【行動力】世界の教育問題を解決する24歳の奮闘記に学ぶ5つのこと 〜本『「最高の授業」を、 世界の果てまで届けよう』  はてなブックマーク - 【行動力】世界の教育問題を解決する24歳の奮闘記に学ぶ5つのこと 〜本『「最高の授業」を、 世界の果てまで届けよう』

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今日紹介するのは、教師不足になやむ途上国に、ネットやDVDを駆使して「最高の授業」を届けつづける24才の早大生、税所篤快さんの社会起業戦記『「最高の授業」を、 世界の果てまで届けよう 』です。

偏差値28の落ちこぼれだった彼が早稲田大学に入り、成功と挫折を繰り返しながら世界各地の教育危機を次々と救う様子はかなり刺激的です。


今日は本書から学んだ5つのことを紹介します。





1. インプリメンターになれ

日本の大学生20人をバングラデシュに呼び、現地の課題を解決するアイデアを出してもらう、という企画があったといいます。

あのグラミン銀行総裁のムハマド・ユヌス博士ご本人が来てレクチャーしてくれるというすごい企画。

その終わりに、九州大学でグラミン銀行グループと共同研究をしている先生がこう言ったそうです。

「みなさんのアイデアはすばらしかった。(中略)
さて、みなさんに訊きたい。これらのアイデアをほんとうにわれわれと実践する気がある、という人はどのくらいいますか?」
一瞬の沈黙。学生たちは互いに顔を見合わせる。数人がおそるおそる手を挙げた。
「ーーそうですか。このグラミンには、たくさんのアイデアが蓄積されています。アイデアはたくさんあるんです。ただ、実践する人がいない」
会議室を再び沈黙が支配した。

「君たちにはインプリメンターになってほしいんです」

P.78
アイデアを実行する人になれ、と。

これはドキッとする言葉ですね。

実行しないアイデアなんて、ないのと同じかもしれません。


ときどきネット上などで新しいウェブサービスなどについて、

「俺も同じこと考えてたのに先越された」

なんてコメントを見かけますが、「考えること」と「実行すること」との差は、ものすごく大きいですよね。


2. やりたいことを話せば仲間が増える

三輪とはグラミン銀行で出会ったのだが、ふとしたおりに映像授業のコンセプトを話してみたところ、早稲田大学の先輩であることがわかり、しかも偶然にも彼もT予備校の出身者だったために一瞬でその可能性を理解してくれた。「ぜひやってみよう!」と協力してくれることになったのだ。

P.86
他にも著者は、バングラデシュの大学生にプロジェクトについて話したことで、その後現地を全て仕切ってくれる最高のパートナーを手に入れたり、藤原和博氏が参加するシンポジウムで氏を直撃して人生相談をしたり。

周りを巻き込む力とかそういうカッコイイものではなく、とにかく周りの人にやりたいことを話す、素直に悩みや困りごとを相談することで、次々と協力者を得ていきます。

弱みを見せられる強さ、というのを感じます。

仲間力を上げる4つのポイント ~ルフィの仲間力 『ONE PIECE』流、周りの人を味方に変える法


3. 行動すれば何かが起こる

米倉先生は以前、僕にこんな言葉をかけてくれたことがある。
「人生は結局、やるか、やらないかだ。思い出になるか、ならないか。おもしろいか、おもしろくないか。失うものはなにもない。ーー俺はこれをアツヨシ(著者)から教わった」

P.232
著者の行動力はものすごいです。

「ただ塾」という無料の塾のプロジェクトを思いつき、区長にかけあう。

本の著者に会いたくなり、電話してすぐ翌日には東京から秋田へ会いに行く。

藤巻幸大さんのいう「じか当たり」を次々としていくわけです。

フジマキ流!会社に頼らず成功するための7つの人脈術 〜本『人生を楽しみたければ ピンで立て! 』


本書を読めば読むほど、「できる・できない」ではなく、「やる・やらない」だと痛感します。


4. ヨコ展開を考える

(バングラデシュには)先生が4万人も足りない……。
待てよ。
自分がT予備校で受けていた授業は、すべてDVD。によるものだった。
あれならば、授業を一度収録すれば、それをどんどんコピーすることで、先生を「増やす」ことができるーー。

P.77
こうしてバングラデシュでの「ドラゴン桜プロジェクト」のアイデアが浮かんだそうです。


たいていの問題は、自分だけの問題ではなく、他の人、会社、地区でも起きているはず。

それなら、他ではどう解決したのかと調べてみれば、ヒントが見つかります。

ライフネット生命保険の出口社長の言われる、「ヨコ思考」ですね。

優柔不断なあなたへ。「思考軸」をつくって瞬時に判断できるようになる5つの考え方

著者らは、バングラデシュの教師不足問題を日本の予備校の手法をヨコ展開することで解決し、さらにバングラデシュでうまくいったことを他の国にもヨコ展開しています。


5. 収益があることこそ、存在意義の証拠

グラミン銀行総裁のユヌス氏がこう言われたそうです。

「私はチャリティが嫌いだ」と言うんですね。
「社会に存在意義がある事業は、必ず利益を生み出す。私がやっているグラミン銀行は本当に儲かっている。だから継続できて、みんなが認めて参加してくれる。収益性がナンバーワンの誇りであり、社会起業も企業も関係ない。

P.243
チャリティは素晴らしいことなのですが、「継続」が難しい。

本当に価値のあることなら、利益を生み出すはずだと。

これにはとても考えさせられます。


まとめ

本書を読む前には著者について「ものすごい若者だな」という印象でした。

が、実際に本を読むと
  • 偏差値28の落ちこぼれだったこと
  • ワタミの支援を受けるも結果を出せず、その信頼を失ったこと
  • 現地スタッフに仕事を任せ、東京に逃げ帰って呆けた毎日をすごしたこと
など書かれており、「あれ?」という感じ。

「なんだ、意外と普通の人かも?」と。


しかし自分の弱さをさらけだせるのが著者の魅力かもしれません。

これがあるから、周りの人から助けてもらえるのでしょう。


そして、それでも、やっぱりすごい人です。

なにがスゴイかといえば「行動力」。これに尽きます。


「自分も思い切って行動し続ければ、何か大きいことができるかもしれない」そう思わせてくれる、素敵な本です。

ぜひ読んでみてください。


著者やその仲間の皆さんの活動がよく分かるサイトも、ぜひチェックしてみてください!

e-Education Project.eラーニングで途上国に革命を。

トジョウエンジン | 途上国のイメージを豊かにするノンストップ・デイリーマガジン




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