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100歳の現役サラリーマンに学ぶ!長生きし、ずっと必要とされる人の秘訣  はてなブックマーク - 100歳の現役サラリーマンに学ぶ!長生きし、ずっと必要とされる人の秘訣

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多くの人は100歳まで生きられるかも怪しいのに、100歳でもサラリーマンとして働き続けている方がいます。

96歳で退社を申し出るも、「会社に来てくれるだけでいいから」と引き止められたほどです(笑)。


なぜ彼は、そんなにも必要とされるのでしょうか。



100歳のサラリーマン、福太郎さんの本『100歳、ずっと必要とされる人 ――現役100歳サラリーマンの幸せな生き方 』を読めば、それが分かるかもしれません。

今日は本書の一部を紹介します(動画あり)。




人の役に立ちたい

福太郎さんは、大学の助手、軍隊、毛皮業を経て、経営者である友人に誘われて、49歳にして初めてサラリーマンとなりました。

親友が、僕のことを望月証券に誘ってくれた。(中略)
長年の親友で、頑張り屋で頭のいい、リーダーとしての才覚がある望月さんが、僕を必要としてくれている。自然と、望月さんのために頑張りたいと思ったんだ。だから僕は、好きな事をやり遂げるためとか、会社のためとかではなくて、ただ望月さんのために頑張ったんです。

P.98

僕はリーダーになるよりも、自分が得意なことでみんなを手伝うほうが好きだったんです。

P.100

現役時代にえらかったとか、えらくなかったとか、どうでもいいと思ってるんです。会社のみなさんと一緒に働いて、会社のみなさんや社会の誰かの役に立てることが大事。

P.28
福太郎さんにはいつも利他の精神があったようです。

共著者もこう書いています。

福太郎さんが「利他」と言うのは、決して、相手に嫌われたくない、仲間はずれにされたくないからといった後ろ向きの理由ではありません。そうではなく、自分が何かをしようと思った時に最初に相手のことを考え、自分から何を与えられるか考えておく。そうすれば、きっと相手も自分も満足するはずーーそんな感じなのです。

P.14

福太郎さんが今働いている会社は、彼が尽くした望月さんに紹介してもらった会社。

他人に喜んでもらえることは自分の喜びにもなるし、いずれ返ってくるものですね。


のん気で、イライラしない

人間はずっと順調な人生より、色々あったほうがいい。そう思えるのは、きっと僕がのん気な性格だからなんだろうね。

P.53
本書を読んでいると、穏やかな福太郎さんの性格がよくわかります。

「人生で本当につらかったことなんて、ない」「つらいなんて、心がけ次第だ」と言ってしまうくらいですから。


ストレスの少ない人は長生きするだろうし、周りの人も慕ってくれそうですね。


人は一人では生きられない

戦争は本当に嫌なものだし、軍隊なんてないほうがいいのかもしれない。悪いところはいっぱいある。
(中略)
ただ僕が軍隊で、「人はみんなで生きている。一人で生きていくことはできない」ということを教えてもらえたのも事実なんだ。

P.104
この前提があるから、利他の考えでいられるわけですね。

「利他」というと、ただ他人のために尽くすような印象があるかもしれませんが、皆が利他の精神であれば、けっきょくお互い様なんですよね。


まとめ

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本『100歳、ずっと必要とされる人 ――現役100歳サラリーマンの幸せな生き方 』、ぜひあなたにも読んでいただきたい一冊です。

福太郎さんのお話を聞くことができて(読めて)、本当にうれしく思います。

100歳まで生き、家族に支えられ、会社に必要とされ、出版した本を通して世の中から必要とされるという、「人生の可能性」と知ることができたのですから。


福太郎さんの動画がありますが、本当にお元気でビックリ。




奥様も90歳まで長生きされたようですから、やはりなにか長生きの秘訣はありそうだな、と感じます。

福太郎さんご本人は

「長生きの秘訣?ないよ(笑)」

とおっしゃっていますが、本書後半には日課として、
  • 「謡」が趣味
  • 食べるのが好き
  • 1日7000歩、歩くこと
  • 辞書を使って文章を読む知的好奇心を失わないこと
など書かれており、これが長生きの秘訣であるかもしれません。


しかし本書を読むと、幸せの秘訣は長生きすることではなく「ずっと必要とされること」、そしてそれが長生きの秘訣だと思うのです。

あなたは誰かに必要とされていますか?

その努力を怠っていませんか?




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