あなたは大丈夫!?仕事がなくなる時代に『稼ぐ力』を身につける4つの考え方  はてなブックマーク - あなたは大丈夫!?仕事がなくなる時代に『稼ぐ力』を身につける4つの考え方

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そもそも仕事というのは「平均点」を取っていたら、必ず業績が下がっていくものである。

P.59
日本を代表する大企業までが赤字転落する時代。

大企業でも「追い出し部屋」なるものがあると聞きます。

リストラ対象者を集め、社員を自ら辞めるように仕向けるための部署です。


平均点の社員は他に代わりがききます。

上司や先輩の真似をしているだけではダメ。彼らとは違う能力とスキルが必要なのです。


本『稼ぐ力: 「仕事がなくなる」時代の新しい働き方 』は、これからの時代にどんな人材・スキルが必要とされているのか、詳しく書かれた一冊。

著者・大前研一氏による、マッキンゼーでの人材育成の要諦や採用基準、仕事力の鍛え方などを織り交ぜた内容を読めば、あなたに足りないものが見つかるでしょう。


今日は本書から、仕事がなくなる時代に『稼ぐ力』を身につける4つの考え方を紹介します。






1. 他人にできないことをするのが「仕事」

(もし採用面接をするなら)「上司から与えられた仕事は必ずきちんとこなします」とか答えるような人は、絶対に採用しない。与えられた仕事を与えられた通りにやっているだけの人には”名札”がつかないからだ。”名札”がつかなけ れば、当然”値札”もつけられない。
また、「あなたは他の人にできないどんなことができますか?三つ挙げてください」と質問する。その時に、たとえば「私は同期の中で売り上げがトップでした」「私は人一倍努力します」というだけでは採用しない。
そういう人は、単なる体力勝負の”モーレツ社員”で、他の社員より早く起き、夜遅くまで仕事をしていただけかもしれないからである。それは若いからできることであり、このタイプはたいてい40歳を過ぎると使いものにならなくなる。

P.80

人にできないことをやるのが「仕事」であり、誰でもできることをやるのは「作業」でしかない

P.82
転職を考えていなくも、これはドキッとする内容ではないでしょうか。

著者は先の「追い出し部屋」問題についても、こうバッサリ斬ります。

社内に追い出し部屋を作って平気な社長や役員は、そもそも名札も値札もつかないし、人を使う能力がない経営者なのである。そんな会社こそ、追い出される前に自分から見切りをつけて、さっさと出て行くべきではないだろうか。

P.82
”名札”のつく仕事ができるというのはつまり、コモディティ化した人と言えます。

代わりがきかない人ということです。

言われたとおりにやるだけ・問題を放置したままなど思考停止していては、仕事をしているとはいえないのです。


2. ハードスキルとソフトスキルの両方を身につける

2030年に生き残れるグローバル人材になるためには、大きく分けて二つのスキルが必要だ。
一つは「ハードスキル」だ。具体的には会計、財務、マーケティング理論、統計学などビジネスで必要とされる”道具”である。
(中略)
もう一つは「ソフトスキル」だ。(中略)民族・国籍・文化・言語・宗教の違う人たちとコミュニケーションをとりながら、ビジネスを円滑に進める能力を指し、もちろん英語力が前提となる。

P.66
ソフトスキルについては説得や交渉、あるいは怒り方のレベルの使い分けなども考えなければならないといいます。

日本語でも難しそうな内容ですが、それを異文化の人たちと行えるスキルが必要になるのです。


しかも今後は「日本にいてものんびりできない時代」になるといいます。

いずれ日本は人口減により海外からの移民を受け入れざるを得なくなり、日本にいても「ソフトスキル」が必要になるというわけです。


3. 学びの天才になる

優秀なリーダーはみんな「学びの天才」であり、とくに「スピード・ラーニングの達人」である。
たとえば、アメリカン・エキスプレス、RJRナビスコ、IBM、カーライル・グループなどのトップを歴任したルイス・ガースナー。(中略)
IBM にやってきたガースナーは、当初、コンピューターの「コ」の字も知らなかった。そこで私がガースナーの就任初日に呼ばれ、IBMという会社の概要や問題点 と改善案、コンピューター業界のトレンドなどを”ご進講”した。ガースナーは一言も言わず、じっと耳を傾けていた。
それからガースナーは何をしたか?
世界の主要な顧客を回り、IBMの悪口を聞きまくったのである。その結果、ハードの売り過ぎが業績悪化の本質的な原因だという結論に達し、次々と改善案を打ち出した。

P.162
「今度のCEOはコンピューターの素人だから」と甘く見て反対する社員に対し、「お前のお客さんはこういう文句を言っていたぞ」と個別撃破していき、抵抗勢力は半年でいなくなったといいます。

学びの天才になるためにはまず、「素直に聞く」ことが大切というわけです。


4. たった1つの「物語」をプレゼンする

日本人が苦手なスキルの一つとされるプレゼンテーション力についても、「稼ぐ」ために重要です。

本書では、故ランディ・パウシュを例にあげています。

パウシュのプレゼン力が素晴らしかった理由は、がんの末期で死に直面していたことや写真・映像を効果的に使ったことも大きいが、結局はスピーチのテーマ が、「子供の頃の夢を持ち続けて努力することがいかに大切か」という一点だったからである。つまり、プレゼンで最も大切なのは「たった一つの物語」なの だ。逆に言えば、プレゼンは全体で一つの物語になってなければならないわけで、その物語さえ相手に伝われば、チャートも映像も必要ないのだ。

P.124
これがそのプレゼンです。

私も以前見て、本も読み、本当に感動しました。




これは物やサービスを売るときのプレゼンでも同様。

「物語」にすれば、興味を持ってもらえ、記憶にも残りやすいのです。


プレゼン準備とは、スライド資料をつくることではなく、物語を作ることなのです。


まとめ

1. 他人にできないことをするのが「仕事」
2. ハードスキルとソフトスキルの両方を身につける
3. 学びの天才になる
4. たった1つの「物語」をプレゼンする


こうして見ると、仕事「以外」でも学び続ける必要があると言えそうです。


そういえば以前、人気ブロガーちきりんさんの本から「市場で稼ぐ力をつける」という話を紹介しました。

「自分オリジナル」の人生を生きるための3つのステップ 〜本『未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる』

今の会社を離れたとたん稼げなくなるとしたら、恐ろしいことです。

職場「以外」で自分のスキルを試してみることは、良い経験になるのではないでしょうか。


あなたに今後も「稼ぐ力」があるのかどうか、ぜひ本書で確認してください。

20代後半〜40代くらいに向けて書かれていると思いますが、大学生や若手ビジネスパーソンが読んでも役立つと思います。






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