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ここで差がつく!自分の限界を超えるための5つの手引き  はてなブックマーク - ここで差がつく!自分の限界を超えるための5つの手引き

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子供の頃、鉄棒の逆上がりとか、自転車に乗れるようになったとか、それまでできなかったことができるようになったとき、うれしかったですよね。

できるようになったのは、周りが「できる」と手助けしてくれ、自分もその気になったからではないでしょうか。

限界を超えるためには、「それまでできたことがない」という過去は必要ないのです。


自分の限界を超えて成長し続け、明るい未来を創造するために、私たちはどう考えたら良いのでしょうか?

今日は、スペインでは記録的ベストセラー、日本では2013/5/7に発売された本『ハーバード流 自分の限界を超える思考法 』から、自分の限界を超えるための5つの思考法について紹介します。





1. 変化や不確実な物事にアプローチする

自分の態度を変えれば、より高みに到達できる。だから、自信と好奇心とあこがれを持って変化や不確実な物事にアプローチしよう。

困難な不確実性、リスクやプレッシャーがあるときにこそ、人間の底力が試される。人生が私たちに課題を突きつけるのはこういうときだ。そんなときに最高の自分を発揮する人もいれば、最低の自分しか出せない人もいる。

P.72

脳科学者の茂木健一郎さんは、『人生は何が正解かわからない。思い切って「不確実」を楽しもう』ということをおっしゃっています。

脳が変わる7つの考え方 ~茂木健一郎著『脳が変わる考え方』


何が起こるかわからない状況というのは、不安なものです。

しかし私たちは、逆にわかりきったことばかりでは退屈するのです。

いっそ好奇心を持って、「不確実」を楽しもう!と考えたいですね。


2. 不安より勇気、疑念より自信、習慣より自制心、憎しみより愛を選ぶ

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グラスに水が半分入っています。

それを見て、

「もう半分しかない」

と思うか、

「まだ半分ある」

と思うか。


同じ「コップに半分の水が入っている」という事実を見てどう思うか、私たちは選ぶことができるのです。


不安を抱えたときは勇気を選ぼう。疑念よりも自信を、習慣よりも自制心を、憎しみよりも愛を選ぼう。

P.197


3. 演じている台本に気づき、役からはみ出す

人生は「自分はこういう人間だ」という思い込みに沿って展開することを忘れてはいけない。
(中略)
これまでに何度も何度も演じてきたおなじみの役から抜け出すのはとてもむずかしい。でも本当は誰だって、いま演じている役を超えたらすごいことができるはずなのだ。

P.159
「私はせっかちなタイプで…」「私は運が悪いほうで…」などと言ってしまうこと、ありませんか?

本当にそうだから、と思うかもしれませんが、それはこれまで演じてきた「役」。

自分でそのようなシナリオを書いているから、そのとおりの役を演じてしまうのです。


しかし、今後もそのとおり演じる必要はありません。

台本を超え、アドリブで演じても良いのです。

自分の思い込み=「台本」を演じてしまっていることをまず把握しましょう。


4. 創造のために必要なのは「信念」と「コミットメント」

新たな地平を創造するためのキーワードが2つある。「信念」と「コミットメント」だ。新しい現実を想像できると心から信じてはじめて、私たちはあらゆる不安と疑念に打ち勝つことができる。逆に「できる」と信じていなければ、新たな現実を創造するプロセスに踏み出すことはできない。新しい何かを生み出せるのは信念とコミットメントだけなのだ。

P.167

失敗してあきらめて船を降りるのは、成功する力がないからではない。信念とコミットメントが足りないだけだ。勝てると心から信じ、その成功が自分と愛する者たちの人生にとってどれほど重要かがわかっていれば、絶対にあきらめたりしないはずだ。聖ヨハネも言っているように、「真理はあなた方を自由にする」のだ。

P.168
「できればいいなぁ」と考えることと、「絶対に達成する!」ということ。

どちらがうまくいくかは、明らかですね。


5. 目の前に現れたものを否定せず、受け入れ抱擁する

合気道の達人は、目の前に現れたものを否定せず、ただ受け入れ抱擁する。これがすばらしいチャンスだとわかっているからである。

P.33

自分の目の前に起こる出来事に、腹を立てたり、ガッカリしたり。

そうではなく、受け入れることが大切のようです。


こんなエピソードが載っていました。

ある日、合気道4段の黒帯であるアメリカ人が、日本の電車に乗っていたところ、大男がわめきながら乗り込んできました。

大男はそばにいた乗客の手から新聞をひったくります。

アメリカ人の視線に気づき、その腕前も知らずに近づいてきます。

「アメリカ人のクズ野郎!何をじろじろ見てやがんだよ」


アメリカ人が身構えたところ、そこへ小柄な老人が割って入って来ました。

「あんた、飲んでるんだろう。私も酒は大好きだよ。こっちの車両へ行こう。おしゃべりしようじゃないか」


この老人、実は合気道界の重鎮の一人だったのだとか。

「いったいどうしたんだね?何をそんなにカッカしているんだ」


老人が聞くと、大男は失業中。妻も亡くなり、途方にくれていたのだとすすり泣き始めたそうです。


アメリカ人が、説教したり、戦おうとしたら、まったく違う結果になっていたでしょう。

どちらのためにもなりません。

大男は老人に受け入れられたことによって本来の「素直な心」を引き出されたのです。


そういえば、本『ひとを動かす技術 』には
  • 「押す」より「引く」
  • 「反応」せずに、「対応」する
とありました。

パートナー・子供・部下との関係が良くなる!人の心を動かす6つの考え方 〜本『ひとを動かす技術』



まとめ

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「自分の限界を超える」というと、気合だ!根性だ!となりそうですが、そうではない「思考法」が書かれているのが本書『ハーバード流 自分の限界を超える思考法 』。

スペインで記録的ベストセラーとのことで、確かに濃い内容です。


本書を読んであらためて感じたのは、自分の限界を超えるために「他を受け入れる」必要性。

自分の中には、「限界を超えた世界」がないからです。

自分とは異なる他人の意見、うまくいかない状況、困難な問題。

それらを拒否するのではなく、受け入れた先に、自分の限界を超えた世界が見えてきそうです。


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