プロはこうしてたのか!ブログ文章を書くのがラクになる5つの技 〜本『文章を書くのがラクになる100の技』

ブログについて、
なんていうとき。「ネタがない…」
「書くのに時間がかかりすぎる…」
「途中まで書いたが、先が進まない…」
本『文章を書くのがラクになる100の技 』を読むと、ヒントが見つかるかもしれません。
本書にはプロのライターさんならではの文章を書く「技」が100も紹介されています。
もちろん、ブログに活かせる内容です。
今日はその中から5つの技を紹介します。
1. メモは文章「以外」もOK
ブログネタをふと思いついたとき、メモしておくと後から思い出せて便利。そのときは、体裁にこだわる必要はありません。
思いつきでポンポンと書けばよいわけです。あえて文にする必要はありません。書くべき要素=語句、単語、さらに断片のような思いつき、フレーズでいいので、どんどんメモを書くべきです。さらにこの メモ、語句ですから、入れ替え、つなぎ直し、置き換えができます。他人に見せるわけではありませんから、自分だけがわかればいい。書き殴りだろうが、ひらがなだらけだろうが、かまいません。
P.39
むしろ、文章よりキーワードのほうが良い、と言えそうです。
私はキーワードだけをメールにメモしたり、余裕のあるときはマインドマップをかいたりします。
しかしマインドマップに慣れない人は、自分がいちばん書きやすい方法が良いでしょう。

2. 書きたいこと「以外」もメモする
必ず役に立つわけではありませんが、そうしたメモから意外な発想が浮かぶこともあります。「書きたいことの周辺にある些細なことも往々にして大切である。どんどんメモを書いてほしい」と理解してください。
「要素はいくつも並べられているものの、そのあとが続かない/文章としてまとまっていかない」という場合、多くはつなぎの要素が欠落しています。それを見つけ、文字にしてメモに書くことで、思考のこう着状態を一気に打破できることがよくあるのです。P.52
3. タイトルはまず「2語の組み合わせ」に凝縮してみる
このように考えれば、絶対言わなきゃいけない情報を外さずに済みますね。メインタイトルは「まず2語の組み合わせに内容を凝縮してみる」ということ。それは主語+述語かもしれませんし、キーワード2個を並べてみただけかもしれません。
(中略)
たとえば、新型車のリリースに使うタイトルでは、まず「新型◯◯発売」を考えます。それがさらなる具体性を付与されて、実際のタイトルになるときは「クロス オーバー4WD 新型◯◯、この秋□□より発売」になります。まず2語で考えて、それを芯に修飾してみるのが、タイトルづけの基本です。P.91
とはいえ、ブログの場合はあえてタイトルに情報を入れないパターンも考えられます。
「型」を知り、応用するとよいでしょう。
4. 重要度の低い部分を捨てる覚悟を持つ
上記2とは反対ですね。重要でもない部分の細かい要素は、ネタとしてはおもしろい話でも、バサバサと削除していきましょう。
P.104
メモの時点ではなんでも書いておく。
しかし、文章化してからは、重要度の低い部分を削除し、スリム化しましょう。
せっかく書いたからとか、面白い内容だからと「重要度の低い部分」を残してしまうと、重要な部分がどこだかわからなくなり、読者に伝わりません。
実はこの記事自体も、当初6項目にしていたものを、思い切って1項目バッサリ捨てました。
どうしても捨てたくない文章や、その記事では重要ではないけど面白い内容は、別記事に独立させれば良いでしょう。
5. 書けない部分は検索用マークをつけて飛ばす
頭から順番に最後まで書く必要はないわけです。執筆リズムというのは案外大切なもの。特にハイスピードで執筆していくと、必ずどこかで「どうしても書けない」「その部分だけ調べが足りない」というパートが出てきます。
原因はさまざまでしょうが、せっかくの執筆速度を落としたくないとき、そのパートは飛ばしてしまうほうがいいものです。
(中略)
忘れてしまわないようにマークを残すこと。執筆中の文には、一発で検索できるように何らかの記号(その文章中には絶対使わないが、IMEとしてはかんたんに出るもの)を入れておきましょう。たとえば「ハート」や「音符」です。P.192
書けない部分はどんどん飛ばしてしまいましょう。
私の場合はそこに「あああ」と入力しておきます。
あとで検索すればすぐ見つけられます。
まとめ
この記事は、まず本書を読んで気になる内容をマインドマップにまとめ、全体を見渡してどのポイントを紹介するか決めてから、書きました。
本の紹介ではない場合でも、何もないところから書き始めるより、このように元ネタとなるメモがあると書きやすいですね。
本書には他にも、上記マインドマップのように大きく分けて6つのことが書かれています。
- 準備のコツ
- メモと整理のテクニック
- いらない要素を捨てる技術
- 構成のデザインパターン
- 一気に書き上げるための技術
- クオリティを最大限まで高める原稿の磨き方
あなたの苦手分野がありそうなら、ぜひ本書をチェックしてみてください。
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— コウスケ@Ko's Style (@kosstyle) 2013, 12月 7
- [2013/12/11 05:00]
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