元アップル・ジャパン社長に学ぶ!「これからの世界」で働くための5つの教え  はてなブックマーク - 元アップル・ジャパン社長に学ぶ!「これからの世界」で働くための5つの教え

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この本で何を一番伝えたいかというと、今の時代に生きる、世界人としての働き方や生き方。「これからの世界」を生き抜くためのものさしである「新しい当たり前」です。
これは何もグローバルにビジネスを行う人に限った話ではありません。自分では世界に出て行こうとしない人でも、世界とつながった今、これまでのように日本国内にとどまって働いていくことはできないのです。

P.004
今日紹介するのは、2013/4/26発売の本『伝説の元アップル・ジャパン社長の40講義 「これからの世界」で働く君たちへ 』。

著者はアップル・ジャパン社のほか、日本オラクル、日本IBMなど外資系企業ばかりで働いてきており、その経験が本書で語られています。

読めば世界のビジネスの現場の厳しさを知ることになりますが、逆に言えば今知っておくべき内容です。


今日は本書から、「これからの世界」で働くための5つの教えを紹介します。




1. 「前向きな不満」を持て

「Glorious Discontent」(栄光ある不満)
つまり、上司や先輩が教えることはそれが正しいとは限らない。現状で満足せずに、もっといいやり方があるのでは、もっと楽しいやり方がきっと見つかるはずと、「前向きな不満」を抱けという、当時の(日本IBM)社長の訓示でした。

P.32
そうは言っても、まずは基本として教わったとおりに素直にやってみることが大切。

上司や先輩が苦労して編み出した方法には、それなりの根拠があるはずです。

それを知ったうえでの「カイゼン」が大切ですね。


2. 「瞬断(瞬時に判断)」せよ

「Make a decison in a second」
この言葉は私がIBM時代に尊敬している方から贈られたもので、20年以上に及ぶ私のマネジャー人生の中でも根幹となる指針となっています。(中略)
自分で自分の人生を積極的にマネジメントしようという人にとって、「決断力」に勝るスキルはありません。スピーディーに決断ができるかどうかは、個人や組織にかかわらず、あらゆる成果や業績を左右します。

P.76
日常的に、小さなことから「瞬時に判断」することに慣れておくことが良さそうです。

優柔不断な自分にサヨナラ!「決める」自分になるための5つのポイント


ちなみに、「瞬断」という言葉は本来別の意味です。念のため。


3. 長文メールは単なる言い訳

長文メールを送る人を、考えがまとまっていないと判断することさえあります。(中略)
アップル時代、スティーブにメールをするときも、三行以内で収めるように意識していたほどです。
(中略)
日本人の感覚だと、直接的に表現するのはどうも憚れて、つい遠回しに表現したり、相手の感情を損ねないために、背景や気遣いを入れてしまいますが、「相手に正確に伝える」ことを重視するプレゼン文化が浸透した欧米では、まったく理解されません。
長いメールはただの言い訳にしか映りませんし、長いというのはブラッシュアップされていないことの証拠なのです

P.72
よく分かるのですが、しかし日本人同士ならこれが必要な場合もありますね。

しかし長くなるにしてもせめて、
  • 題名で中身がわかるようにする
  • 結論を先に書く
  • 項目に分ける
などして、読みやすくすることは必須でしょう。


4. コミットし、死んでもやり通せ

日本企業の場合、最初からできもしない目標を立てたり、時には上から数字が降りてきて、よくわからないままコミットさせられ、達成できなくても「頑張りましたが、数字はクリアできませんでした」で終わることがほとんどです。
これからの世界で戦うみなさんは、まずこのぬるま湯の状態から脱するようにしてください。日本の外資系企業をはじめ、世界のグローバル企業では、こういう目標達成の管理はあり得ません。

P.100

実績づくりには、「有言実行」の繰り返しが必要です。
アメリカのビジネス界は、result driven(結果重視)なので、先にこれを成し遂げますと宣言してから達成することこそが評価に値するのです。
日本では往々にして「不言実行」を好みますが、世界でそれは通用しません。

P.102
かといって、カンタンに達成できるような目標をコミットしてもあまり意味がありません。

逆に、苦しすぎて本当に死んでしまっても問題です。

コミットする(させる)目的は、追い込むというよりも、出し切っていない未知の能力を引き出すことにあるのではないでしょうか。


5. 「感動をつくる」ことが最大の戦略

これからのビジネスの「新しい当たり前」で決定的に重要なことは、「感動」を生み出せるかどうかです。
人対人のビジネス活動において、顧客への対価を生み出すのはもやはモノではなくなっています。
かつては足りないモノを満たす時代でしたが、モノが充足した今、顧客に消費を促すのは単純なモノではありません。高級で高機能は製品が売れるのではなく、「感動」を生む製品に対価を払うようになっているのです。

P.157
アップルの場合、新製品発表のプレゼンや実際に製品を手にしたとき、そしてアップルストアでの対応にも「感動」がありますね。

あなたは仕事で「感動」を生み出せていますか?


まとめ

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本『伝説の元アップル・ジャパン社長の40講義 「これからの世界」で働く君たちへ 』、日本企業に働く人にとって、外資系企業・世界の厳しさを知るのに良い本です。

アップルファンにとっては、ジョブズやティムとのやりとりなども知ることができ、興味深い内容です。


ところで、本書で著者は、自分が代表に就いたときのアップルジャパンはひどかった、ということを何度も言っているので、歴代のアップル日本法人の代表者を調べてみると…

ちなみに歴代の日本法人社長ならびに代表者をおさらいしておくと…
・1983年6月 ~ 1989年3月 福島正也氏(故人)
・1989年3月 ~ 1994年7月 武内重親氏
・1994年7月 ~ 1995年7月 三田聖二氏
・1995年7月 ~ 1997年4月 志賀徹也氏
・1997年4月 ~ 2004年2月 原田泳幸氏
・2004年10月 ~ 2006年7月 前刀禎明氏 マーケティング担当(米Vice President兼任)
・2004年10月 ~2009月9月 山元賢治氏 セールス担当(米Vice President兼任)
・2009年10月 ~ 2010年2月 ジェニファー・ベーリー氏 World Wide Apple Online StoreのVice President
・2010年3月 ~ ダグラス・ベック氏(現代表役員)

著者である山元氏の前には、代表不在・空白の8ヶ月があったのですね。

ちなみにその前は、現日本マクドナルドCEO原田氏。


本書の著者・山元氏も最終的にはどうも解任されたようですが、外資系企業というのは本当に厳しいんですね。


あなたはどう思いますか?




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