「自分オリジナル」の人生を生きるための3つのステップ 〜本『未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる』

本『未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる 』に、このように書かれています。正しい生き方、正しい働き方などというものは存在しません。また、自分には今の働き方以外、何も選択肢はないなどと、最初からあきらめてしまう必要もありません。私たちは今、自分なりの働き方を選べる時代に生きています。それは正規か非正規か、会社員かフリーランスかといった従来型の区分でもありません。もっと自由に考えることで、従来とは根本的に異なる新しい働き方が見つけられるはずなのです。
P.5
しかしそうは言っても、具体的にどうしたら良いのでしょうか?
今日は本書から、オリジナルの人生を生きるための3つのステップを紹介します。
1. 手に入れたい人生を明確にする
以前、TVで光浦靖子さんがと言うと、「なんやそれー!」とほかの芸人さんたちが爆笑していました。「悩みというか…この先の人生に対する漠然とした不安があるの」
しかしこれを聞いたとき、当時の自分は笑えませんでした。
自分も似たものを感じていたからです。
なぜ不安になるかと考えると、「先が見えないから」ではないでしょうか。
地図のない道を行くよりも、地図を描いてから進むほうが不安もいくらか解消されそうです。
本『未来の働き方を考えよう』著者ちきりんさんが「手に入れたい人生を明確にする」を勧める理由は、ちょっとニュアンスが違います。
世間のレールの上を走るんじゃなく、自分でレールを敷いてそこを走ると決めれば楽だよ、ということですね。やりたいことのない人生を無駄だと言うつもりはありません。ただ私が言いたいのは、「自分がやりたいことが明確になれば、人生はものすごく楽になる」ということです。それが明確になれば、世間の常識に自分を合わせる必要がなくなります。より有名な会社に入るとか、より高い地位を目指すとか、よりよいお給料をもらうということに、ほとんど意味がなくなるのです。P.191
2. 将来のシナリオを複数持つ
複数の選択肢を持っていれば、AがダメならB、と考えることができ、いちいち極端に凹まずに済みます。どんな分野にいる人も、働いて数年たったら、将来ありうる働き方のモデルを5つ程度、言語化(シナリオ化)し、自分の進みたい道について意図的になるべきです。そして、数年ごとにそのモデルを見直し、進むべき道を定期的に選びなおすのです。そうすれば、40代半ばに第二のオリジナル人生を設計するのは決して難しいことではありません。
P.205
が、実際にはただその選択肢を言語化しておくだけでは足りないでしょう。
実際にそれを実現できる準備をしておかなければ、急にそれを選ぶことは難しそうです。
3. 市場で稼ぐ力をつける
たとえば、今いきなりリストラされたら、すぐにお金を作る手段を持っていますか?自分が市場から遠いところにいると思う方は、土日だけでも副業として市場に向き合ってみれば、その感覚を身につけるのに役立つはずです。成功報酬や、歩合制のアルバイトをやってみてもいいし、フリーマーケットに売り手として参加するのもいいでしょう。
(中略)
また、名刺を使わないで何かをやってみる事でも大きな学びがあるはずです。大企業を辞めると、名刺の力の偉大さを痛感すると言われます。誰かにアポを取るだけでも、名刺に書いてある会社名の有無によって、全く結果が違います。P.213
すぐ始められるというと、たとえばヤフオクがありますね。
自分の持ち物を売ることができればすぐお金になります。
しかしこのようなネットオークション1つにしても、その人のスキル次第で売上はまったく変わってきます。
「市場」に慣れておく、というのはとても大切かもしれません。
まとめ
本書のキモは、タイトル通り「二回生きよう」ということ。より具体的に言うと、40代で転職して2つ目の仕事をしよう、ということを言っています。
2回目は、本当に自分のやりたいことをやってみたら?と。
どうしても凡人(の私)は「わかってるんだけど、でもなかなかね…」と思ってしまいそうですが、実際には同じ会社で同じ仕事をしていることにもリスクがありますよね。
実際に動くかは別として、上記1〜3のような「準備」は必要と感じます。
それにしても、ちきりんさんは「考えよう」「考えよう」「考えよう」「考えよう」と言い続けていますね。




考える(頭を働かせる)には「書く」ことが大事。
上記1〜3について手帳などに書いてみたり、あるいはちきりんさんの本の感想などをブログに書いてみてはいかがでしょう?
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今日のひとこと
いかん、zozo townみてたら止まらん。。。
— コウスケ@Ko's Style (@kosstyle) June 27, 2013
- [2013/07/16 23:34]
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