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東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法とは?  はてなブックマーク - 東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法とは?

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勉強、得意ですか?


本『東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法 』は、
  • 東大法学部を首席で卒業
  • 官僚を経て弁護士
  • テレビコメンテーターなどとして活躍
という輝かしい経歴の持ち主である著者が、誰でもできる「7回読む」という勉強法を紹介したもの。

私自身が資格取得の「勉強」など現在してないので、普段はこの手の「勉強本」を紹介することは少ないのですが、これは勉強以外にも応用が効く考え方なので紹介します!





【1回目】全体像を感じ取る

超速「7回読み」勉強法とは、テキストなどを7回読むだけという勉強法です。

「30分の流し読み」を7回繰り返そう

P.133
300ページあるテキストなら、1ページ6秒程度

7回それぞれ目的が違うので説明します。

まず1回目。

ここでは、「見出し」を頭のノート上に写し取る感覚で読みましょう。(中略)
全体像を大まかに感じ取ります。

P.152


【2回目】こんな話がこの順番で書いてある、を把握

1回目を読んで「見出し」が頭に入った段階で、全体を流し読みします。項目だけではなく、より細かいレベルで読んでいきます。
このクールを終えると、「こんな話が、こういう順番で書いてある」ということが把握できます。

P.152


【3回目】より全体像を強化

この段階も2回目と、基本的に同じです。つまり、全体を軽く流し読みしている段階です。

P.153


【4回目】キーワードを意識

ここからは、文章の中のキーワードを意識して読みます。よく出てくる単語、詳しく説明される用語を目に留めておきましょう。ただし、それを「理解しよう」「覚えよう」とはしないこと。

P.153
「理解しよう」「覚えよう」と考えると、止まったり悩んだりしてしまいがちですね。

とにかく「流す」のが大事というわけ。


【5回目】キーワード間の説明文を意識

作業内容は4回目と同じです。4回目との違いは、キーワードとキーワードの間の説明文を意識すること。つまり、そのキーワードがどのように説明されているのかに目を向ける段階です。

P.154
やってみないと分からないと思いますが、頻出キーワードなどが目につくようになるので、その説明に注目するわけです。


【6回目】答え合わせ

ここからはディテールにも目を向けます。(中略)
なお6回目以降は、「答え合わせ」の感覚を持ちながら読むのがおすすめです。
これまでの5回で確認済みの要旨について、「そうそう、このキーワードの意味はこうなんだ」「このキーワードとこのキーワードの関係はこうなんだ」などと思いながら読み進めましょう。

P.154


【7回目】定着させる

6回目を終えたら、頭の中のノートにだいたい本が写し取れているはずです。しかし、まだ鮮明ではないので、7回目でしっかり定着させます。

P.155


まとめ

ざっと超速「7回読み」勉強法の概要だけ紹介しました。

もちろん、上に引用した文章をすべて足しても1ページ分もないくらいですから、本書の内容はこれだけではありません。

より詳しい方法の説明や、著者自身の勉強エピソードなども書かれています。


私は受験時代、分からないところを分かるまでやろうとしていたため、
  • やる気が落ちる
  • 時間がかかり、テスト範囲全てを勉強できない
  • 一度やっただけの場所を忘れる
などの問題がありました。


超速「7回読み」勉強法なら、分からなくても先へどんどん進むことから、やる気が維持でき、手付かずの場所がなくなり、また繰り返すことで記憶も強化されそうです。

以前別の本にも似たことが書かれていました。


また試験勉強ではありませんが、読書で私は似たことをしているので、本書で言われていることがよく分かります。

私の場合、同じ本を3回速読するんです。

分かりにくい部分を何とか理解しようとしたり、前へ戻って考えたりはしません。

すばやく3回読めば、だいたい全体像が分かり、必要な情報は得られます。


超速「7回読み」勉強法についても、これ「だけ」で東大に合格・首席で卒業できるかは分かりませんし、教科によってこれに合わせて問題を解くなども必要だとは思いますが(詳細は本書に書かれています)、しかし非常に有効な手段だと思います。

「無理でしょ」「そんなわけない」などと思わず、勉強をしている方は本書を読んで試してみては?




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