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TV「鉄腕DASH」放送作家に学ぶ!「おもしろい人」になるための5つの法則  はてなブックマーク - TV「鉄腕DASH」放送作家に学ぶ!「おもしろい人」になるための5つの法則

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私の思う「おもしろい人」は、自分にはない発想をする人


若いころ、友人が仲間とこんな遊びをしていました。

『おい、昔着てた「これは最高にダサい!」という服を着てデニーズに集まろうぜ!』


互いにダサさを自慢し合い、周りからの視線をも笑いに変えて楽しんだそうです。


そんなこと、したことありますか?

私は話を聞いてビックリ!

それぞれがどんな服を着てきたか、みんながどんなツッコミをしたか、話を聞いて大爆笑しました。


ちなみに私はそこに誘われませんでした。

「おまえ誘っても、絶対やらないだろ?」

…そう、私はつまらない人なのです…。


今日は、TV番組の放送作家でもある野呂エイシロウさんの本『「話のおもしろい人」の法則 』から、「おもしろい人」になるための5つの法則を紹介します。





1. 
話のおもしろい人は、相手を主語にする
つまらない人は、自分を主語にする

多くの人は、自分の話が好き。

そして、「話したい」んですよね。

自分がたくさん話せたら「あぁ面白かった」となるのです。

「コウスケさんのブログって…」
「コウスケさんのマインドマップのかき方って…」

などと言われると、私はついつい話してしまいます。

結果、相手に好意をもってしまうから不思議です。


ホンマでっか!?TV』に出演されている植木理恵さんの著書『人の心がまるごとわかる心理学』には、こうあります。

アメリカの研究では、たくさん話した人のほうが、聞き手にまわった人よりも「この人とは馬が合う」と勝手に思うのだそうです。いかに相手を乗せて、話させるかということが大切



2. 
話のおもしろい人は、「ですよね!」「なるほど!」と合いの手を入れる
つまらない人は、「しかし…」「でも…」と反論する

会議もまったく同じ。全体の雰囲気を支配しているのは、その会議の主催者、端的に言えば最もえらい人です。
えらい人に向かって「しかし…」「で も…」と返しても相手にされません。たとえグッドアイデアがあっても、雰囲気に逆らったものを出してしまうと、検討もされないまま葬られるだけでしょう。 それどころか「あいつは空気が読めないヤツだ」と嫌われ、ポジションまで奪われかねません。

P.47
反論したいとき、私は「イエス、アンド」を意識します。

Aという意見に対して、

「AではなくBが良い」

と押し付けるのは難しい。

そうではなく、

「Aも良いですね。それに加えて、Bという方法もあります」

と、選択肢を増やす言い方をすれば、同じBを提案するにも相手の受ける印象はずいぶん違うでしょう。

あなたは大丈夫!?他人に嫌われ、不幸になる人の口癖「3D」



3. 
会話が続く人は、自己紹介で過去1年以内の実績を話す
続かない人は、自分のキャリアで最大の栄光を話す

僕は自分に課しているルールがあります。僕はそれを「1年ルール」と呼んでいて、「自分の過去の栄光に触れるのは、1年以内の実績に限る」という自主規制です。

P.89

37歳の私がもし自己紹介で、

「13歳のとき、デンマークやノルウェーのサッカー大会に出場しました!」

と言ったとしたら。

「…で?」となりませんか?

あるいは、「…で、今は?」と聞かれ、「さ、最近は全然ボールを蹴る機会もなくて…」となり、これではむしろマイナスイメージに。


昔話をドヤ顔で話しても、煙たがられるだけなんですよね。


4. 
Facebookがおもしろい人はポジティブな記事で友達を明るくする
つまらない人は、批判記事でみんなの気分を暗くする

Facebookのエントリーに自分の考えや疑問などを書くとき、頭においているポイントが3つあります。
1、自分の快感のためだけでなく、広く一般に有益な記事になっているか?
(中略)
2、読み手にとってポジティブな、勇気づけられる情報になっているか?
(中略)
3、上から目線の批判や、身の丈に合っていない話になっていないか?

P.229
著者のフェイスブックを実際に見てみると良いでしょう。

「腹減った」のようなどうでもいい投稿や、「取引先の営業マンがクソだった」みたいな投稿はなさそうです(笑)。


難しいと感じるのは、批判の意図はないのに誰かを不快にしてしまうかもしれない場合。

先日フェイスブックにこんな投稿をしました(これはツイッターですがFBにも同じ投稿をしました)。

批判のつもりはなく、面白かったので投稿しました。

しかし今思えば、知人関係にローソン関係者がいたら、不快に感じたかもしれません(関係者に見てほしい気もありますが、笑)。

実際に食べてみたら美味しかったので、それも加えて言い回しにも充分気をつけたつもりです(ツイッターではそのコメントが字数制限で消えてしまってますが)。


投稿前に、「読んだ人に不快感を与えないか」と考えてみる必要がありますね。


5. 
会話が続く人は、「街」からネタを集める
続かない人は、「インターネット」からネタを集める

「野呂さんは、どこでネタを集めているんですか?」とよく質問されます。新聞や雑誌は何をチェックしているのか、知る人ぞ知るようなまとめサイトやSNSのネタ元があるのか、などと聞かれます。
もちろんそうしたソースをチェックして会話のなかに混ぜていきますが、おもしろネタとして仕込むものは、自分で見聞きした、自分の周りにあるものだけを使うようにしています。と言うより、おもしろいネタはつねに自分の周りにある、と断言してしまってもいいでしょう。

P.102
「ネットでこんな話題がありまして…」と話しても「あぁ知ってる知ってる」となって終わり、ということになるかもしれません。

一方、自分の身の回りの、具体的な話だと、相手が知らない話になる確率が高いのです。

どうやって自らの体験のなかからおもしろいネタを拾い上げていくのか。その鍵になるのは、自分の頭に浮かぶ疑問や違和感です。

P.102

私の以下のつぶやきはかなりレベルの低い「疑問」ですが、フェイスブックでいつもより多くの反応がありました。

1行目だけで終わらせていたら、反応は少なかったかもしれません。


実際の会話でも、ネットで仕入れた話題をただ紹介されるより、体験談などを聞くほうが、おもしろいですよね。


まとめ

本書には、上記を含め合計48の「法則」が書かれています。


読んでいて気づいたのは、ツッコみやすい自分になることの大切さ。

著者のエピソードを読むと、「相手がツッコみたくなること」をしています。

そのツッコミも含めて「おもしろい」になるわけです。


ツッコミづらいキャラの人の場合、同じようにおもしろいことをしてもツッコまれず、「あは、はははは…」みたいな愛想笑いで終わりそうです。


そして、あらためてわかったのは「おもしろいかどうかは自分ではなく、相手が決める」ということ。

当たり前のことですが、しかし「自分がおもしろいと思うから、相手もそうに違いない」と勘違いしたり、そもそも相手のことなんて考えずに自分のおもしろい話をしてしまいがちです。


TV番組の放送作家として「どうすれば相手がおもしろいと思ってくれるか?」を追求し続けている著者が普段なにをどう考えているか、本書でぜひチェックしてみてください。

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