ブックオフを大成功させ、今度は飲食店「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」をヒットさせた社長の4つの考え方  はてなブックマーク - ブックオフを大成功させ、今度は飲食店「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」をヒットさせた社長の4つの考え方

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行列のできる店、「俺のイタリアン」、「俺のフレンチ」

その名の通り、レストランなのですが、なんと社長はあのブックオフ創業者なのです。


ブックオフを成功させて、全く別の飲食業界でまた成功している。

なぜそんなことが可能なのでしょうか?


本『俺のイタリアン、俺のフレンチ―ぶっちぎりで勝つ競争優位性のつくり方 』に、その秘密が書かれています。





1. 組み合わせる

超不景気だと言われる時代にもかかわらず、毎日毎晩ものすごく繁盛している業態は、立ち飲みの居酒屋です。小さくても毎日毎晩活気ムンムンです。それからもう一つ、ミシュランガイドの星付きレストランです。
(中略)
普通だったら、「じゃあ、立ち飲みをしようか」「じゃあ、星付きレストランで経験した凄腕シェフを迎えよう」……そんな風になるかもしれません。しかし、この三人が閃いたことは、「この二つをくっつけてしまえ!」でした。そして、誕生したのが、「俺の◯◯」シリーズです。両方の勝ちパターンをくっつけているのですから、爆発しないわけがありません。

P.28
アイデアとは、ゼロから生まれるものではなくたいてい既存のものの組み合わせです。

おもしろいアイデアを考えることは、おもしろい組み合わせを考えることなのです。


最高の料理を、立ち飲みやで食べられるというのはとても面白いアイデアですが、実際にそれを実現させてしまうところが、著者・坂本社長のスゴイところ。


2. 「競争優位性」をつくり、参入障壁を高く維持する

ビジネスを組み立てる時に、心の中でいつも繰り返し考えていることは「競争優位性」です。これを差別化要因として、参入障壁を高く維持するのです。

P.29
ミシュランに載るようなお店の超一流シェフを引き抜いて、立ち飲みスタイルの店で働かせることは、かなり難しいでしょう。

しかしそれができた「俺の株式会社」はそのことが競争優位性となり、他社が真似しようとしても難しいのです。


なぜ一流シェフたちがこの店で働く気になったのか?

それはぜひ本を読んでみてください。


3. 部下に裁量権を与える

調理師専門学校を出て、10年後、同級生で料理界に残っているのは1割に満たないといいます。その理由は「仕事がつまらない」「未来が見えない」ということではないでしょうか。
(中略)
私は、たくさんの料理人と面接して気づきました。
それは、「飲食店にとって大切なのは、料理人に裁量権を与えることだ」と。
アイデアと技術のある料理人が、その腕を十二分に振るうためには、切磋琢磨する環境が必要になるでしょう。料理人に裁量権を与えることは、その出発点となります。

P.56
これは料理人以外にも同じことが言えるのではないでしょうか。

部下に裁量権を与えなければ、「言ったってどうせ上司には分かってもらえない」と、言われたことをただやるだけの「考えない社員」になってしまいます。

それでは、上司の想像の範囲内でしか結果は出ません。


モチベーションを考えてみても、
  • 上司に言われてやる
  • 自分で考えてやる
どちらがやる気が出るか、考えてみれば明らかです。


4. 「利他」を考える

フランチャイズを始めて5年間が過ぎた頃、私は稲盛和夫氏の盛和塾に入会しました。そして、稲盛氏に初めてお目にかかった時に、このように言われました。
「あなたは、フランチャイズを行っているようですが、世の中のフランチャイズの会社は自分の利益だけを追って、人によかれかしということができていません。あなたがいま行っているフランチャイズ経営に、是非『利他』という要素を取り入れてください。
(中略)
私は、ブックオフを日本の5本の指に入るフランチャイズチェーンにしたと自負しています。「加盟店と共に成長して、共に幸せになろう」というフィロソフィが成長を手伝ったといまも思っています。

P.112
加盟店に喜ばれるフランチャイズをつくったことが、ブックオフの成功につながったといいます。

そもそもビジネスは、価値を与えて対価を得ること。

自分が得ることばかり考えてしまっていないか、時々自問したいものです。


まとめ

「前例がないから」という理由で、何かを実行しなかった経験はありませんか?


「前例がないから」こそ、やる価値がある。

それなのに、自分は守りに入りすぎていないか?


本書を読んで、あらためてそんなことを考えてみました。

「前例がない」といえば、ブックオフの現会長・橋本真由美さんは、本書著者・坂本さんの後任社長を務めた方。

なんと、専業主婦からパートとしてブックオフ1号店で働くようになり、そこから店長→社員→取締役→社長→会長となった方です。

パート出身者が社長になるというのも、なかなかないのではないでしょうか。


私も審査員を務めた「ビジネス書大賞2014」の第10位、そして某有名ブロガー・ち◯りんさんも大絶賛!していた本です。

ぜひチェックしてみてください。




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