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元スタバCEOが仕事に悩む息子へ書いた4つのアドヴァイス  はてなブックマーク - 元スタバCEOが仕事に悩む息子へ書いた4つのアドヴァイス

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父親や上司の説教はうっとうしい。

そんなあなたも、この方のアドヴァイスなら素直に聞けるかもしれません。


本『働く君に伝えたいこと』は、スターバックスやザ・ボディショップでCEOを務めた著者が、逆境にある息子さんへ向けて書いた手紙。

経験談とともに語られるアドヴァイスは、とても説得力があります。


今日は本書から、元スタバCEOが仕事に悩む息子さんへ書いた4つのアドヴァイスを紹介します。





1. 今の自分だけを見て限界を決めるな

いま現在の自分だけを見て、勝手に限界を定める必要はありません。

君の過去はどうだったでしょうか。
(中略)
あの頃に頑張れたし、強い運も持っている君ならば、これからもまた頑張れるはずです。

P.22
苦しいときに、過去の成功体験を振り返ると、勇気が湧いてきます。


大切なのは自分がどうしたいかという自分の意志です。人に迷惑にならないならば、環境や周囲の目などどうでもいい話ですし、くだらない決まり事ならば変えてしまえばいい

P.21
サッカーの本田圭佑選手は小学校の卒業文集に、「将来イタリア・セリエAのチームで背番号10をつける」と書いていたそうです。

周りの人はおそらく、「まぁ無理な話だけど、大きな夢を持つことは大事だね」くらいに思っていたのではないでしょうか。

本田選手自身がもし、「まぁムリだろうな」と思っていたら、いまACミランで10番をつけていなかったでしょう。


2. 「好きなこと」「得意なこと」「人のためになること」を考えろ

もし、何をしていいかがわからないならば、自分の「好きなこと」「得意なこと」「人のためになること」という3つが重なることは何かを考えてみてください。

3つ同時に考えるのが難しければ、まずは自分の「好きなこと」から考えてみると良いでしょう。
好きなことをずっとやっていれば、それはいずれ「得意なこと」になっていきます。
さらに、得意なことを突きつめていけば、人に教えたり、人からお金をいただけるくらいのレベルまで上達するでしょう。

P.37
「人のためになる」というのが重要ですね。

そのおかげでお金をもらえるわけですから。


最初は「本職」じゃなくても、趣味や好きなことを「人のためになること」とどうつなげるか考え、実践し続ければ、それが本職になることもあり得ます。

好きなこと・得意なことを、仕事にする方法


そもそも「好きなこと」がわからない場合は?

どうしたら良いか、本書に書いてあります。


3. 目標を下げてでも、あきらめるな

何をやるにせよ、100パーセント無理だと思ってしまったら、絶対に実現できません
しかし、自分を信じていれば、必ず希望は生まれます。
あきらめさえしなければ、何らかの結果は得られます。

実際、私も最初はトップ10スクールを目標にしていたのですが、このままでは(うつ状態で)潰れてしまうと「トップ30」に目標のレベルを下げて、気持ちが楽になり、結果的には目指していたトップ10スクールUCLAに合格することができました。
あきらめればそこで結果はゼロですが、あきらめなければ必ず努力に応じた成果はついてくるのです。

P.54
本当にやりたいことを完全にあきらめてしまうくらいなら、目標を下げてでも成し遂げたほうが良いということですね。


著者と比べるとレベルの低い話ですが、私は目標を下げて憧れの車を買った経験があります。

どうしても乗りたい憧れの車がありましたが、お金に余裕が無い。

そこで新車をあきらめ中古で探してもらい、最終的には事故歴のある車を格安で買いました(笑)。

あとでガタが来ないかと不安はありましたが、キレイに修復されていて走行距離はたった1万キロ程度。

周りからは「新車」だと勘違いされたほどです。

憧れの車に安く乗ることができ、結果的には7年10万キロ以上乗り続けました。


「無理だ」とあきらめていたら、憧れの車は憧れのままだったかもしれません。


4. 悪い環境に染まるな

同僚との付き合いはまた微妙です。距離感が非常に難しいと思います。
一方で同期は、本当に心許せる存在ですし、時にはライバルのような存在です。仕事の悩みを共有することができる貴重な仲間だと、私は思います。

P.67
とはいえ、会社の悪口ばかり言っているような悪い環境に染まっていくのはよくありません。


著者の岩田さんは、日産の営業マン時代、朝礼直後に喫茶店でグチばかり言いながらサボっている仲間とは離れ、読書して過ごしたそうです。

朝の時間はお客さんも忙しく、訪問すると嫌がられるため時間をつぶすことはよくあるそうですが、同じ時間をどう過ごすか考え、セールスや経営の本などを読んで過ごした岩田さんは、営業成績で社長賞を取る結果を残したのです。


まとめ

スタバCEO、ザ・ボディショップCEOなど、私たちにはないような経験をされてきた著者・岩田さんの言葉からは、学ぶことがとても多くあります。


しかし本書でも、実際にお会いしてお話を聞いたときにも、岩田さんは自身が「普通のおっちゃん」であることを強調します。

実際に、私たちも経験するような失敗や、理不尽で苦しい経験も赤裸々に語られており、それらに共感しつつ、勉強になりました。


本書は特に20代の若者にオススメ。

自分の親や上司に説教されるよりは、素直に受け入れられると思いますよ(笑)。

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