでなく、言語メッセージも相手に合わせることが大切です。

そのためには、相手の優位感覚が
  • 視覚(isual)
  • 聴覚(uditory)
  • 触覚(inesthetic)
のどれなのかを探ります。

相手のそのときの感覚に合わせたことば選びができたら、もっと親密な会話ができるようになるはず。VAKを会話に活かす方法をさらに具体的に見ていきましょう。
まず相手の優位感覚を把握します。それには、「最近楽しかったことはなに?」などと考えることに特定の感覚を限定しない質問をします。相手の解答に含まれる叙述語から、そのときの相手の優位感覚が視覚、聴覚、身体感覚のどれなのか、わかります。
視覚優位だとわかったら視覚的にイメージしてもらいやすい言葉を使って話します

P.60
「真っ青な海を眺められる道を走るのが好きなんです」など目に見えるものを表す言葉を多用する場合は視覚優位(V)。自分も「注目する」「全体像」「イメージする」などの言葉を使うと良いでしょう。

「音楽をガンガンかけて、友達とワイワイやりながらドライブすると…」など擬音語や音に関することばを多く使う場合は聴覚優位(A)。こちらも相手の声の調子に合わせたり、擬音語を多用、「静か」「にぎやか」などの言葉を使うなどして合わせましょう。

「高原を走ると気持ちがいい。空気がひんやりして…」など感覚的な言葉が多ければ身体感覚優位(K)。「触れる」「冷たい」「固い」など、言葉を合わせます。


たとえばオススメのラーメン店を紹介する場合、

Vの相手には「透明のスープの上に大きなチャーシューが乗っていて…」
Aの相手には「ドンと分厚いチャーシューから肉汁がジュワッと…」
Kの相手には「アツアツのスープから良い香りが…」

みたいな感じだと、より伝わるでしょうか。

またプレゼンなど複数人を相手にする場合は、VAKそれぞれの言葉をまんべんなく盛り込めば、より多くの人に伝わるでしょう。


4. アイ・アクセシングキューで相手の考えていることを読み取る

http://www.ccara.org/?p=304

人が考えるときの視線の動きのこと。そこには一定の法則性があると考えられています。
例えば、視線が上を向くときは視覚情報にアクセスしています。特に左上に視線が向いたときは「記憶しているイメージ」に、右上の場合は「新しくつくりだされたイメージ」にアクセスしていると考えられています。
視 線が水平に左に動くときは「記憶している音」、右に動くときは「新しくつくりだされた音」にアクセスしています。視線が下をむくのはじっと考え込んでいる とき。特に左下だと「自己対話・内的対話」が行われているとされます。逆に右下の場合は「身体感覚」にアクセスしています。
これらの視線の動きから、その人の優位感覚を推測することもできます。(中略)
左利きになると左右のパターンが逆になります。

P.62
このように相手の目を見ていると優位感覚が分かるのです(詳細は本書参照)。


また、相手が今何を考えているかも想像できます。

たとえば相手に「きのう何してた?」と聞くと、記憶にアクセスするので視線が左上に行く可能性が高い。

それなのに視線が右上へ行ったとしたら…。新しくつくりだされたイメージ、つまりウソをついている可能性がありますね(笑)。


5. リソース・アンカーでやる気・自信を取り戻す

いつでもやる気や自信といった肯定的な感情を呼び起こす「リソース・アンカー」の手法を紹介します。
それには まず、過去の経験のなかから、自分が肯定的な感情を抱いた具体的なシチュエーションを思い浮かべます。(中略)そのときの自分に戻って、周りに見えていた 光景や聞こえていた音を確認しましょう。体にはどんな感触を感じているでしょうか。あたかももう一度その経験をしているかのように思い出に浸ってみてください。(中略)
その状態でアンカーを設定します。つまり、望ましい状態を呼び覚ますためのスイッチを決めるのです。(中略)
肯定的な感情が盛り上がってきたらピークに達する直前にその動作をします。これを何度か繰り返すと、肯定的な感情とその動作との強い結びつきが作られます。
上手にできれば、いつでも自信にあふれた自分を呼び覚ますことができるようになるでしょう。

P.92
過去に褒められた経験や、大成功したときの喜びの記憶を、ガッツポーズや両方の親指を立てるなど普段あまりしない動作に設定するわけです。

ポジティブな人に、人もお金も集まります。いつも最高の自分を引き出したいですね。


まとめ

NLP関連本は他にも読みましたが、本書は広い内容をカバーし、実生活で活かせるように易しく書かれているのが良い。

コミュニケーションは性格の問題ではなく、意識と技術が重要ではないでしょうか。

感じのよい人・友達の多い人は、それなりに意識し、考えて行動しているわけです。

人と話すときに、相手の目線やよく使う言葉、ジェスチャーなどを意識したことがないのなら、読んでみると面白いと思いますよ。


ところで
驚いたのは、本書を読んであらためて自分のツイッターを見てみると、VAKに関わる表現がほとんど見当たらないこと。

表現力が乏しく、あまり伝わってないかもなぁと痛感しました。

↓ これなんて最悪ですね…。

もちろん「写真があるからあまり語る必要はない」という気があったのですが、それにしてももうちょっと何かあるだろうと…(汗)。

本書を読んだ今なら、こう書くかな?

一番目的のクロワッサンドーナツは、ドーナツには意外なサクッとした食感。香ばしさが、甘いシュガーでコーティングされています。
モチモチ&しっとりのオシャレなアンパン、表面がこんがりチーズの野菜パンも美味い!

…少しはマシになったでしょうか?

VAKを意識して話したり書いたりすると、表現が豊かになり、より多くの人に伝わりそうですね。


Facebookページには、本書を読んでかいたマインドマップを掲載。本書全体の概要確認ができます。




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