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あなたがカラオケで歌うのは好きな歌?得意な歌?皆で歌える歌? デキる人・デキない人の考え方はこんなに違う 〜本『一流役員が実践している仕事の哲学』  はてなブックマーク - あなたがカラオケで歌うのは好きな歌?得意な歌?皆で歌える歌? デキる人・デキない人の考え方はこんなに違う 〜本『一流役員が実践している仕事の哲学』

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以前、運良く某大企業のコアな部署に出向し、役員の方とお仕事をさせていただいていました。

宴会のとき、社員の方々が役員におべっかを使うのはよくある光景ですが、私がそこで見た光景はそれではありませんでした。

社員の方々の眼差しは「憧れ」そのもの、そして発する言葉は間違いなく「本物」です。


その役員の方、仕事ができるのは当然ですが、「人間性」や「考え方」が周りより明らかに上だから、出世されたのだと感じました。


本『一流役員が実践している仕事の哲学 』は、大手から中小企業まで一般社員5万人、1000 人の部長以上の役職者を相手にビジネスを行ってきたコンサルタントが、彼らの持っている哲学や習慣についてまとめた本。

役員などと仕事をする機会のない方はもちろん、頻繁に交流のある方でも意外と気づいていない彼らの「哲学」がありそうです。

今日は本書から、デキる人・デキない人の考え方の違いを5つ、紹介します。




1. メールの返し方

平社員は、
5分考えた挙句、あと回しにする

部長は、
空いた時間にまとめて返す

役員は、
3分以内に返信する

P.016
あなたはどうでしょうか?

日本人はどうしても相手に気遣うためにズバっといえず、メールに時間がかかるかもしれません。

和田裕美さんに学ぶ!性格がよくなる5つのメールの書き方


しかし社内のメールなどは特に、サクッと情報だけ送るような文化があってもよさそうですね。

感情のフォローはあってすれば良いのだし。

「いつやるか?今でしょ!」カリスマ講師が教える、今やる人になる4つの考え方 〜本『今やる人になる40の習慣 』


2. カラオケにて

平社員は、
自分の好きな歌を歌う

部長は、
自分の得意な歌を歌う

役員は、
皆が歌える歌を歌う

P.052
たまたま例として「カラオケ」なわけですが、周りの人をどう考えているか、があらわれていますね。


3. 仮説力

三流は、
仮説を立てない

二流は、
仮説を立てて満足する

一流は、
一瞬で「当たる」仮説を立てる

P.116

ではなぜ一流は「当たる」仮説を立てることができるのか。

仕事のできる人たちは、なぜか瞬時に正確な判断をするのが得意です。
それは仮説設定能力が高いからだと思います。
(中略)
この仮説設定は、瞬時に正しい判断を下していく経営者や役員にとって、なくてはならないものです。
(中略)
経営者や役員は、千本ノック状態で次々にやって来る決裁事項を素早く判断しています。
それはOJTで仮説能力を高める訓練をしているようなもの。

P.117
仮説を立てる→素早く決断する、に慣れているということですね。


もし自分がそういう仕事の状態にないとしたら、仕事以外の場面でも日常的に仮説を立てて素早く決断することを繰り返すと良いですね。

食事に行ったら、その店の一番の人気メニューを素早く推測して注文する、とか。


4. 憧れ

三流は、
誰に教えも請わない

二流は、
優秀な人に憧れる

一流は、
師を仰ぎ、師を越えようとする

P.126

「私には師匠がいました」「憧れの上司がいました」。出世した人たちは、よくそんなお話をされます。
(中略)
それは、言い換えれば目標が具体的であるということです。
人は、「出世する」とか「成功する」という言葉だけの、抽象的なものを目標にしてもやる気が出るわけではないのです。

P.128

あのアントニオ猪木さんも、師に学び、そして超えてみせたそうです。

元気があれば何でもできる!アントニオ猪木流「燃える」成功法則 


5. 伝説

伸びない人間は、
過去の栄光にしがみつく

伸び続ける人間は、
伝説を更新し続ける

P.168

自分でも「あり得ないだろう」と思うような事柄を「でも自分だったらできるだろう」と信じながら達成する。この「伝説」を、出世した人は皆持っています。
そして、それを支えにして、また困難で大変な仕事を乗り越えて新たな「伝説」を作っていくのでしょう。
ところが、伝説がないと人は自分を支えるために他のもので代えようとします。
何か過去の体験の中から「自分は特別だ」という認識を探そうとするのです。

P.170

何かを成し遂げたとき、すぐ切り替えて次の目標設定ができるかどうか。

しかもその目標というのが、「伝説」レベルなんですね。


伝説になるほどのことは、結果的にできたのではなく、つくる意気込みがなければ難しいのかもしれません。


まとめ

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本『一流役員が実践している仕事の哲学 』にはこの他にも、
  • 接待時の店の選び方の違い
  • 時計の選び方の差
  • 趣味への取り組み方の違い
などあり、とても興味深いですよ。


仕事をただ頑張る・結果を出すというだけでなく、「考え方」を変える必要があると分かります。

あるいは仕事で結果を出し続けて上へ上がれば、自然と身につくものなのでしょうか。


あなたはどう思いますか?




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