もっともっと読みたくなる!読書が楽しくなる4つの考え方 〜本『喰らう読書術』  はてなブックマーク - もっともっと読みたくなる!読書が楽しくなる4つの考え方 〜本『喰らう読書術』

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ドン・キホーテ』といえば、激安の店ではなくて、有名な物語

本を読み過ぎて妄想に陥った下級貴族が、自らを伝説の騎士と思い込み、旅に出かけておかしなトラブルを次々と起こす話なのですね(実は詳しく知りませんでした…読んでみます)。


こんなふうに、読書にハマるとデメリットも多いというのが荒俣宏さん

それでも、デメリットを超える喜びがあるのでやめられないのだとか。

そんな荒俣さんの読書について書かれた本が『喰らう読書術 一番おもしろい本の読み方』。


本からどんなふうに知識を得たり、楽しんでいるのか。

その様子が普通じゃなくて(笑)、とても興味深い内容です。


今日は本書から、もっともっと読みたくなる!読書が楽しくなる4つの考え方を紹介します。





1. 「目からウロコ」を探す

本を読んで世界の見方が一変した、という体験もすばらしいと思います。私は何度もそんな体験があるので、一生本を読み続けていくと思います。
(中略)
私はなぜ怪談をはじめとする不思議を扱った本を読み続けているのでしょうか?
いろいろ考えて、出た結論はこうです。
「目から鱗が落ちるようなことが書いてある本」に、ときどき巡り会えるから。
たぶん、本がすごいのは、そういう心を揺すぶるような感動を、ほとんど苦労なく体験させてくれるからだと思います。

P.41
自分にはなかった考え方や世界、視点を知ることが、楽しくてたまりませんね。

そういう意味では、本『喰らう読書術』は「目から鱗」だらけ!

知らなかったことが、たくさん載っていて、「え!そうなの!?」と驚きっぱなし。


よく知っている分野・慣れているジャンルではない本に、もっと触れたいですね。

「共感できないこと」に学びがある

いつもと違うジャンルの本を読もう!カラーバス選書法のすすめ


2. 「宝」かどうかは自分で決める

まわりの評価を最終的には優先させるな、ということです。
本がおもしろいかどうかは、最終的に自分がきめる。それが正道だと思います。たとえ、世間でバカにされていた本でも、あなたがそこに「宝物」をみつける可能性はのこされています。

P.62
アマゾンのレビュー欄での評価が悪くても、それが自分にも当てはまるとは限らないわけです。

私は逆もあると考えます。

ベストセラー本でも、自分には必要がない、ということはありそうです。


3. 「尻取り」方式で次を探す

ポイントは「読めば読むほどおもしろくなる」という実感をみなさんに味わっていただくことにあります。この心境に自然に達するには、読書を「尻取りゲーム』として実践するに限ります。
みなさんが、たまたま機会があって、ある本を読んだとします。おもしろい本だったら、その本の中に登場した別の本にも興味が湧くはずですね。参考文献などに挙げられた本を、ひとわたり眺めてみましょう。そこでふたたび心を引かれた本を、続けて読んでみるのです。
次に読む本は、前に読んだ本を補完し、また拡大し、好奇心をもっと先へ膨らませてくれるでしょうし、あるいは思いがけない別の方向に飛ばしてくれることもあるでしょう。

P.270
そんなに珍しい方法でもないのですが、言われてみれば意外としていない方も多いのでは。

ただし、荒俣さんの「尻取り」方式は、本に書かれた参考文献や、同じジャンルの別の本を読む、という単純なものではありません。

ニコラ・テスラ:これも大当たりの発見でした。あの発明王エジソンの天敵として、交流電気の普及に努めたユーゴ出身の発明家です。ニコラとテスラという韻を踏んだ名前が妙に気に入り、伝記を読んだところ、大当たりです。

P.271
読んでいた本に出てきた「人物名の音」に興味を持ち、その人の伝記を読んでみた、というのです。

興味のポイントが面白いですね。


4. ググるより、本で調べる

本『喰らう読書術』を読んでいると、荒俣さんはとにかく好奇心が強い

気になることがあったら、本を探して調べる様子が何度も紹介されています。


私ならまずグーグル検索でしょう。そのほうが効率が良いですから。

しかし本で調べるほうがググるよりも深く、知っている人の少ない情報へ辿り着けることが、本書を読むとよく分かります。

そもそも荒俣さんが好奇心を持つテーマについて、ネット上に情報が少なすぎるということもありそうですが。


「読むべき本」を読むのも良いですが、好奇心を持って知りたいテーマの本を探し、そこからさらに別の好奇心が生まれ…ということをしていたら、読書が楽しくなりますね。


そんな読書の仕方なら、こんな本にも出会うようです。

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「奇・珍・怪」というタイトルが私を呼びました。(中略)
内容は、『医事雑考』っていう、いろいろな怪事件を医者らしい発想で分析している記事です。どうして色の黒い日本人と白い日本人がいるのか、とか、日本人もほんとうは昔は肉をたくさん食べていた、とか、「腹の虫」というのはホントに存在するのか、とか。
(中略)
その中で、いちばん目から鱗が落ちるテーマにぶつかりました。「恋の病」の研究なんですよ。

P.89


まとめ


タイトルや本の帯、そしてアマゾンの内容紹介でも「ノウハウ本」っぽくしていますが、ノウハウが淡々と書かれた本ではありません。

「アダルト本」や「お尻」の話題まで出てくるんですから(笑)。

荒俣さんなので、普通でないことは想定済みでしたが。


とはいえ、自分の読書とあまりに違うので驚きました。

そして、本書がなかったらまず出会うことがなかったであろう本と出会うことができたのも、面白い。


電子書籍か紙の本か、本をどう選ぶか、読書のデメリットは何か、蔵書が増える問題など、いろいろ考えるキッカケになり、アイデアが湧いてきた(←これ、良い本の証拠!)ので、それはまた別記事に書きます。

そのメモをかいたマインドマップは、Facebookページに掲載しておきます。


荒俣さんといえば、こちらも面白かったですよ。

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