あなたはできてる?仕事のできるチームを作る、上司の5つの会話術 〜本『課長の会話術』  はてなブックマーク - あなたはできてる?仕事のできるチームを作る、上司の5つの会話術 〜本『課長の会話術』

4534051182

部下と信頼関係を築き、部下にやる気を持ってもらい、成果を上げさせるには、最初のコミュニケーションが非常に重要になります。

P.3
「信頼関係」と「やる気」、これが成果を上げるキーワードですね。

そしてそれを作るのが上司の仕事と言えそうです。


あなたは、部下との会話について、以下を意識していますか?

今日は、本『課長の会話術 』から、仕事のできるチームを作る、上司の5つの会話術を紹介します。






1. 上位概念を理解させる

ヨーロッパの有名な小話が紹介されています。

旅人が大きな石を運んでいる人に「何をやっているんですか?」と訊ねたところ、3人がそれぞれこう答えたといいます。

1人目「見ればわかるだろ!石を運んでるんだ。仕事の邪魔をしないでくれ」
2人目「村の教会を作るのさ」
3人目「教会を作って、そこを村人たちの憩いの場にするんですよ」

同じ「石を運ぶ」仕事をしていても、その捉え方によってやる気が全く変わってくるという話です。

人は、より高い上位概念の考え方を持つことにより、仕事や行為にプライドを持つことができるのです。
(中略)
仕事の上位概念を理解すれば、部下は、目先のつらく大変な仕事に対しても、ただ疲弊することなく、別の意味を見出して、目標に向かって邁進できるものです。

P.116


2. 「プロセス」ではなく「結果」をほめる

ほめるときに注意するのは、プロセスよりも結果を重視するということです。
プロセスを評価しないということではありませんが、プロセス評価は、評価する立場の人間の主観に左右されやすく、どうしても表面的な部分に目がいきがちだからです。
た とえば、業務内容の細部まで把握しているわけでもないのに、毎日、残業で遅くまで残って仕事をしている部下をつい「いつも感心だな」と、ねぎらってしまう ようなことです。そういう言葉が続くと、結果が出ていないのもかかわらず、遅くまで会社にいると評価されるというような誤解が生まれます。

P.160
ビジネスは結果がすべてですから、こう考えるのも自然かもしれません。

しかし、子育ては逆に「プロセス」を褒めたほうが良いかもしれません。


思春期初期の子どもたち数百人を対象に行った実験があります。

テスト後にほめるのにあたって2つのグループに分け、一方は能力を、もう一方は努力をほめました。
「まあ、8問正解よ。よくできたわ。頭がいいのね」(能力をほめる)
「まあ、8問正解よ。よくできたわ。頑張ったのね」(努力をほめる)

その結果、能力をほめられたグループは、新しい問題をやらなくなりました。

ボロがでて能力を疑われては困るからです。

一方、努力をほめられたグループは、その9割が新しい問題にチャレンジし、学びのチャンスを逃さなかったそうです。


本『「やればできる!」の研究―能力を開花させるマインドセットの力 』に詳しく書かれています。

2010年に読んだ本100冊の中で最も影響を受けた10冊でも紹介した本です。



3. 最後まで話を聞く

相手の話の途中で口をはさむのは、「聞く」ことができていない証拠です。最後まで聞かなければ、部下の真意もつかむことができません。話をさえぎられたほ うは、消化不良のまま、ネガティブな気持ちで上司の話を聞かされるわけで、こんな状態では、どんなにいい話をしても相手の中に入っていきません。

P.204
信頼関係がなければ、上司と部下というチームはうまくいきません。

信頼関係を構築するには、まず「聞く」ことが大切ですね。

意外と知られていない!コミュニケーションに最も大切な「聞く」ときの心得 〜『会話は「聞く」からはじめなさい 』


4. 「イエス」で受け止める

反対意見を言うときも、反応はまず「イエス」です。
「イエス、バット」という話法がありますが、まず相手を受け入れて、認めた上で、自分の考えを伝えていきます。頭ごなしに否定されると、それだけで聞く耳を持たなくなる部下がいたりしますが、「イエス、バット」だと、すんなり聞き入れてくれることもあります。
「田中さん、仮想の映画館では、どんな作品も上映できるんですよ」
「いいね、面白いこと考えたね。でも、課金の問題は残るよね。
「そうか、課金か。そこまで考えていませんでした」

P.209
様々な本で紹介されている、「イエス、バット法」。

たしかに相手からすると、「ノー」で頭ごなしに否定されるよりはマシです。

しかし、「イエス」の直後に否定されるので、やはり気分が悪くなる人もいるのではないでしょうか。


そこで私がオススメしたいのが、「イエス、アンド法」。

意見やアイデアを出すとき、相手の意見を「イエス」で受け、それに便乗・上乗せする形で自分のアイデアを言うのです。

どうしても反対意見や違う意見を言いたいときもあると思いますが、そのときも文脈がおかしくても「イエス、アンド」の形にします。

以下の3パターンのうち、あなたがAさんならどれが一番素直に受け入れられますか?


「ノー」で頭ごなしに否定。

A「晩ご飯どうする?パスタどう?」
B「パスタは嫌だな。焼き肉にしようよ!」


「イエス、バット」法。

A「晩ご飯どうする?パスタどう?」
B「いいね!でも、焼き肉がいいな!」


「イエス、アンド」法。

A「晩ご飯どうする?パスタどう?」
B「いいね!それから、焼き肉もいいよね!」



「イエス、アンド」法について、私はこの講義で学びました。



5. 空気を「読む」のではなく「作る」

空気は読むものではなく、作るものです。そして、いい空気を作ることができるのが、その組織の中でのリーダー、つまり課長なのです。
空気を変える力は、挨拶の中にあります。
暗く沈んだ雰囲気の集団に対して、誰かが気持ちのいい挨拶をしてみると、挨拶の力で一気に場の雰囲気が変わります。

P.215
昔、とんでもなく空気の悪い部署にいたことがあります。

部署のトップを全員が恐れており、彼がいるかいないかで雰囲気がまったく違うのです。

朝の挨拶から元気もなく、1日中ピリピリムード。

ストレスで体調を壊した人もいました。


仕事ですから厳しさも必要だとは思いますが、暗い雰囲気・悪い緊張感の中では、部下は失敗を避けてチャレンジをしなくなり、怯えて言われた通りのことだけをする「ロボット」になってしまうのではないでしょうか。

下から新しいアイデアや悪い報告が上がってこなくなり、チームにとっても上司にとってもマイナスです。


以前仕事で訪れた小学校は、校長先生が飛び抜けて明るい方でした。

職員室も明るい雰囲気。

すれ違う児童全員が「こんにちわ!」と私に挨拶をしてくれます。

他の小学校とはまるで違う雰囲気でした。


トップが空気を作るのだということを肌で感じたエピソードです。


まとめ

ここでは、「上司」でなくても、何かのチームのリーダーとして、あるいは子育てなどにも使える内容を紹介しました。

実際の本『課長の会話術 』には、
  • 面談で何を話すべきか
  • 部下ごとに違う「やる気」のツボの見分け方
  • 迷っている部下へのアドバイス法
など、もっと突っ込んだ「課長術」が書かれています。


著者の以前の本『課長の時間術 』を紹介した以下の記事が大人気でした。

合わせてどうぞ。

次々仕事を任されても「忙しい」と言わない人の4つの時間術


あなたはどう思いますか?




「いいね!」で応援お願いします!




オススメの関連リンク



管理人コウスケのひとこと


コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://kosstyle.blog16.fc2.com/tb.php/2586-798f42fc