あなたは文章で好かれてる?嫌われてる?「好感を持たれる文章」を書く5つのポイント

読んでいて不快な文章があります。
なんだかイラッとしたり、先を読む気にならないのです。
ブログの場合、あえてイラッとする文章を書くことでネガティブなコメントをもらいやすくなり、結果的にアクセス数が増えるなんてこともあります。
しかしビジネスの場合などは、悪いイメージを持たれるのは避けたいものです。
今日は、本『お客様が集まる! 士業のための文章術 』から、好感を持たれる文章術というテーマでピックアップしてみました。
士業の方「以外」でも、嫌われる文章は避けたいですね?
1. 書く目的を明確にする
「で?なんなの?何が言いたいの?」なんて思われることは避けたいものです。メールを送るときは、はじめに「目的」を明確にしましょう。書きながら考えるのではなく、書く前に「相手にどんな行動を起こして欲しいのか」を自分に問いかけます。その上で、起こして欲しい行動をタイトル、導入、結びの3か所に書くと、しっかり伝わるメールになります。
→タイトルで用件の5割は伝わる
用件は早く伝えたほうが、情報の伝達効率が高くなります。P.105
ブログの場合は、こちらもご参考に。
2. 語尾をソフトにする
文章でなくても同じ。お客様に対しては、スパッと言い切ってしまうと、きついイメージになってしまうことも。そんなときは、語尾を疑問形にしてみてください。疑問形は、相手が判断する余地を残すような表現なので、ソフトな印象になります。
「〜です」「〜であると考えます」→「〜のではないでしょうか」
「してください」→「していただけますか」P.131
私は接客業をしていたころ、これを指導されました。
「少々お待ちください」ではなく、「少々お待ちいただけますか?」のほうがソフトなのです。
3. 文章の「見た目」にこだわる
本書では、「文字がびっしり」「漢字ばかりの黒々とした印象」のメールは、読む気がおきません。お客様に読んでもらえるメールにするためには、次のように「見た目」を意識しましょう。
P.110
- 箇条書きを活用する
- 漢字は少なめに
私がよく使うのは「カッコ」です。
単語の強調にもなりますし、見た目に変化を与える効果もあります。
メールなどで太字を使えない場合などは、【】すみつきカッコで【強調】するのもオススメです。
4. 相手に通じやすい「たとえ」を使う
明らかに同じ業界・同じ職場の人へのメールなどは別として、そうでない場合は中学生にも通じるくらいわかりやすく説明しなければいけないことがあります。このとき便利なのが「たとえ」。
・小さくする
例:1,000万円→1,000円
・デフォルメする
例:23.6%→約4分の1・4人に1人
・身近なもの、日常生活でのできごとに置き換える
例:会計帳簿→家計簿P.049
その他、ブログの場合などは、以下も便利ですよ。
- 恋愛に例える(興味を引きやすい)
- 体に例える(誰でもあるから、わかりやすい)
スポーツに例えると、そのスポーツを知らない人にはかえってわかりにくかったりするから注意。
自己満足のための比ゆも避けたいものです。
かえって分かりにくくなり、読者がイラッとしている可能性がありますよ。
5. ソーシャルメディアでは「共感」を得る
ソーシャルメディアでは、毎日、何千、何万というという投稿が流れてきます。投稿を読んでもらうためには、まずはこれを意識することが大切ですね。目を引く
一瞬で理解できる
共感を得られることが必要です。
P.201
たとえばFacebookで目を引く一番簡単な方法は「写真を使うこと」。
目立つうえに、分かりやすく、食べ物や顔の入った写真などは共感を得やすいでしょう。
他にも本書にはカンタンなテクニックが書かれています。
まとめ
仕事の能力があっても、あるいは人柄が良くても、「文章」のせいで悪い印象を持たれてしまっては損です。しっかり伝えることはもちろんのこと、「信頼を得る」文章を目指したいですね。
あなたはどう思いますか?
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管理人コウスケのひとこと
[MM読了] 決定力! :正解を導く4つのプロセス http://t.co/UnC3gZuiQI これはすごい。精神論ではなく、具体的な決断の方法が分かる。事例が豊富でわかりやすい。優柔負担な方はもちろん、より良い選択をしたい人にオススメ。
— コウスケ@Ko's Style (@kosstyle) 2013, 12月 11
- [2013/12/16 12:17]
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