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「ネズミ捕り」と「教育」の共通点  はてなブックマーク - 「ネズミ捕り」と「教育」の共通点

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いわゆる「ネズミ捕り」を見かけました。

パトカーがこっそり隠れていて、それに気づかない車が目の前で一時停止無視などの違反をした途端、捕まえるわけです。


こういうのを見るとどうもモヤモヤします。

市民の安全を守るべき警察官が、市民をだますようなことをしている、と。

隠れていて違反をさせて捕まえるのではなく、見える場所にいて違反をさせないことが、あるべき姿じゃないのか、と。


ただこれを「教育」と考えると、状況は変わってきます。





「教わる」より「失敗体験」のほうがインパクトが強い

たとえば上司が部下に「ミスがないようにしっかりチェックしよう」とクドクド言っても、部下はうるさく感じるだけかもしれません。

しかし上司があえて言わずにいて部下がミスをした場合、部下は自ら「あぁこれからは気をつけなきゃ…」となるでしょう。

この場合には、上司からそれ以上クドクド言う必要はありません。


これを先のネズミ捕りに当てはめると、「交通ルールを守れ」としつこく言うよりも、違反で捕まるという失敗体験をさせたほうがずっとインパクトが強く、印象に残るというわけです。

これが「事故を起こす」という失敗では大変ですから、「捕まる」という失敗でおさえておくのが重要なのかもしれません。


そう考えると、ネズミ捕りも良いことなのかも?


目的は…?

いや、やっぱり問題がありそうです。

交通違反をしない目的が、「事故を起こさない」ではなく、「捕まらない」になってしまうからです。

それでも結果的に安全が守られる場合もありますが、「ここなら見つからない」という場所ではきっと違反をするでしょう。

取り締まり場所を知らせるレーダー探知機が売れてるくらいですから。
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再び「教育」の話に戻ると。

上司や親がガミガミ言ってばかりいると、部下や子供が「うるさく言われるのが嫌だから、やる」という考え方になってしまうことに似ています。

親から頻繁に「きちんと部屋を片付けなさい!」と口うるさく言われ、怒られたくないという理由で部屋を片づける子供は、一人暮らしを始めた途端に部屋を片付けなくなるかもしれません。



…ちなみに私が見たパトカー、駐車違反の場所にいたので驚きました。

「駐車」じゃなく「停車」だからOK、ということでしょうか?






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