あなたが「そとづら」で損してる5つの理由 〜本『人は「そとづら」が9割』

本『人は「そとづら」が9割 』に書かれているのは、ANA(全日空)の元トップ客室乗務員が教えてくれる、どんな人にも気に入られる「そとづら」の作り方。「そとづら」をよくすることは相手を不快にさせず、むしろ相手を心地よくさせますし、心と心をつなぐ「おもてなし」に通じる
(中略)
人間一人ひとりを、家にたとえて考えてみましょう。「そとづら」とは「玄関」です。というのは、まずは家の中に入るにしても、最初に玄関を通るからです。P.3
ここでいう「そとづら」は単なる「外見」に限りません。
態度、ふるまい、表情なども、「そとづら」として相手に大きな印象を与えています。
今日は本書から、あなたは「そとづら」で損してる5つの理由について考えてみましょう。
1. 「私は」ばかり言っている
「私は」や「僕は」を主語にした言葉遣いは、自己主張が強くなりがちです。「私は」「僕が」より「○○さんは…」と相手を主語に会話を進めていけば、相手も話を聞いてくれてどんどん会話に心を入れてくれるようになります。
P.25
話を聞いてもらえるだけで「気が合う」と思うものです。
人の話を聞いていたはずが、「俺の場合は…」と言っていること、ありませんか?
しかもその話が長かったりすると、相手は「私の話はどこへ…」と不快に感じているかもしれません。
2.「自分の言いたいこと」ばかり話している
話すなら、「自分が言いたいこと」より「相手に求められていること」を話す必要があるわけですね。
- 言いたいことは控えめに。相手の聞きたいことをしっかりと捉えて誠実に答える
- 相手の言いたいこと(聞かれたいこと)を探って質問する。相手の言いたいことにはしっかりと耳を傾ける
自分が言いたいことと相手が聞きたいことが同じケースは、実はそれほど多くないと考えましょう。コミュニケーションのプロフェッショナルは、よく観察すると、優秀な「ピッチャー」よりも優秀な「キャッチャー」が多いようです。P.76
犬が嫌いな人にペット自慢をしても、相手が不快になるだけです。
3. 姿勢が悪い
姿勢の悪さや自信なさ気な歩き方は、人を寄せ付けない象徴と言えそうです。「そとづら」のよさの大敵とも言えるでしょう。
P.105
普段の自分を写真や動画に撮ると、よく分かります。CAの研修では、きれいに見せる姿勢、歩き方について、徹底的に叩き込まれました。
「自分の背中に、一本の金の棒が入っているつもりで、常に姿勢を正しくしていなさい」
その教えの通り、優美な印象を与える姿勢としては、背筋がピンと伸びているというのが非常に重要なこと。それだけで、優美で自信に満ちた生き方をしているとすら、相手に思わせることができます。P.106
姿勢だけで悪い印象を持たれたら損ですよね。
4. 反論ばかりしている
相手を肯定し、認めることからコミュニケーションは始まるのです。
初対面の人に好印象を持たれたいと思うなら、反論したくなるときほど、発言は控えめに。「そういう考えがあるのですね。とても勉強になります」と言ってみましょう。
ときには、笑顔で頷いているだけのほうがステキに見えることだってあるのです。P.34
反論するときって、「自分のほうがすごいと認められたい」という心理が働いているかもしれません。批判めいた言葉を口にしているときの自分って、間違いなく素敵ではないはずです。「そとづら」の悪さの代表的パターンと言ってもいいでしょう。
ちょっと堅苦しい言葉でいえば、「マイナスの言葉は留保する」ということです。P.89
しかし、自分が認められたいなら、まず相手を認めることが大切。
自分を認めてくれない人に良い印象は持ちませんよね。
5. ながら動作をしている
スマホを見ながら家族に応対、なんてこともありがち?誰でもついやってしまうことなのですが、人と応対しているときの「ながら動作」は、自分が感じている何倍も相手に不快感を与えます。
たとえば、パソコンの画面を見ながら返事をされたことや、書類を片付けながら指示されたことはありませんか?P.110
まとめ
人間性を磨くのがもちろん大切ですが、すぐにできることではありません。上記「そとづら」だけなら、すぐに直せますね。
そしてそれだけで、かなり相手が受ける印象は変わります。
あなたの「そとづら」、大丈夫ですか?
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管理人コウスケのひとこと
[MM読了] 野心のすすめ (講談社現代新書) http://t.co/imDZfdwrlv 噂通り、面白かった。印象的なキーワードは「屈辱感」「妄想力」「山登り」、そして「野心」。
— コウスケ@Ko's Style (@kosstyle) 2013, 11月 19
- [2013/11/22 06:00]
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