売上目標なし・営業ノルマなし・残業なしなのに「赤字なし」の会社・未来工業の4つの仕事術  はてなブックマーク - 売上目標なし・営業ノルマなし・残業なしなのに「赤字なし」の会社・未来工業の4つの仕事術

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わたしが創業した未来工業は、創業以来49年間、売上目標を立てたことがない。
だが、赤字決算になったことは一度もない。営業ノルマも成果主義も一切ない。
毎朝8時半始業で、1時間の昼休みをはさみ、午後4時45分終業。午後5時前には大半の社員が退社する。

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夢のような会社ですが、岐阜県に実在する企業。TVなどでも有名ですね。

本『毎日4時45分に帰る人がやっているつまらない「常識」59の捨て方 』でその未来工業の創業者が、常識を捨てた新ワークスタイルを提案しています。


今日は本書から、売上目標なし・営業ノルマなし・残業なしなのに「赤字なし」の会社・未来工業の4つの仕事術を紹介します。





1. 「常に考える」

残業禁止はもちろん、仕事の持ち帰りも禁止。おまけに年間休日も140日+有給休暇40日(育児休職は最大3年)で、厚生労働省から「日本一休みが多い会社」として表彰されている。
だから仕事の段取りをかなり効率的に考えないと、やりかけ仕事の山に苦しむことになる。たえずムダを省き、「常に考える」ことが欠かせないのだ。

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経営理念は「常に考える」

「考えろ」と言うだけではダメなので、「考える」ための環境や仕組みがあります。


たとえば、社内のいたるところに「常に考える!」と貼られているのを、TVでみたことがあります。


また社内提案制度があり、どんなにつまらない提案でも出せば1件500円支給、提案が実施されたら最高3万円の報奨金も出ます。

「お金をモチベーションにすると結果的にモチベーションが下がる」という実験結果を見たこともありますが、しかし「考えるクセ」がつくキッカケとしては良さそうです。



自分の会社の経営理念やミッションを知らないという人も多いのではないでしょうか。

未来工業ではこのように「常に考える」を徹底しています。


「指示通りにやる」ではなく「考える」です。


2. 命令禁止

上司から事細かに注意されても、部下のモチベーションはなかなか上がらない。きっと誰もが思い当たることがあるはずだ。
だから、未来工業では「命令」は禁止で、その代わりに「説得」と「納得させること」を義務づけている。
(中略)
「こうしないとダメ!」という言い方も禁止。人それぞれで自由なやり方を認めている。できるだけ本人のアイデアを尊重して、いかにやる気を出させるかを考えようというのが、この会社の方針だからだ。

P.107
命令しないでどうするか。

こんな方法が良さそうです。

言うことを聞かない部下や子供に困っている方へ!「指示」「命令」より「質問」のほうが効果的な5つの理由


命令されない部下は、自分で考えるしかありません。

反対に、所員からQさんが質問や相談を受ける場合は、
「所長、どうしましょうか?」
という言い方ではなく、まず自分はどうしたらいいと思うのかを考えてから、意見を聞きにきてほしいとお願いしている。

P.108

口癖のように

「どうしましょう?」

と上司に聞いてしまう人は注意が必要です。


「A案とB案があり、私はA案だと思うのですが、それでよろしいでしょうか?」

なら、部下は自分で考えた意見を持っているし、上司も答えやすいですね。


3. 人を育てるのではなく、人が育つ環境を作る

昔、現社長から『おまえごときが、人を育てようなんて10年早い。それより、人が育つ環境をつくれ』とじかにいわれたことがあります。そのときはかなり堪 えましたが、そのためには上司からの命令は指示で働くより、やはり自分の失敗からひとつづつ学んでいくのが、結果的にはいちばんの早道だと思います

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少し話は違いますが、問題やミスについても「環境」「仕組み」で解決したほうが良さそうです。

ミスしない人に育てるのではなく、ミスしない環境をつくるわけです。

そうすれば、他の人も同じミスをしません。

人を責めるな!問題・失敗は「人」ではなく「仕組み」で解決しよう


4. 部下の小さな失敗には目をつぶる忍耐力を持つ

少しおかしいなと思っても、担当者の背中を押してやることが権限移譲につながる。そこで生まれる小さな失敗に目をつぶる忍耐力が、リーダーには求められる。

P.158
「ガリガリ君」で有名な赤城乳業でも、部下が何でも言えるような場作りをしているそうです。

「ガリガリ君」の赤城乳業の強さの秘密 〜本『言える化 ー「ガリガリ君」の赤城乳業が躍進する秘密 』



当然上司の常識では考えられないようなことをすることにもなるわけですが、結果的にそれが斬新な商品につながることもあるのです。

「任せる」ことをすれば、失敗もつきもの。

リーダーはそれに耐える忍耐力と、部下の失敗の責任を取る覚悟ことが必要ですね。


まとめ

ここでは紹介しませんでしたが、本書には他にも
  • 営業マンはパソコン・ケータイ禁止
  • 部下に仕事を丸投げする
  • 現場訪問は事前にアポをとらない
など他の企業とは真逆の手法をとる未来工業の考え方が書かれており、とても興味深い内容です。


常識的なやり方では、常識的な結果しか出ない

未来工業のようにするためには経営トップがこういう考え方をしないとかなり難しそうですが、小さなことから真似してみるのも良さそうです。

…いや、ただ真似するだけでは「常に考える」が出来ていませんね。




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