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スタバとブログの共通点!?テレビCMなしでも大人気なスタバの考え方をブログに活かす5つの方法  はてなブックマーク - スタバとブログの共通点!?テレビCMなしでも大人気なスタバの考え方をブログに活かす5つの方法

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スターバックスはなぜ値下げもテレビCMもしないのに強いブランドでいられるのか? 』。

不思議ですよね。

テレビで一切CMを見ないのに、あんなに人気なのですから。


私もスタバが大好きで頻繁に通っているので、とても興味深く読んでいたところ、実はスタバの考え方はブログにも活かせるな、と気づいたので、ご紹介します。





1. 「注目に値することが注目される」と心得る

お客様に口コミを広めてもらうには、注目に値するだけの商品、サービス、体験を提供しなければならない。セス・ゴーディンの『「紫の牛」を売れ!』には 「競争の激しい市場では、目立たないことは存在しないも同然である」という一節がある。注目に値するだけの商品でない限り、消費者が話題にすることはないというわけだ。

P.124
ブログでいえば、記事の中身が良いものこそが、注目されるべきということですね。

2chまとめ系のブログでよく「〜の結果wwwwwwwwww」みたいなタイトルを目にします。

たいてい中身はつまらないですね。

中身がないのにタイトルで釣ろうとすれば、その場はアクセスを得たとしても、信用を失います。

「だまされた」ブログをまた読もうとは思わないし、記事を他人にシェアしようとは思えません


もちろんタイトルは非常に重要なのですが、まず良い記事にすることを考えましょう。


2.  お客様に罠を仕掛るのではなく、日常を豊かにする

スターバックスには、信愛の情にも似たロイヤルティを育むための、暗黙のうちに企業に根付いたマーケティング理念がある。お客様の日常に罠をしかけるのではなく、お客様の日常を豊かにするという理念である。

顧客ロイヤルティを生み出す方法を模索している企業のマーケティング活動は、お客様の心をつかむことよりも、お客様を釣ることを目的としているものがほとんどである。スーパーマーケットが提供する会員特典、航空会社のマイレージ、携帯電話会社の長期サービス契約。このどれもが、企業が「ロイヤル顧客」のレッテルを貼るために消費者にしかけた罠である。

P.186
先のタイトルで釣って中身がないというのも罠。

あまりよくない商品を「すごい!」とあおって買わせようとするのも罠。

そういうことではなく、読んでくださる方の日常を豊かにすることを考えると、自然とファンが増えそうです。


私はこのブログを通して、読んでくださった方の仕事や生活がちょっとラクになったり、心がちょっと軽くなったりすることを目指しています。

誰の役にも立たない私の日記や生活の記録などは載せていません。


3. お客様とのふれあいを大切にする

企業の多くは、従業員の人間性を信頼する代わりに技術を採り入れ、お客様との交流をハイテクにまかせる傾向がある。(中略)
スターバックスでも、ハイテクを利用してサービスのスピード化を図ろうとしたことがある。(中略)レジカウンターでの注文の混雑を緩和するために、携帯型オーダー端末を試験的に導入した。(中略)
サービスのスピードは改善されたが、お客様はこのシステムに対して否定的だった。機械化された注文システムは非常に味気なく、スターバックスが台無しになってしまうという不満の声があがったのだ。
スターバックスはこのシステムを廃止し、レジカウンターでお客様一人ひとりと対話しながら注文を受けるやり方に戻した。

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ブログでいえば、読者とのふれあいを大切にしているかどうか。

ネット上の記事だといっても、読んでくれるのは「人」なのですから。


極端なことを言えば、知り合いのブログなら内容がつまらなくても読んでもらえることがあるのです。

それくらい、ふれあいは重要です。


書いて終わりではなく、SNSで積極的に紹介する。

ツイッターなどでコメントをもらえたら返信する。これもふれあいです。

ネガティブなコメントでも真摯に返信すれば、印象に残るかもしれません。


あるいは記事を更新したときSNSに自動投稿するのは、やや味気ないものです。

ひとこと添えて手動で投稿すると、読者は「人」を感じられます。


もちろん、読者とリアルで会えれば最高

私の場合も、実際にお会いしてからブログを応援してもらえるようになった経験が何度もあります。


いずれにしても、「ブログのために…」というよりも、読んでくださる方とのふれあいは楽しいものです。


4. お客様に親切にする

顧客が満足する鍵となる一番の条件は、上質なコーヒー、迅速なサービス、適切な価格だと思うだろう。だがスターバックスにはあてはまらない。社内で調査を行った結果、熱狂的なファンのファンたる所以、すなわち顧客ロイヤルティは、親切な従業員と清潔な店舗という、人とふれあう要素にあるという結果が繰り返し得られた。

P.153
ブログでは、もちろん良質な記事が大切ですが、ブロガーが親切かどうかも重要。

文章力という点で質が劣っても、親切な記事は読者を助けます

たとえば、記事中の分かりにくい用語に詳細の説明やそれがわかるリンクがあるか。あるいは、質問があったときに親切に答えているか。

こういうちょっとしたやりとりの積み重ねが、ブログのファンを増やすことにつながるでしょう。


5. 「3C」に屈しない

スターバックスは色々な面で、会社を立ち上げた当初の心意気でビジネスに従事している。いつまでも起業精神を忘れずにいるのは、「3つのC」に屈しないことにしているからである。3つのCとは、Complacency(自己満足)、Conservaition(現状維持)、Conceit(うぬぼれ)。この3つのせいで、多くの企業の成功や成長が狂わされてきたのである。

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ブログで「現状維持」は無理です。同じことをし続けていても読者が離れるかもしれないし、突然Googleに嫌われて検索流入が激減することもあるのです。

自己満足せず、常に新しいことに挑戦する姿勢が重要です。

はてブが多くついて記事がヒットしたりするとうぬぼれてしまうかもしれませんが、アクセス増は一時的なものです。


まとめ

本書は2007年の『スターバックスに学べ 』の増補改訂版。もちろんスタバで読みました。

CMしなくても、お客さんを大切にすればクチコミにつながる。でもそれは、会社が従業員を大切にしているから可能なんでしょうね。

安売りをしない理由、10分ルール、ふれあいを大切にすることなど、興味深い内容です。

読んでいくうちに、「ブログにも当てはまるな」という点がいくつかあったので、この記事を書きました。


そういえば、なぜ自分はスタバが好きなんだろう?

と考えると、ひと言で言えば「他店より気持ち良い」から。スタッフの対応・禁煙・インテリアなど。

実はBGMも良いんです。

これは必聴!【まとめ】元CD屋がオススメする!スタバで流れる名曲リスト(全15曲)


このブログも、読んでいて気持ち良いブログでありたいと思います。わざわざネガティブな意見であおって注目を集めようとは思いません。

そしてスタバのように、「お客様の日常を豊かにする」ことができたら最高です。


とはいえ、私がブログを書いているイメージは、友達に

「こんな良い本あったよ!」
「こんな便利な方法見つけたよ!」

と話したくてたまらないのを、ブログ上でしているというもの。

より多くブログを読んでくださる方と交流を持てたらな、と思います。


Facebookページには、本書を読んでかいたマインドマップを掲載しています。




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管理人コウスケのひとこと


コメント

客を騙さない、客に親切にする、客に罠を仕掛けるな…というのはスタバ以前にお客さんを相手に商売するなら当たり前のことなのでは? というか人として当然・・・。

スタバとブログを繋げればアクセスが稼げるという狙いが見え隠れする記事で、、まさに、

>中身がないのにタイトルで釣ろうとすれば、その場はアクセスを得たとしても、信用を失います。

もう少し突っ込んでほしいです。

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