本当の「無知」とは?  はてなブックマーク - 本当の「無知」とは?

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「私は昔からたくさん勉強してきたから」
「私はいつも読書しているから」
「私はいつも情報収集しているから」

そう思っているあなたも、無知かもしれません。


本『修業論』に、こんな記述がありました。







「無知」とは学びによる変化を拒否すること

人はものを知らないから無知であるのではない。いくら物知りでも、今自分が用いている情報処理システムを変えたくないと思っている人間は、進んで無知になる。自分の知的枠組みの組み替えを要求するような情報の入力を拒否する我執を、無知と呼ぶのである。

修業論』P.87

たとえば、私の周りに

「普通は〜だ」
「当たり前だ、こうに決まってる」

というのが口ぐせの人がいます。

これは変化を拒否する口ぐせではないでしょうか。


情報を持っていないことを「無知」だと思ってしまいそうですが、著者の内田樹さんはむしろ情報を抜くことが大事だといいます。

多くの人が考えているのとは違って、大学教育とは、何か有用な知識や技術を「加算」することではない(そう信じている教師も少なくはないが)。そうではなくて、「学び」への衝動の自然な発露を妨害している学生たち自身の「無知への居付き」を解除することなのである。
学校教育がなすべき第一のことは、学生たちの頭にぎっしり詰まって、どろどろに絡みついて、ダイナミックな「学び」の運動を妨げているジャンクな情報を「抜く」ことなのである。

修業論』P.89
情報を持っているせいで、「それしか信じない」「他は拒否する」ということが起こりがちです。


近所のラーメン屋A店がランキング1位なのを知っていると、近くに新しくB店ができてランキング外でも「どうせ大したことないだろう」と考えて足を運ばない。

あるいは、B店で食べてみるが「やっぱりランキング1位の店が美味しい」と、体験より情報から決めつけてしまう。


それは、「B店ができた」「B店で食べてみた」という情報は持っていますが、無知と言えるかもしれませんね。


この本については、以前もこちらで紹介しました。

あなたの敵とは何なのか?人生修業のすすめ





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