上手くブログを書くなら、美味い「おまんじゅう」をイメージすると良い
1. 「あんこ」を探す
あなたがブログを書くとき、「いちばん伝えたい内容」「書く目的」を決めていますか?長い文章を書くときは、この「おまんじゅう」の構造に当てはめて考えるとスムーズに書き進めることができます。いちばん伝えたい内容が「あんこ」であり、書き出しと終わりを「皮」と考えるのです。
(中略)
最初にやるべきことは「あんこ」を探すことです。「メールやレポートを書く目的はなんだっけ?」と整理し、大切なことを箇条書きにしていきます。そのうえで優先順位をつけたり、内容が重複する部分はひとつにまとめたりします。それができたら清書をし、もらった相手になったつもりで読み直してみましょう。P.178
いきなり冒頭から書き始める必要はないのです。
私の場合もまずいちばん伝えたいことを箇条書きし、優先順位をつけます。
この記事で言えば、この3つ。
- 「あんこ」を探す
- 「皮」のひとくち目を美味しそうにする
- 最後のひとくちの「皮」で食後の印象を決める
その後、これを詳しく説明するために文章を広げていきます。
本からの引用や、私の経験談・考えなどがそれです。
2. 「皮」のひとくち目を美味しそうにする
ブログで言えば、キャッチコピーは記事タイトル、冒頭のフレーズは記事の最初の文ですね。こんどは「皮」に着手します。最も大切なのは、冒頭のフレーズ。ここがおいしそうでなければ、その先には進んでくれません。なので、よみたくなるような配 慮をほどこしましょう。いきなり難しい熟語を使って読み手の思考を止めるのは避けたいですし、いたずらに長い書き出しで勢いをそぐのもオススメできませ ん。
(中略)
ちなみにコピーライターは、広告でいちばん目立つキャッチコピーと同じくらいの熱量で冒頭のフレーズを考えます。P.179
あなたはブログを書くとき、記事タイトルや冒頭のフレーズを大切にしていますか?
私は冒頭の文章については、なるべく短く読みやすくし、その先を読みたくなるように工夫しています。
たとえば
- 質問にする
- 気になってもらえそうなキーワードを入れる
どうしても自分でつくれない場合は、他人の力を借ります。
他人の名言や、本からの引用で始めるのです。
ちなみに記事タイトルは必ず10案以上考え、そこから選んでいます。
3. 最後のひとくちの「皮」で食後の印象を決める
「あぁ美味しいおまんじゅうだった!」となるか、「後味が悪かった。美味しくないおまんじゅうだった」となるか。次に最後のフレーズを考えましょう。伝えたいことは箇条書きでおさえているので、この部分がなくても意味は伝わります。でもここは、読後感を左右する大切なパーツ。最後まで読んでよかったと思ってもらえる印象的なフレーズを探しましょう。僕が好きなのは、これからの目標や、未来への決意を入れるスタイルで す。
P.179
最後のひとくちが、全体の印象を決めることがあるのです。
私個人的には、これがなかなか難しいと感じます。
うまくオチをつけたり、印象的なフレーズをもってこれたら良いのですが、無難なひと言になってしまいがちです。
なるべく考えるのですが、どうしても思いつかない場合は、無難な文章や結論を繰り返すことで締め、公開してしまいます。
ブログですから後で修正も可能。いつまでも悩んで時間をかけるよりは、公開してしまったほうが良いと考えます。
まとめ
上記の内容を「あたりまえ」と思う方も中にはいるでしょう。しかし、「あんこ」が見えないブログ記事が意外と多いのです。
ところで本書のタイトルである『「売り言葉」と「買い言葉」』にここでは触れませんでした。
「売り言葉に買い言葉」といえば、暴言に暴言でやり返すという意味ですが、本書では違う意味を定義しています。
「売り言葉」とは何か?
「買い言葉」とは何か?
答えは、本書を買わなくてもAmazonや楽天ブックスの本書紹介ページに書かれています。
オススメの関連記事
- 【全26記事】あなたのブログが変わる!「文章力」を磨くために読みたい2013年の記事まとめ
- 文章を書くのが苦手な人に必要な『伝わる書き方』3つのステップ
- あなたのブログやメールにはこれが足りない!文章で相手を説得する3つの方法
- ブロガー必読!毎月10万字書くブックライターが、文章を書くときに気をつけている3つのこと
- ヒット連発コピーライターに学ぶ!【退屈なブログ】を【心を動かすブログ】に変える3つの超重要テクニック!
管理人コウスケのひとこと
『「勇敢なふりをすること」これこそがマンデラの勇敢さの定義であり、彼の行動はまさにその言葉通りであった。恐れを感じないというのは愚かな証拠で、勇敢さというのは恐れに負けないことである』 ネルソン・マンデラの行動哲学 http://t.co/7Z3LmD238o
— Kosuke (Ko's Style) (@kosstyle) 2014, 3月 15
- [2014/03/20 06:30]
- オススメの本 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0) |
- この記事のURL |
- TOP ▲
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://kosstyle.blog16.fc2.com/tb.php/2537-6fd95000
- | HOME |